森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

手抜きハロウィーン

2015-11-01 17:19:15 | 梢は歌う(日記)
 
ハロウィーンバージョンの東京ディズニーランド《その1》
ふとディズニーランドには、前にはいつ行ったのか考えてみました。ああ、あれはラッタくんが中学を卒業する時に姉妹とその子供たちとみんなで行ったんじゃなかったかしら。トゥーンタウンの...
 

 

囲みの記事は昨年の10月31日に書いたものです。10月29日にルート君〈息子です〉と二人でハロウィーン色に染まったランドに出掛け、楽しんできた私たち。でも毎年やっているハロウィーンイベントは、かなりやる気もなく、なんかテキトーにやってしまって反省した模様。そんな事が書いてある2014年の記事は→「同じ風景でも《2014年のハロウィーン》」 です。

 

ところで今年はさらに手抜きのハロウィーンになってしまいました。

「おかしの家第二話」の感想の中でも書きましたが、水曜日は朝からバタバタフゥフゥの一日でした。

水曜日は28日で別にハロウィーンと言うわけではないのですが、この日にしかお菓子をあげる子供たちが来ないのです。〈昨年の記事などを読んでくださると分かると思いますが、子供が家にやってくるお仕事をほんのちょっとだけしています。〉

11月になって遅れてあげても、まったく意味がないと思います。そのような事に気がついたのが前日の27日。何の準備もしていませんでした。

なんだか近頃頭の中のカレンダー機能がイカレつつあるような気がします。毎日の暮らしに緊張感がなくなって来たと言うのが、その理由かもしれません。まずい事です。

 

そしてバタバタフゥフゥになってしまった理由の一つは、またも病院に検査に行っていたのです。

ルームランナーを走りながら図る心電図です。

検査の最後に先生が「大丈夫みたいですよ。」と言ってくださったので気が楽になりましたが、精神年齢はかなり幼稚でいつまでも若いような気でいる私ですが、肉体年齢はかなり高くなってしまっている情けない私です。トホホ

その後、オヤスミだったルート君に迎えに来てもらって一緒にランチと言う楽しい時間を過ごしましたが、帰って来てからは家事とインスタントな飾り付けをしました。

ショッピングモールで、ちょっとジュース付きで出すおやつの分の見栄えのするお菓子は調達してきたのですが、最後に渡してあげるお菓子はコンビニで調達です。

子供たちは皆高学年になってしまいました。チョコや飴やクッキーなどがチマチマ入っているお楽しみ袋などよりも、ちゃんとしたお菓子を一個と言う方が喜びそうだなと思いましたが、それは当たっていたようです。

 

昔はスィートポテトとかたくさん作ってあげたのになと思ったりもするけれど、いつも同じじゃなければいけないわけではないと思います。

だけれど、もしかしたらこんな事をするのも今年が最後になるかもなと感傷的な気持ちになった時に、ほんのちょっとだけ頑張ろうと思いました。何を頑張ったのかと言うと、ミニゲーム的雰囲気を醸し出しながら、実は英語のミニテストの作成です。

テレビのニュースでも取り上げられるほど、ハロウィーンイベントはとんでもない方向に大飛躍ですよね。

バレンタインに飽きてきた人たちがこっちのイベントに力を入れてきたのでしょうか。

 

だけれどずっと昔からこのイベントを地味にやり続けてきたのは、うちみたいな場所だと思うんです。もうちょっと派手なのは英語の塾だったりとか。お楽しみ会でもあり、でもやっぱり英語の学びのチャンスでもあり続けたイベントだったんですよね。

そして人にとって「楽しい」という感情は、美味しいものを食べたり可愛いものを見たり、みんなで笑い合ったりする事と同じように、今まで知らなかった事が分かると言う時にも起きるのだと、それを教えてあげるのが私のお仕事なんじゃないかなと思っているのです。

小学生のためのテストなので、本当に簡単なものです。でもそれを夜は中学生にやらせました。テキストから離れたミニテストとおやつで地味だけれど楽しい時間が持てました。

最近私はほぼボランティアな出稼ぎをしています。

そこにもその問題を持っていき中学一年生にやらせ、分からない子供には丁寧に説明しました。ところがそれに三年生が興味を持ったみたいなのでやらせてみました。三年生はさすがに解けましたが、この問題の導入があったおかげで、いつもは少々悩んでいるある問題をその日はクリアすることが出来たのでした。抽象的な書き方で何を言っているのか分からないと思うのですが、そこは詳しくは書けないブログの境界線的な所なんですね。

でも私は思いました。

ちょっとだけ頑張れば、ちょっとだけ頑張った分の見返りはきっとあるなと。

頑張っても何も結果が出ない時も、それはあるかもしれませんが、それだって違う形でいつかきっと何かあると思います。

「ああ、これがあの時の分か。」と思ったのが、10年前の頑張りだったりしてね・・・・・。

 

〈これからはもうちょっと早く・・・。死んじゃうといけないので…〉←心の声。

 

以下は今年のインスタントなお飾り。

 もともとあったアレンジメントに押し込んで

 

 秋の飾りの横にさりげなく

 お仲間顔しています。

 

 押し花の額を後ろにやって、しばしの間でかい顔。

 本当はこれが飾ってあった所に

 これを。

でもトトロって、もともとお化けみたいなものだから変えなくても良かったのかもね。

 

 何の工夫もないリース。毎年これはここに飾ってるみたいです。

画像で見るとマグネットが汚い・・・・・・(/_;)

 これは今年買ったもの。玄関の鏡に貼りました。

 

 これは買っておいたのに、すっかり忘れてあげなかったおやつ。フラッシュ撮影だと意外と怖い。

 本当はこんな感じです。

これは生協で抽選扱いになっていたチロルチョコです。一個食べてみようっと・・・・・。うっ! 何も言うまい。

 これも今年買ったもの。このコルクボードにカードとか貼ろうと思ったけれど、早い話が時間切れでした。

でも夜、ふと見上げて、思わず

「うわぁ~、ハロウィーンっぽかったなあ、これ。」って思ってしまいました。

だって、

 

  ですからね。

 

※ そう言えば昨日はたまたま「かぼちゃサラダ」を作りました。ハロウィーンが定着するとかぼちゃの需要が伸びましたよね、きっと。

 

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コメント (6)
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映画「瀬戸内少年野球団」

2015-11-01 08:26:15 | 映画

昨日10月31日にwowowでやっていたので見ました。

この作品は今から31年も前のもので、1984年に公開されました。

当時はかなり話題になった作品でもあり、その頃の私は郷ひろみさんが大好き、そして夏目雅子さんも大好き。それなのにこの映画はずっと未見だったのです。

初めて見るこの映画は古さなど全く感じさせない心に残る作品でした。

でも出演者が、皆若い。当たり前ですね。

 

この作品は、夏目雅子さんの遺作です。

映像の中の彼女は、その美しさをその中に閉じ込められたかのように美しかったです。

 

思わず私は「いねむり先生」と言うドラマの事を思い出してしまいました。

>最愛の美しかった妻、夏目雅子を失った後、自らを見失い酒に溺れ幻覚に苦しんだ伊集院静の再生の物語。

その伊集院役を藤原竜也さんが演じました。

その感想は→こちらです。

 

旅先の名画座でこの映画のポスターを見つけて、そしてまた苦しむ伊集院。
こんなに美しい妻を失ってしまっては、その喪失感は半端ないなとまた思ってしまった私です。

でも完成された映像の中では、まるで永遠に生き続けるかのように、皆その「時」を止めてその世界の中で生きています。

映画って素晴らしいなとちょっと違う視点でも思ってしまったのでした。

 

お話自体の感想ですが、終戦直後の日本で、最初に教科書を塗りつぶしていくシーンがあるのですが、本当に切ないシーンでした。

夫が戦死したと伝えられた為に、弟が求婚してきても良いとは思うのですが、彼は自分の気持ちばっかりで女性の気持ちを軽く見過ぎているなと思いました。これがその時代の普通なのかとも思ってしまったのですが、そのために復員してきた夫を、すぐに向かい入れる事が出来ないと言う複雑な展開になってしまいました。

単純に終戦後の喪失感を埋めるために少年たちに野球をやらせようとする妻と夫の物語かと、なぜか勝手に思い込んでいたものですから、「こんな話だったのか。」と軽い衝撃を受けました。

当時キャッチコピーになっていた映像

「私たち野球をやりましょう。」と夏目さん演じる駒子が言うシーンは、てっきり妻が夫に言うシーンかと31年もの間勘違いしていました。

 

教科書を塗りつぶしたところから始まり、そして最後は英語の授業をしているところで終わっていく、なんかそれも素晴らしいと思いました。

駒子が美しい声で「あ ぼうい」と言います。

「はい続けて」「はいもう一度。」

竜太は、無鉄砲な友人バラケツのように教室を飛び出して島を去って行く初恋の少女を見送りに行く事が出来ず、項垂れて終わりです。そんな切ない気持ちを駒子だけは分かっていた…と解釈していいのかと思いましたが・・・・。

青春は思い通りにはならない。だから、切なく美しいのかも。

 

少年たちも少女もとっても良かったです。

この子たちは今はどうしてるのかなと検索したら、竜太役の少年はなんと「民王」の新田さんだった!!!

または「あさが来た」の雁助さん。〈山内 圭哉

 

びっくりぽんや!

 

いつもありがとうございます。見たよと言う軽いお気持ちで押してくださると嬉しいです。

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