森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

母に会いに横浜に。その3

2024-07-29 23:57:32 | 家族スナップ

母に会いに横浜に。その2」の続きです。

またもトップ画像は記事には関係が無くて、「夏の雲はいろいろなものに見えて、面白いね。」の第2弾です。

私には、犬、ネズミ、蛇に見えて、もっと他に干支に見えるものはないかと、思わず探してしまいました。

 

 

毎年、日本の気候は変化していき、もはや温暖な気候とは言い難く、どちらかと言うと夏などは熱帯に近いと思います。そこまで大げさなと思うかもしれませんが、湿度が高く、また本当の熱帯地方の方は、肌の色も濃く太陽から元々守る体だと思うのですが、訳の分からないうちに熱帯に近づいている日本人の肌は依然と同じで、しかもしっかりとスーツなどを着込んでいる生活なのですから堪りませんよね。

そして家でも建物でも中ではエアコンガンガンで、外はますますの温暖化。

転がる坂道って感じですよね。

と言いながらも、じゃあ、その温暖化防止のために、自分の家だけはエアコンを出来るだけつけずに頑張るぞと言うレベルではなくなってきてしまいました。

 

かつて実家での夏は窓をガラガラと開けて寝ていました。

涼しい風が丘の上から降りて来て、朝方は寒くなって窓を閉めたのです。

いつの間にか治安が悪くなって、そんな事はもう夢の夢です。

 

この横浜に行った日も、めちゃくちゃ暑い日でした。

だから私たちのいる部屋は、ずっとエアコンが入っていて快適でした。

ところが母は、その部屋が寒くて長くはいられずに、すぐに何もない暑い部屋に戻って行こうとしました。

私たちも若くはないので、そんなに強い冷房ではなくて普通ならかなり快適なはずです。

でも母にはダメなのです。

年齢がいって体感温度が狂ってしまった人が身近にいる人は、他にもいらっしゃると思います。

 

2年前の夏は実家の片づけを少々手伝っていました。

→「実家の片付け その2」

その記事内には書かなかった事ですが、母の部屋の片づけをしていた時、椅子の上に毛糸のカーデガンが置いてあり、私はこれは洗濯してしまうものだなと振り分けようとしました。すると母は、それは毎晩着て寝るものだから、片づけてはダメだと言いました。

7月ですよ!?

ちょっとだけモメました。だけど嫌がることをしに来たわけではないので、結局は母の言うとおりにしたのだと思います。

 

だけど姉が、やはり歳が100歳近くの人の家に行ったら、やはりこの暑さの中でも、こたつを勧められたと言うので、やっぱり他にもそういう人たちはいるのだなと納得したというのです。

そうは言ってもですよ、現にお年寄りの家の中での熱中症による死亡のニュースが流れたりするわけですから、本人が寒いと言っているから大丈夫ではないと思うのですよ。

私も以前は、お年寄りが冷房代をケチって点けないか、または貧困から冷房がないかなのだと思い込んでいました。そういう場合もあるかもしれませんが、そればかりではないと最近は思っています。

 

実家に帰っても早く寝るということもなくて、日付が変わった頃に、寝る準備のために自分たちの部屋を出ると、まるで天国と地獄。

そっと母の部屋を覗きに行くと、母は肩まで布団をかけて寝ていました。だけど幸せそうな顔をして・・・・。

真夜中に家の中を徘徊する(火の元点検)のが日課な母ですが、この日は私たちとたくさんおしゃべりをしたので疲れたのか、ぐっすりモードでした。

 

滅茶苦茶不安な気持ちになりました。

寧ろ真夜中に起きて部屋中を歩き回り、ついでに水とか飲んでくれた方が良いのではと思いました。

だけど普段はその火の元点検のお部屋徘徊の為に、エアコンをつけておいても扇風機を回しておいても、母はすぐに止めてしまうのです。

 

朝になって母が元気に起きて来てホッとしました。

そうするとロクでもないことを考える私。

 

もしも母が真夜中に熱中症になってしまって、最悪死んでしまったら、不審死として警察が入るじゃないですか。

「良かったですね。今日は娘さんたちが皆いらしていたのですね。」と警察の人が言う・・・・

「それで皆さんは、どちらに居たのですか。」ってなる。

で、私たちはエアコンがガンガン効いている部屋に居ました・・・・・・・って、それ言いづらくない ?

 

これって、私的ジョーク。

 

だけど問題はそこじゃなくて、この夏を無事に乗り越えさせると言うところです。

あの羽根のない扇風機を、隣の部屋で回しておくと言うのはどうなのかしらと思いましたが、真夜中にコンセントから抜いてしまいそう・・・。

 

今日、姉からの連絡で、寝室の隣の部屋のエアコンを28度で設定して、ひと夏つけっぱなしにして、リモコンは隠すという作戦にしたと言っていました。

母にとって点いているのが当たり前の日常で、リモコンの存在を忘れてしまえば良いのですよね。なんか上手くいきそうです。いや、上手くいきますように。

 

ちょっと帰っても、いろいろと考えたり感じたり・・・・・というわけで、まだ続く。

 

 

義兄さんの温室。

もっとちゃんと撮ったのですが、そのちゃんとした全部写ってるのを載せたら、逆に悪いかなと上下を切ってしまいました。

なんか「ちゃんとしてる」って感じがして美しい。

ああ、なんか私いろいろといい加減なような気がします。

なんか「チャンとしなきゃ」って、時々思っています。

「時々思う」って言うのもいい加減なのかも(;^_^A

 

 


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