森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

夏よ、お前を2011<その2>蝉時雨

2011-07-28 15:33:34 | 梢は歌う(日記)

皆様、お元気ですか。

私はまあまあです。ちなみにお仕事を頑張っています。

ところで昨日、今年初めて蝉の鳴き声を聞きました。窓を開けたら「ミーンミーン」と言う夏のおなじみの声が聞こえてきたのです。

今年は蝉の鳴き声を聞かないねと言うのが、最近の夫婦の話題でしたから、夫が帰ってきたら、真っ先に言いました。すると、夫も「あっ、俺も。」と言いました。と言うことは、我が家の家の周りでは昨日から鳴き出したのですね。

今年なんで鳴かないんだろうと思っていた方いませんでしたか。

そうしたら今朝「朝ズバっ!」でやっていましたね。今年春先の低気温が原因で育っていなかったらしいのです。それは蝉ばかりでなくカブトムシなんかも2,3週間ぐらい遅れているそうですよ。

暑い時に蝉の鳴き声は、暑さもまして煩く感じるときもありますが、やっぱり聞こえてこないと寂しいものです。

夏はやっぱり夏を楽しみたいものですよね。

 

※    ※     ※

 

今週は、昨日と今日がお仕事がちょっと大変な日です。昨日は服を着たまま10時半ごろ寝てしまい、そのまま朝まで起きることが出来ないくらい疲れました。そう言うのって、私的にはあまりないことなんです。

夏って、何かをかき立てるパッションみたいなものが潜んでいるような気がするのですよね。

そう、あの蝉時雨のようなもの。

あんな「音」が心の奥底から聞こえてくるような・・・・

 

だけど、いつもそんな気持ちに支配されているわけではありません。時にはぼんやりしたりグータラしたり大事な事ですよね。夕方、ポストに郵便物を取りに行くついでに公園の周りをお散歩しに行きました。そこで近所の人に呼びとめられ、ちょっとしたおしゃべりをしました。

その話の中で、ずっと気になっていた事の真相が分かりました。

近所で凄く嫌いな人がいました。何でかは言いませんが、実害があるので嫌いです。最近見かけないなと思っていたら亡くなっていたのでした。もしかしたらとは思っていましたが、やっぱりそうだったのです。あっけないものです。あんなに元気にしていたのに。

それも夫に言いましたら「可愛そうに。」と彼は言いました。

私は自分に正直です。亡くなったからと言って「嫌いだった」と言う感情は変わりません。だから可哀想だと言う感情が沸き起こってくることはありません。だって人はいつか死ぬのですから。

でも・・・・

「嫌い」と言う感情は変わらなくても、意味を失い消えるのですね。

「そうか。」と私は思いました。

「あの人は、もういないのね。」

そして少し時間が空くと、また「そうか、あの人はもう居ないのね。」と同じ事を考えている私が居たのでした。

いろいろな人と関わり合って生きて行く、この道。

あの人は確かにこの道に居たのになと思います。

夏の日は幻・・・
ちょっとセンチメンタルな気分になった夕方でした。

 

<追記>

あっ、そうそう。及川光博さん、ご結婚ですね♪
しかもお相手は壇れいさん。「相棒」で共演していましたね。その時の共演がきっかけだったなんて。昔の恋人役だったのに未来の嫁さんになるなんて思うもしませんよね。ちなみにその共演した「相棒」の感想は→こちらです(大した事は書いていないけれど、一応褒めています。)こうなると、再放送して欲しいです!

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