「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。ローマ信徒への手紙一三章九節
律法は禁止しまい。「するな」「するな」と。
信仰は勧めます。「愛しなさい」と。
間違いを犯さない正しさよりも、たとい傷ついても愛する行為が貴いのです。
正しいだけの神は、わたしたちになんの関わりもありません。
「独り子をお与えになったほどに」自ら傷つかれた神こそ、わたしたちの神であります。
小島誠志著 「朝の道しるべ 聖句断想 366日」より