森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「岸辺露伴ルーヴルへ行く」を読みました。

2011-07-17 00:10:16 | 漫画・マンガ・まんが
岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)
荒木 飛呂彦
集英社

荒木飛呂彦ファンには前から話題になっていた本。

凄く気になっていたのですが、なにせ家の近所の本屋が潰れてしまってからは、本屋に行くのも大変であまり行かなくなってしまいました。それでもひとりで映画に行ったついでに立ち寄る本屋で、この本が若い青年たちに囲まれているのを見ました。

彼ら曰く。

「俺、この本、気になっているんだ。」
「なるよね~。」
「でも悩むよね、高くてさ。」

そう、お高いのですよ、この本。

でも、オールカラーで非常に美しい本なのです。荒木 飛呂彦ファンには手に取る価値のある本だと思います。

だけど青年たちにその本が囲まれていた為か、なんとなく買いそびれてしまいました。

その本を、今日ラッタ君が買ってきました。

※     ※      ※

ジョジョシリーズでは、何故だか杜王町シリーズが好きです。
岸辺露伴のおばあちゃんの遣っていた旅館は駅から遠い・・・
杜王町って、そんな旅館があるような町だったのかと認識新たです。

 

物語の前半は。荒木氏にしては珍しく(と言っても最近の作品は知らないので、既に珍しくないのかもしれませんが)、男と女がねっとりと描かれているように感じました。××の初恋は摩訶不思議な雰囲気で、映画チックです。

取材して描かれているので、ルーヴルの深さ伝わってきました。

ネタバレしないように書いていますが、一箇所だけ物語と関係のないことなので書かせてくださいね。

 

露伴がルーヴルの前に立ったシーン。

ラッタ君が声を出して笑っていたので、覗くとジョジョ立ちとは又違った不思議な構図で立つ露伴。

何でこんな格好・・・。

背中とわき腹が同時にかゆい時にするポーズと、我が家では盛り上がりました。

でもこのインパクトのあるシーンは、後ろに載っている解説に書いてありました。

ルーブル所蔵のミケランジェロ・ブオナローティ作の彫刻「瀕死の奴隷」のポーズをルーヴルへのオマージュとして取り入れているのですって。

なるほどです。

 

お話の内容に触れないので、こんな程度しか書くこともないのですが面白かったです。レポなどの記事部分も興味深く読み応えがありました。

 


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