4月20日は家を8時ちょっと過ぎに出ました。10時半に高尾駅で母たちと待ち合わせていました。2時間とちょっとで、往復でabout4時間半かかり、ちょっとしたプチ旅行と言えると思います。
そう思ったら、体がふらふらになるまで目いっぱいにこの日を楽しんでも良いようなものですが、なんといっても母と一緒なので無理をしないと言う計画です。・・・・と、このように書くと、さも母のせいで、本当はもっと遊びたかったのに我慢したかのような印象になってしまいますね。
本当の事を言うと、時間帯スケジュールは最初からハードなモノではありませんでした。
20年ぐらい前に訪れた時も、小学生だった子供たちを送り出し、やはり「多摩森林科学園」に行った後に同じように高尾山口に移動してリフトで上まで登り、そこから薬王院を経て頂上までおよそ40分歩いていき、帰りはケーブルカーに乗って下に降りてきました。そして、お土産を買って帰り、子供たちが帰って来ると普通に「おかえり~」と出迎えたのです。テーブルの上の温泉饅頭のようなお土産を見て不思議そうな顔をした子供たち。
今回のお出掛けもそんな風な時間帯に帰ってきたいと思っていたのです。
帰りの時間の電車も、ここが最終のギリギリと言うのを調べておきました。それは午後4時に高尾山口から戻れば家には6時15分ぐらいには着くと言うものでした。
だけど「多摩森林科学園」も半分でリタイアで、高尾山もケーブルカーで登った所で風景などを眺め薬王院にも行かないで再びケーブルカーに乗って降りてきました。
「多摩森林科学園」を知っている方にしてみれば、「里桜園」の方にも行かなかったのは勿体ないと思われたかもしれません。
高尾山を愛している方から見れば、ケーブルカー往復で終わったのなんて勿体ないと思われたかもしれません。
でも83歳のバーさんと姉と私のおばちゃん二人の三人旅は、こんな勿体ないようなプチ旅行でかなりの満足でした。
ただ何が残念かと言ったら、「多摩森林科学園」でカメラがまさかの電池切れ。
ああ、自分のうっかりさが悔やまれます。(トップ画像は、ラストにカメラを叱咤激励しつつかろうじて写した一枚です。)
それでこのお出掛け日記は、ほとんど文章で成り立っていると言うわけなのです。
高尾山は、本当にリフトとケーブルカーは面白いですよ。
出来ればですが前の方に座ることが出来たら、その面白さが実感できると思います。
上から降りてくるケーブルカーはさながら真っ逆さまに落ちてくるように見えますし、自分たちが降りる時はスピードのないジェットコースターに乗っているような気がして楽しかったです。
隣の席で凄く母も喜んでいたのが分かって私も嬉しく思いました。
「昔、お父さんと一緒に来た時には、こんなケーブルカーはなかったのよ。」
「どんだけ昔なの。」と笑う私たち。
― そうか。母は父との想い出に会いに来たのね。
ケーブルカーの山頂の駅の売店でしか売っていない「天狗焼き」は、、評判通りの外はカリカリ中はモチモチのあんこで、ベンチに座っていただきましたが美味しかったです。
その辺にある茶屋とかレストランとかは座ってゆっくり風景を見ながらお茶なども頂けるみたいです。
お土産屋さんなどを覗くのも楽しいですよね。
私が買ったお土産は・・・。
けっきょく家には5時10分に着きました。
でも昔はもっと早く家に着き、スケジュールも科学園もほとんど回り高尾山も山頂まで行ったわけですから、もっとスタートも早くて体力もあったのだと実感しました。歳を重ねたのは母ばかりではなかったのです。
それでも帰ってきた後から、私はその日にオープンしたスーパーに買い物に行き、主婦的楽しさを味わったと言う欲張りな一日になりました。
そしてその日は15175歩。
だけど全く痩せない・・・・・・・(/_;)
「高尾駅」
高尾駅から「多摩森林科学園」に行く道すがら・・・