バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

月曜便り53 「木立の囁き」

2012年10月15日 | 旅 紀行
 紅葉にはまだ早い季節でしたが、田舎好きの夫は秋を求めて、住まいよりもっともっと田舎へ向かって行きます。

のどかな景色もさることながら、Jを突き動かすものは、なんと言っても食の魅力にあるようです。

こんにちは。



時々利用する但馬関宮町の専門店以外にも、兵庫県の丁度真ん中あたり、丹波市青垣町にも川魚専門店があり、釣りやつかみ取り、あまごのフルコース料理等で楽しむことが出来ます。

訪ねた日も、課外学習の子供達が、川仕立てのいけすで楽しそうに遊んでいました。



子供達の歓声を聞きながら、大人のニジマス釣り等を少し見学をして、部屋に上がり料理を頂く事になりました。

 
 

但馬と違い、少し小ぶりのサイズでしたが、焼き物も頭から簡単に食べられ、予約席も幸いして、ゆっくりとした食事を取る事が出来ました。


帰路は県の重要無形文化財「杉原紙」の伝統和紙を販売する、道の駅に立ち寄ったくらいでしたが、薄曇りの秋の日に下り立つと、ふっと横切る者の気配を感じます。

秋の背中に張り付いて、何かがあかんべぇをしたような。

杉原谷の木立や冷気がそう感じさせたのでしょうが、早めの仕度を急がなくてはなりません。


「汝の薪を運べ」詩人の歌を思い出す季節がやって来たのですね。

人生の薪・・・詩人はそう言って、厳しい冬に向かう我々を案じています。



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