
先日頂いた桃が想像以上の美味しさだったので、私が二個共頂いてしまいました。
「Jさん。今日Oさんから桃を頂いたの。美味しかったわぁ。あなたのは無いけれど、御礼を言ってね」
「何で!前のTさんの桃も君が食べてしまって、僕はお礼だけ言ったんだよ。どうして!どうしてそんな事をするの」
「Jさん。桃が好きなの?」
「僕はこの世で、桃が一番好きなんだ!」
「・・・」
言いたい事はあるけれど <それは私が悪かったわ>
「Jさん。桃のケーキ食べない?人気商品だから早く行かないと無くなるの」
「行くよ!もう開いてる?」
開店二分前に到着して、私のお気に入りの桃のケーキをゲットして来ました。

M先輩からこれはコンポートという作りなのだと教えて頂きました。
二人で暫く見つめていました。
「Jさん。これかぶりつかない?それが一番美味しい食べ方のように思うのだけれど」
「そうだね。そうしよう」
ものを知らない二人は、大きな桃を手に取って、エイッと同時にかぶりつきました。
わぁ。美味しい!
わたくしは二度目ですが前より美味しい。
かぶりついたのが良かったのだわ。桃そのものの果汁が、口の中を回転し始めました。
ダイナミックよね。
「う~ん。美味しい。行けるよね○ちゃん」
Jは本当に桃好きなのだ。もっとはっきり言っていれば、可哀相なことはしなかったのに。
後牛乳をごくりと飲んで終了しました。
フォークで、ティーでなかったけれど、Jにはこれがお似合いだわ。
二人っきりで、遠慮がなくて、素のままが心地よいコンポードシンドロームの惜しまれる夏。


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