彼らに言われた。「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、わたしと共に目を覚ましていなさい。」 マルコによる福音書一四章三四節
人の罪の壮絶な闘いがなされています。
神の怒りのすべてがイエス・キリストに向けて、巨大なダムの水門が開くように、一挙に注ぎ尽くされようとしています。
そのとき当の人間は眠っているのです。他人の罪に対しては結構厳しいわたしたちですが、
自分の罪がそんなに深刻だとは少しも考えていません。
救い主は、そのわたしたちのために、今も目を覚まして祈っていてくださることを忘れてはなりません。
小島誠志著 「朝の道しるべ 聖句断想 366日」より