rest in peaceねえねえ、あの時さ、 「私たち、ここで降りるんじゃない?」って言ったのは、たしかあなたよね。 私たち、結構似た者同士よね。 落ち着いているように見えるけれど、 しっかりしているよ......
上の囲みは昨年の10月10日に投稿したものなんです。
愛子さんがいなくなってあっという間に一年が経ってしまいました。先日、1周忌と言う事で愛子さんの家に行ったのですが、そのお話はまたの時に聞いて下さいね。
今日の私は、いいえ、それは私だけじゃないはず。今週末の台風の事は、とっても心配ですよね~。いろいろと考えたり行動したりしなくちゃいけませんよね。
本当はそれで頭の中がいっぱいと、私は言いたいです。
だけど今日、お友達から電話がかかって来て、闘病中の友人が亡くなった事を知らせてくれたのでした。
この人の事は、「最近の備忘録」と言う記事の中で書かせていただきました。
その記事の中で「脳梗塞」と言う言葉が出てきますが、彼女はある場所の癌だったのです。詳しく書かないのは、今闘病中で頑張っていらっしゃる方が、万が一いらっしゃるといけないからで、彼女への配慮というわけでは無いです。
ただ言える !
煙草は本当に本当にダメですよ~、やっぱり。
逃れられない運命がやって来ますよ。
上にリンクさせた記事の中で
>『その闘病中(その時は発病前)の友人とお電話をくれた友人とは、喫煙の事で不愉快な気持ちになり、ずっと疎遠でいたのでした。二人の事は結構好きな人たちでしたが、煙草の煙でせき込む私には、ヘビースモーカーだった友人とも、その立場を庇う人とも会えなくなるのは仕方がない事だと思ったからです。
世の中には人の断捨離と言う言葉もあって、私はあまり好きな言葉ではなかったのでしたが、生きていく道では、そう言う事があっても仕方がない事なのかも知れないと思ったりもしたのでした。(なんたって健康被害が現実的だったもので)』
と、書かせていただきました。
本当は、これ、私にとっては簡単な事ではなかったのですよ。だって寂しいじゃないですか。せっかく仲良くなって、徐々に楽しくなっていったのに、あれやこれやと我慢を重ね、とうとう意志を持って決意せざるを得なかったのですから。
あの時、姉に
「こんなことしていたら、私には友達が誰も居なくなる。最後はたった一人で死んでいくんだ。」と嘆いて言ったことがあるのです。でも姉は
「やっぱり自分の体だよ。その人は仕方がないと思うよ。」と言ってくれました。
もう会わないと決めたあの日。
だけどいつかは会えると、心のどこかで想っていたと思うのです。
そしてとうとう会えないままお別れしてしまいました。
病気の事を知った後、2月にメールを一回送っただけ。すぐにお返事が来て、ちょっとだけホッとした私。またメールすると書いたのに、ちょっと間が空いただけで、怖くて送ることが出来なくなってしまいました。
去っていった人にはいつだって悔いは残る事になっているのでしょうか。
だけど楽しい想い出もたくさんあったよねー。
例えば2009年の「10月を振り返って」の中に・・・・
> ある日、私は寂しくて・・・
用がある電話も、ない電話もみんな留守電で、世界中の人は皆忙しくて私だけがたった一人ぼっち・・・。それなら良いや。私は一人で生きて行くと決意したらかかってきた電話。
「ごめん。今日ね、和食バイキングに行っていて、たまたま席を立った所だったってわけさ。今帰ってきたから、来ない?」
と言われてほいほい出かけて行ったわけさ。暗くなるまで、語り合っちゃって、友人が帰る時外まで送ってくれました。
「今日は熱く語り合っちゃったよね・・・。あら、でも何を話したか忘れちゃった?!」
私、コケました。でもそういえば何を話したかしら。まあ、いいか。もう寂しくなんかないし。
一緒に食べたケーキ。
(なんだかこんなのを見ていたら涙が出ました・・・・・。)
だけど同じ記事内に
>「自分の町を知る楽しさ」の中でも書きましたが、陶板浴の帰りにも友人達とランチはしました。煙草をたしなむ友人達は、ララポの中でお食事するより、喫煙席があるところを選んで、駅近くのところでボリュームたっぷりのスパゲティランチを頂きました。・・・・、ああ、私はいつか副流煙でバタリといってしまいそうです。みんな禁煙しましょうよ、と言ってみたりもしますが、そんな気はさらさらないみたいです。その帰り、超綺麗な友人宅にお邪魔して、自分の家に帰ってがっかりしたって話しはしていなかったと思いますが、皆様もそういうことって、ありませんか?
その頃からキラキラ光るプラスとモクモクのマイナスが混在していたのですね。
たくさんランチしました。忘年会のリッチなランチも食べました。映画も一緒に見ました。他の友達は知らない事だけれど、二人だけで買い物にも行ったよね。
そして私はいつも思い出す彼女の言葉があるんです。
私「この前藤原竜也のお芝居に行ったんだ。」
彼女「じゃあ、それで一か月は楽しめるわね。」
私「・・・・・・・!!」
お仕事のピークの時代が過ぎて、次の時代をどう生きて行こうかと悩んでいた(今も悩んでいます)私に
彼女「そんなの簡単よ。毎日に楽しい事を見つけて生きて行けば良いのよ。そう言うのは得意なの。」
私(心の中で)「そんなので良いのだったら、私だって負けてないんだけれど。」
この二つの言葉は、時には反発、時には共鳴と思考の振り子を揺らしながら、今でも考えさせられる言葉です。
楽しい毎日楽しい人生でしたか ?
きっとあなたは美しい笑顔で、「はい」と答える事でしょう。
楽しい想い出や、大切な言葉をありがとう。
※
友達からの電話
「××さん、10月2日に亡くなって・・・・・・」
私「えっ!? ちょっと待って! それ愛子さんの命日と一緒よ!」
えっ、どうしてって言われても、それに理由なんかあるわけがありませんよね。
だけど私の胸はキリリキリリと鳴いて、人生の秋とはこんなに寂しいものなのかと思い知らされたのでした。