太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

福岡県の特産品 ~木うそが西日本新聞で紹介されました~

2010年03月08日 | 記事
西日本新聞の朝刊で、木うそが取り上げられました。
福岡ワイドの県産品ノートという記事で、鷽という鳥の話から、
うそ替え神事などについてまとめられています。

木うそが福岡県の特産品(正式には福岡県知事指定特産民芸品)に指定されたのは
今から27年前の昭和58年(1983)です。
木うその職人として、高田幸男さん、岡藤一彦さん、木村當馬さんの三名が登録され
ました(三名のうち、現在も木うそを作っておられるのは太宰府天満宮元神職の
木村當馬さんだけです)。

昭和51年に博多駅まで新幹線が開通し、太宰府天満宮の参道には修学旅行生を始めと
して沢山の観光客が押し寄せました。そんな折に特産品に指定された木うそは、鷽替
神事の祭具やお守りとともに、民芸品としての扱いが増えていきました。
当時の木うそ職人さんに話を聞くと、「木うそは作った端から飛ぶように売れた…」
と当時の参道の賑わいのほどを知ることができます。


太宰府館に展示してある木うそ



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