人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

失われた者

2019年03月06日 | お気に入りの言葉

 聖書全体が、人間は失われた者だと述べています。
人間が失われているというのは、その罪深さのゆえに、神から離れ、
神のみもとにもどる道を見いだし得ない、ということです。
 人間の考え出した宗教は、神を見いだそうとする企てです。
しかし、人間が正しいと思っている神に至る道は、たいていまちがっている、と聖書は述べています。
旧約聖書はこう言っています。
「人が見て自ら正しいとする道でも、その終わりはついに死に至る道となるものがある」(箴言一四・一二)
 新約聖書においてイエスはご自身をさして次のように言われ、この点を明らかにされました。
「わたしが道であり、・・・わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」(ヨハネ一四・六)
 人間は、キリストに対する信仰によって、神のみもとに立ち返るまでは、失われた者です。

 ポールB.スミス著 山口昇訳 日ごとの福音より