陰口をたたく者のことばはおいしい食べ物のようだ。腹の奥に下っていく。箴言18章8節
腹にあるもの
「腹」ということばは、人の心をあらわして使われることがあります。「腹の虫のいどころが悪い」とは、きげんが悪いことであり、「あの人は太っ腹だ」と言えば、それは気前がいいということです。「腹黒い」などという言い方もあります。
目には見えないおなかの中に、その人の心が隠されているように思えるので、こんな表現が使われるようになったのでしょう。
だれかが悪く言われるのを聞くのは、なんとなく楽しいことであり、それはちょうど、おいしい食事をするようなものだというのが、今日のみことばの意味です。
食べ物はおなかにたまります。同じように、聞いた陰口は、心にとどまって自分の心に影響を与えるから注意しなければなりません。心に何があるかということが、その人を決めるからです。
今日の祈り
他人の陰口を聞いても、それを喜び楽しむことがないように、わたしの心をいつでもお守りください。
バイブルプロミス366より