2010.7.25(日)
最終日の朝になりました。駅に荷物を預け、私たちは丸の内を散策することにしました。是非立ち寄りたいところがあるのです。
ブティックを覗いた娘は髪飾りをひとつ買いました。
静かでよいお店がいっぱいあります。
少し歩を進め、目的地に到着しました。
重要文化財「明治生命館」です。
皇居と向かい合い、終戦後、GHQに接収され、あのマッカーサー元帥が出入りした建物です。
昭和初期に建てられたオフィスビルの最高峰として今に保存されています。
それはそれは素晴しいものでした。土・日だけの公開なのも幸いしました。
一日に何度も電話をかけた丸の内本店。
神戸元町駅から何人もの方をバンザイで見送った栄転。
あんなことが本当にあったなんて、にわかに信じられない時代の変遷。
いとしい銀行もこのあたりにあったはず・・・
陽炎の立つ中、わたくしは探すのを止めました。
あのよき時代はあれで良かった。
このまま幻を持ち帰ろう。
傍らの娘には分かるはずもない昔日のこと・・・
「うなぎでも食べましょう。明日は土用の丑よ。お父さんのお土産も買わなきゃいけないし!」
創業200年と言われる鰻屋さんで、好物の鰻をひとはし、ひとはし噛み締めながら、東京の思い出を血肉にしようとしているわたくしでした。(笑)
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娘さんと会われて
楽しい時を過ごされて
よかったですね。
心に残る嬉しさそして楽しさ
はいつまでも記憶として
残りますよね。
いつまでもお元気で。
早速にメッセージを頂き、とても嬉しく思いました。
ろーずさんの優しさがうれしいです。
本当に思いがけず実現したこのことを、心の中に大切にしまっておこうと思いました。
よかったですね。
本当に心に残る嬉しさ、
これから、なんども、
ふとした時に思い出すんでしょうね。
<老いては親に従え!>
娘も自我を抑えてよく付き合ってくれたと思います。
丸の内は心のともしびでした。
ちょろちょろといつまでも消えない青春の残り火。
六甲の掬星台・船を知っているママもわたくしも東京のあかりにはそんなに驚きませんが、心に灯るイマジネーションは刺激になりました。
少し若返ったでしょうか?
見て頂き感謝申し上げます。
赤坂からず~と拝見してきました。
わたし田舎者は東京はちょっと近寄りがたい都会です、
孫は横浜に住んでいるのでそこまではよく行くんですが
まだ幼いのでいつもお守です。
この孫たち女の子なんでいつかはバラさんみたいに爺と婆を
招待してくれるでしょう。
娘さんの案内でいい想い出になりましたね。
「赤坂」からご覧頂いたとのこと、お礼申し上げます。
長い旅行記でお見苦しかったと思います。
お許し下さいませ。
はっちゃんさんもきっとお孫さんがそうして下さいますよ。
わたくしの父も85歳ですが、女孫にはメロメロです。
私たち三娘は少々呆れ顔です(笑)
女の子のなかったはっちゃんさんのお気持ちビンビン伝わって来ます。
楽しみですね。
わたくしも今回の思い出を大切にしたいと思っています。
暑い最中、東京で良い想い出ができたようですね。
気を付けてお帰り下さい・・・
というより、涼しくなったら、また上京されたら如何でしょう。
喧噪とした都会でも季節の移ろいは見られますから・・・
丸の内には青春の思い出がおありのようですね。
>いとしい銀行もこのあたりにあったはず・・・
ひょっとしてバラさんと我が夫は同業かもしれません。
よい時代を駆け抜けた私達、決して幻とは、思わず、
私達の手で築き上げた時代だったお思いましょうよ。
何度も行けない東京ですが、爺ジの近くにちょっとでも近づけて嬉しかったです。
先輩、同期、後輩の中には海外転勤組みも多く、豊かで華やかな支店でした。
合併を重ねながらも、食堂は出身銀行で固まるとも聞きました。
銀行の内情も変ったようですが、徹底的に教育されたマナーや言葉使いは、わたくし自身崩れたとは言え、いまだにありがたく思っています。