バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

阪急電車

2011年05月19日 | 映画館便り
 

 五月一日の「映画の日」は超満員で、鑑賞を諦めた映画ですが、今日はそれから二十日が過ぎ、空席の目立つ中をゆったりと観ることが出来ました。

話題の「阪急電車」。有川浩のベストセラー小説の映画化で、脚本は人気TV小説「おひさま」を手がける岡田惠和。
最初はバラバラの登場人物が、一本の線路を走る阪急電車でつながっていく構図は面白く、個の人格も短いながらもよく描かれていて秀作でした。

数々のキラ星の言葉がありましたが、「いくら泣いてもいいけれど、涙は自分で止めるものよ」と孫の芦田愛菜に語り掛ける、宮本信子のセリフが印象的です。

「たくさんの敵がいても、誰かがあなたを見ていてくれる」中谷美紀がいじめられている小学生に掛ける言葉が心を打ちます。

阪神間を知っている者にはあずき色のお馴染みの電車で、場面も殆どがあそこだと思う所ばかりでとても楽しかったです。

一方の発着駅である西ノ宮北口。この群像劇に入ってもいい若き日の思い出がわたくしにもひとつばかり・・
いえ止めておきましょう。Jが泣くといけませんから・・・


扉の向こうに小さな椅子が
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朝の涙

2011年05月19日 | 記事日記
 

少し時間が出来て、NHK朝の連続TV小説「おひさま」を見ています。
何の予備知識もなく見たのですが、陽子ちゃんは教師になるのですね。
涙は苦手なのですが、今日も色んな場面で涙が出て困りました。

私にも年若い教師の姪が二人います。ツインズなのです。二人揃って教師になりました。
新任の頃、自宅に仕事を持ち帰って陽子ちゃんのように頑張っていました。
子供がかわいいようで、教師は適職だと見ていました。

今日は家庭訪問の場面でしたが、陽子の緊張が二人にだぶり、こうして彼女達も成長していったのだと感慨深いものがありましたた。
時代は違いますが、どのような展開が待っているのでしょう。
泣くのは嫌ですが、これはどうやら免れそうにありません。
白いハンカチを二枚用意して、二人の分も泣いてあげましょう。


扉の向こうに小さな椅子が
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