その日は安室奈美恵さんの引退の日。
もうそれだけで芸能関係のニュースは一色に染まると思っていた日だったと思います。
だけど、そこに樹木希林さんの訃報が入りました。亡くなったのは前日の15日。
なんだか不思議な感じがしました。安室さんの引退も16日でしたが、最後のライブは15日だったから。
単なる偶然であっても、何でだかその偶然に何か意味があるのかと、それこそ意味もない事を想ってしまったりもしたのです。
樹木希林さんは、何気にシニアにアイドルで映画などの集客力があるのだと近頃しみじみと思っていました。もちろん世代関係なく人気はあったわけですが。
この「敬老の日」を含む三連休に亡くなったのも意味があったのか・・・・
まったく !?
そんなことを呟いているのを希林さんが聞いたら、何を言ってるのかと叱られそうですね^^
かなり前の事ですが、パン屋さんのイートインコーナーでちょっとだけ言葉を交わした人が、樹木希林さんの同級生で、毎年同窓会をやっているのだと教えてくれた事があるのです。その同窓会は、彼女を気持ち良くもてなす為のモノだと、そう語っていた人も楽しそうでした。
また会おうと連絡先を貰ったのに、とうとう連絡じまいになってしまいました。ちゃんとまた連絡していたら、希林さんの面白い話もたくさん聞けたかもしれませんね。
今年になって、樹木希林さんが出演している映画を二本みました。両方とも義母に誘われての事でした。義母は彼女のファンなのです。思わずメールを送ってしまいました。
「昨日の樹木希林さんの訃報には吃驚もしたし、ショックでしたね。彼女の生きる姿勢からは学ぶことがたくさんあったように思います。そんな彼女の素晴らしい映画を、今年、沢山、見る事が出来たのはお母さんのお蔭だと思います。ありがとうございました。 また、ご一緒させてくださいね。」
そう言えば、今年も「敬老の日」と言うものには、私はスルーです。
平成最後の夏の日々が、また終わっていきますね。
もうだいぶ昔ねテレビのチャリティー番組の「目玉」コーナーで、「悠木千帆の名前オークション」みたいなことをやって、(御本人は知らなかった企画のようですが)一般視聴者が低価格(5円とか10円?)で落札し、悠木千帆の名前が芸能界から消えたのを覚えています。
その後は樹木希林さんとしてより幅の広い活動をなさってましたが、芸名とはいえ自分の名前を勝手に売り飛ばされたことで彼女はかなり傷ついたと思います。まあ、そういう経験が芸のこやしになったり他人に優しい人柄につながったのかなぁ?
今では普通になってしまいましたが、昔はしばらく樹木希林と言う名前にはなじめなかったものでした。
その「悠木千帆」と言う名前は、その後新人女優さんに譲られたのですよね、たしか。
いろいろと普通ではないような経験をした彼女だからこその、あの演技だったのかも知れませんね^^