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バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

秋晴れの丹波街道(黒井城跡)

2020年10月24日 | 旅 紀行
~ 丹波市へは頻繁に出掛けるのに、歴史を学ぶことの少ないかなしさで、「黒井城跡」には初途上でした。
何とも素晴らしい秋空に恵まれた先日の事、我々は街道を走る!



ええっ!あんな高い所にあるの?



登山口には、無人の案内所があり、トイレも完備されています。
今はアニメでお出迎え?
丹波平定の戦で戦った、「明智光秀総大将」と、黒井城主「赤井直正公」の大看板が異彩を放ちます。




いずれ劣らぬイケメンですね。
判定の軍配は上げられませんでした。




歴史曰く、二度に及んだ戦いは、明智軍が勝利し、丹波も織田がおさえました。
興禅寺には、明智家の重臣であった、斉藤利三が住まいし、のちに三代将軍「徳川家光」の乳母となる、娘「お福(春日局)」が誕生しています。
歴史は広がり、斉藤利三の悲惨な最後、お福の大奥制定等は、皆様が良くご存じの所です。
近隣各地にも、いたる所に古戦場があり、時を経て、平和の世に生まれ落ちたことへの安寧を、山間の地で深く享受した次第です。


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「京都ぷち旅・旅日記 3」

2020年07月02日 | 旅 紀行
~ ぐっすり眠って「京都ぷち旅」最終日(6/30)の朝が明けました。
娘も今日の月曜から、テレワーク続行です。
早々にお暇(いとま)するので、朝食は要らないと言ってありましたが、律儀に用意をしてくれました。
いつもはハグの別れですが、今回はハイタッチで済ませました(笑)

日は長く、たっぷりの時間があります。
午前九時に出発した私達は、Jの提案で「西国三十三寺・観音霊場」十番札所三室戸寺(みむろとじ)に回る事にしました。
伏見区の町を車窓見学をしながら、宇治市に入ります。
車で緩やかな勾配を上り、山に近づいた所に四季の花々で有名な寺社に到着です。
ご詠歌で何度も詠んだ場所ですね。
「よもすがら、つきをみむろと、わけゆけば~うぢのかはせに、たつはしらなみ」。
亡母のか細い声が聴こえて来そうです。
花活けが好きで、信仰熱心な人でした。
当寺は今、アジサイが満開ですが、本堂前のハスの花も綺麗でした。
池泉回遊式庭園も、コンパクトながら美しい造りです。
きっと卓越した造園業者が入っておられるのでしょう(笑)





山門を抜けると、右眼下崖下に広いアジサイ苑が見えます。
いくつかのアジサイ園を見て来ましたが、ここも相当数の植え込みで、季節がぴったりでした。







たくさん写しましたが、抜粋写真で失礼します(笑)
旅の思い出のストラップ集めが続いていますので、ハスの型の物を求めました。


運転は大変手慣れたJですが、珍しく大山崎JCTへの乗り上げに失敗して、地道をひたすら走る事になりました。
枚方市を通り、思いもしなかった大阪市入りです。
しかし、環状線から見る「大都会・おおさか」は、私を興奮させました。
ビル群の中を目線高かに通って行く訳ですが、美しいですね。
この一角のどこかで、今日も嫁のYちゃんが働いているのです。

やっと阪神高速道路を神戸湾岸線回りで走れる事になりましたが、どこかで昼食を取りたいです。
Jが適当に地道に下りてしまいました。
密を避け、モールでお弁当を調達して、ベンチに座って食べました(笑)
「もうこうなれば、このまま下を走ろう」と、Jは決意して43号線に戻りました。
三宮のど真ん中を通過しても、只今大阪を経験した私は、随分田舎帰って来た気がしました(笑)

夕食も済んだ頃、娘から電話があり、お土産に持って行った自家製の佃煮を妙に喜んでくれました。
「お母さん、また来て下さい・・・」


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「京都ぷち旅・旅日記 2」

2020年07月01日 | 旅 紀行
 ぷち旅のお泊りの一夜が明けた日曜日(6/28)、私とJは住まいのあたりをゆっくり散策をしました。
辻々にお地蔵様が祀られて、家並みや、路地裏風情が、町歩きのおもしろさを深めて行きます。
広大な敷地のお寺にも入り、寺文化と、統治された庶民の暮らしの成り立ちを肌で感じる事も出来ます。
午後には車があるうちに、Kの買っておきたい物を買いに行きましょうという事で、今度はロードを車で回りました。

かわいい「うさぎ神社」にも立ち寄りました。


「岡崎神社」は、こじんまりとしていますが、木々も豊かでとても良い神社です。
京都には色々な動物が狛犬として参拝者を見守っていますね。数年後の干支年には大層賑わうことでしょう。




作法通りにカヤをくぐりました。
わたくしの引いたおみくじが「大吉」で、娘が色々読んでくれましたが、良い事はすぐに忘れます(笑)


              焼き物のうさぎの中におみくじが入っています。
         500円ですが、うさぎは持ち帰えれるのでお得感があります(笑)


Jに烏丸御池まで回って貰って、「八百一本館」で夕食食材の調達です。
色々な京野菜の宝庫ですが、我々が住まい近くのスーパーで買う値段よりお安いです。
地元の方で賑わっているのが分かりました。

「何か手伝いましょうか?」
「いいからお母さんは座っていて」
面倒なオーダーを出した事を後悔しながら、サムゲタンの出来上がりを楽しみする、静かな待ち時間の中に身を置きました。


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「京都ぷち旅・旅日記 1」

2020年06月30日 | 旅 紀行
 新型コロナによる長い自粛をしていましたが、マスク必携、手洗い必須を条件に、娘のいる京都の中心地に行く事にしました。



土曜日(6/27)
夫が野球から帰るのを待ち、ユニホームも洗濯をして、午後三時に家を出た私達は二時間余りで娘宅に到着しました。
顔を見るのは六ヶ月ぶりです。「こんにちは」
食事は全て家でという事で、彼女の手料理を食べながら、今夜はゆっくりするとします。



ポッサムやチヂミの韓国料理が揃ったようです。
好物のチヂミは、卓上で三回焼いて貰いました。




     ☆ ニラと桜エビのチヂミ           ☆娘の特製チヂミだれ

        ☆ 韓国風みそ汁       ☆ デザートはお取り寄せのフルーツサンド
          

ウェルカム花は季節のアジサイで涼やかでした。飲み物が赤ワインに替わる頃は私も少し酔ったようです。
何も手伝わせず、片付けも一人で仕上げた娘でしたが、疲れたことでしょう。
寝室で一緒に休む事になりました。




一夜が明けて、日曜日です(6/28)
「Kちゃん、おはよう」どうやら今日も雨はないようです。




朝食にマフィンや、お菓子を焼いて貰って、コーヒーを飲みましたが、台湾式のお茶を入れてあげましょうと言われて鎮座しました。



そんなに飲めるものではありませんが(笑)、折角なので言われるままに三煎くらいは飲みました。
時間を計って、一煎ごとに深みを出してくれます。
このあと、連れ立って出掛けましたが、町歩きや、観光は後日の記述にして、本日は食事でまとめてみます。
買い物を含め、色々回ったので大変だったと思いますが、(娘は)今夜も頑張ってくれました。
 


  Jさんは今宵、感謝の挨拶をするそうです。
      新しいシャンパンが開きました。



      最後に熱々のサムゲタンの登場!

メインは、昨日に続き韓国料理「参鶏湯」でしたが、美味しく出来上がりました。
「何が食べたい?」と聞かれて、私が希望を言いました。


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「比叡山延暦寺」 2

2019年10月30日 | 旅 紀行
 仏教会の研修旅行は、決して豪華な食事ではありませんが、僧侶、友人諸氏を含め、和やかな昼食が終わりました。
小学から中学、高校、その後もずっと交流が続いている仲間のS君がいます。
お互いに参加名を見て、すでに確認をしていました。
バスは違いましたが、やはり挨拶に行かない訳には行きませんね(笑)
昼食の席にこちらから出向きました。
「一献いかが?」
「○ちゃん、ここは知り合いばかりで困っているよ。向うのあの人はKさんのご主人」と教えてくれます。
「へェ~そうなの!」


☆ 東塔地域


比叡山延暦寺の範囲は広いです。
昼食の前には「国宝・根本中堂」の見学でしたが、今は令和八年の完成に向けて大改修中です。
本尊・薬師如来を目線と同位置で拝し、1,200年燃え続ける“不滅の法灯”を見ました。
綺麗になった根本中堂は、どのような姿になって一般公開をされるのでしょう。
存命であれば、是非再訪したいものですね。
山寺はとにかく階段が多く、高低差に悩まされますので、足腰が丈夫であればの事になりますが(笑)


☆ 西塔地域





昼食後、総勢七十数名は、バスに乗って西塔地域へ移動しました。
一キロほどなので、すぐ到着です。
しかし、参加者の年齢を考えるとそう簡単な移動ではありません。
わたくしも、手すりがあればひるまず(笑)利用して転倒だけは無いように心掛けました。

修行僧の籠られる「にない堂」を見上げて説明を受けています。
十月三十日、まさに本日、満願を迎えられる僧が、三ヶ月の修行を終えてお堂を出られるそうです。
聞くところによると壮絶な修行ですね。
わたくしなどの、在家の修行などなんと優しい事でしょう・・・


☆ 横川地域




次に四キロ移動し、最後の訪問地に入ります。
「横川中堂」では聖観世音菩薩の美麗を拝顔し、たくさん奉納された小さな千体以上のミニ仏像を回遊しながら全行程を終えました。

雨も上がり木漏れ日が射します。
もうすぐすれば、紅葉が進み、大変な人出でにぎわう事でしょう。
いくつになっても見聞を深める事は嬉しいことです。
がさつさは少しも改まりませんが、「仏教とはすなわち思いやる心」とお教え頂いては、個性を抱きつつ、それを取り入れなくてはなりません。
生活全般を見渡せば、行き届かない事のオンパレードです。
今ここで人生の終わりが来れば、やはり深い後悔が残ります。

水滴を踏みしめながら、心を問われる研修の旅でした。


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「比叡山延暦寺」 1

2019年10月29日 | 旅 紀行


~ 滋賀県大津市坂本・世界文化遺産「比叡山延暦寺」東塔、西塔、横川の寺社参拝を終えて只今帰宅しました。
たくさんのお坊様と共にお参りをする旅への参加は、今年で三回目になりますが、延暦寺執事の丁寧な説明を受けながら、今年も良い研修の場を仰ぎました。



明後日には復習をしながら、再度記憶にとどめ置きたい思います。
雨の中の出発でしたが、午後には高台から綺麗な景色も見え始め、旧知の方々と楽しい旅を続ける事が出来ました。


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秋の旅人(伊勢路旅ー余禄)

2019年10月08日 | 旅 紀行



信楽駅はレトロな駅で、駅前には巨大な狸が佇んでいます。
信楽高原鐡道に乗りたくて、時刻票をみましたが、滅多なこと(笑)ではやって来ませんね。
あきらめて、雰囲気だけを味わいました。


 信楽はのどかな田舎町ですが、今秋から始まったNHK朝ドラ「スカーレット」の舞台になる町で、追々賑わいを見せる予感ですね。
ストーリーはオリジナル作品ながら、モデル?と言われる女性陶芸家のお家を遠くから拝見したり、楽しい時間を過ごしました。

スカレートとは、陶芸の色を指し、それは「緋色」を表すそうですね。
と言うことは・・・人間ドラマを描く上で、この緋色はもっと読みが深まりそうですね。

帰って来て、地図を広げて、道を知るのも楽しい作業のひとつです。
帰路は奈良の山道を走りましたが、遠く感じました。
もっと簡単に、大阪に入る事が出来ないものかと思いましたが、奈良越えにも楽しみがあったのです。




歌手の田川寿美さんが、切々と歌う名曲に「女人高野」がありますが、作詞は五木寛之さんとか。
ひとりで行かせて・・・愛も明日も諦めて、涙納めに参ります・・・命洗いに参ります。
こんなさみしい道を色んな思いを抱いて登って来られた人がいるのですね。
私は男にふられても、怖い道は通らない。ああ・・演歌の歌えない、薄情な女なのだわ(笑)


赤目四十八滝を含む、国定公園にの中にある「室生寺」は、鬱蒼とする木立を抜けると現れるお寺です。
門前町として、旅館やお食事処も多々軒を並べていますが、到着は午後三時半になっていたので、閑散としてもう拝観も難しい時間帯でした。
記念に一枚の写真を撮りました。


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秋の旅人(伊勢路旅ーいざ伊勢神宮へ)

2019年10月07日 | 旅 紀行
 午前九時にホテル関係者に見送られて、山里から伊勢街道に入ります。
ナビは地道を案内しようとしますが、道の分かるJは「君に見せたい風景があるから」と言って、高速道路・伊勢自動車道を走りました。
営業職で、東北以外の全国を回った夫には伊勢も懐かしい場所です。

広い道路から見る景色は、快晴の空とコラボして美しいものでした。
「ええっ!」私が見た物は猿でした!
立派な大人猿に思います。群れからはぐれたのでしょうか?対向車線の向うの谷に渡りたいようでした。
とても危険な状況の中を、猿は私達の車をやり過ごし、無事渡り切ったそうです。
夫がミラーで確認したので、ほっと安心しました。
まさかこれを見せたかった訳でもないのですが、こんなところで猿と遭遇するとは。
私はたぶん一生忘れないと思います(笑)

☆ 2019.10.4(金)
伊勢市に到着です。内宮前のとある駐車場はすでに長い列です。
少し回って良い所を見つけました。



夫にお賽銭を握らせて、「よくお礼を言ってね」と言いました。
後ろに長い参拝列が出来ているので、長居は出来ませんが、素直なJは丁寧なお参りが出来たようでした。
今回の「結婚四十五周年旅行」の目的は、日本人の本元の神様へのお礼参りでした(笑)
不可も多かったですが、様々を乗り越えて、一生懸命歩んで来たと思います。
時代も良くて、人にも恵まれた幸運が賜物でした。
人生のお礼参りを終えて、私達は嬉しい気持ちになりました。







「外宮」などを車窓見学をして、安全運転を心掛け、ぼちぼち帰路に向かいます。
今回は自動車旅の良さを利用しました。
段々遠出は難しくなりますが、電車旅もバス旅も、多少なりとも不都合が伴います。
“万事気を付けて”そんな事を思う、ささやかな旅日記を綴って見ました。


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秋の旅人(伊勢路旅ー甲賀市・陶芸の苑)

2019年10月06日 | 旅 紀行



☆ 2019.10.3(木)
 午前7時30分に自宅を出た私達は、大津サービスエリアで休憩を取り、まず琵琶湖を高台から眺めました。
今月末には、前方に見える比叡山「延暦寺」への旅も待っており、千載一遇の今回の旅も大切にしなければと思いました。

滋賀県甲賀市信楽町に入り、まず焼き物を手に取りました。
薄い絵付けの食器、花器が美しいです。
増やす事にためらいもありましたが、実用的な物を買いました。

ユニークな「狸」のお皿にのった「分福うどん」を堪能して、目の前にある「滋賀県立・陶芸の森」に足を踏み入れました。
今ここでは、現代陶芸の道を切り開いた「北大路魯山人展」が開かれています。
楽しみですね。





少人数の観覧者だったので、近くまで進み出て、ゆっくりと充分に鑑賞が出来ました。
物の分からない夫婦でも、良いと思う物への興味は同じで、これはありがたいといつも感じるところです。
価値観が違うとややこしい(笑)ものですが、そういう所は妙に一致しています。
これ、持ち帰りたいね、などと不謹慎な事を言いながら、「まな板皿」の前で、何をのせようか?と話し合いました(笑)

「どうする?もっと町を歩く?」と言って貰いましたが、信楽まで出向きたかった私は満足でした。


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秋の旅人(伊勢路旅ー食べ物)

2019年10月05日 | 旅 紀行


 兵庫、大阪、京都、滋賀、三重、奈良と、近畿五県、中部一県にまたがった、小さな、それでいて大きな面積の(笑)旅を終えて無事に帰って来ました。
追々に記録を書き止めて行きます。

三重県津市にある、山間のリゾート施設に一泊の宿を取りましたが、夜中に大きな雷が鳴って、さすがにここは空に近いなぁと思いました(笑)
昨日何を食べたかも思い出すのに困難を感じる昨今、まず食べた物を書き止めました。



値段が値段ですので、朝も夕もバイキングでした。
ロブスターは大人一皿のみで、ごはんとお汁はマッタケ、すき焼きもマッタケ入りでしたが、まぁこんなに薄く切れるものだと感心するくらいの包丁の冴えでした(笑)写真は夕食風景です。


滋賀県甲賀市を回りながら三重に入りましたが、甲賀市信楽町勅旨で食べた「分福うどん」は私感ながら絶品でした。
二日目の帰途、松阪市飯高町で買った「わらしべのたいやき」も、Jと二人で顔を見合わすほど美味しかったです。



美味しい物に出合えるのは、旅人にとっては幸運でしかありませんが、この何げない出合いは、旅のグレードが一気に上がりました(笑)
うどんと鯛焼き。この安価にして、豊かな味わいが嬉しいではありませんか。


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秋の旅人(伊勢路旅ー序章)

2019年10月04日 | 旅 紀行
~ 今年は高齢者の運転事故が多く、悲惨な状況が伝えられました。
自然と、遠出や旅行が無くなりましたが、それでも「京都」二泊旅を三回、「奈良」日帰り旅を一回しています。

今年は結婚45周年の年に当たり、もう50年は闇の世界になるので(笑)「小さな旅に出ましょう」と夫から発案がありました。
行き先は三重県伊勢神宮。仲良く暮らせましたのお礼参りだそうです。
良い案だと思い賛同しました。
NHK朝の新連続ドラマ「スカーレット」も始まった事なので、舞台になる「信楽」をコースに入れて貰いました。
宿泊は手頃なリゾート施設です。
口福には外れそうで、少々残念ですが、食べ物よりも積年の“心旅”を優先します(笑)
ロングドライブになるので、Jは前々日から地図で下調べです。




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2019・夫婦の夏休み <⑤ 山へ行きましょう!>

2019年08月30日 | 旅 紀行
☆ 2019.8.26(月)
 三日目の朝がやって来ました。
帰るにはもったいない宝の時間です。




私達も今日の行き先を相談をしました。
「貴船にする?」「そうだね」
散歩を引き返して帰り支度をし、二人で声を出して留守の娘に謝辞を言い(笑)家をあとにしました。

昔に貴船に来た時に、当時の有名な東映の俳優さんに出合いました。
奥様でないような?綺麗なご婦人とご一緒です。
私達が軽く会釈をすると、返して下さいました。
とっさに、この事は秘密にしようと思いました(笑)

当時は散策にも風情があったように思いますが、今は大変な人出です。
車がすれ違うのもやっとの道を上って行きましたが、行くほどに、店の前の行列が長くなっています。







予算をオーバーしても夫にご馳走をしようと思っていましたが、この行列に並ぶ元気はありません。
「もう堪能したね」Jさんがそう言うのでこの旅はこれでお終いにしました。

早めに切り上げたので、帰宅後すぐに荷ほどきをし、旅日記をまとめる事も出来ました。
玄関に野菜が無いか、ひやひやでしたが、気を利かせていただいたのかありませんでした。
良かったですね・・・これで私達の夏休み日記も終わりとします(笑)


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2019・夫婦の夏休み <④ お参りしましょう!>

2019年08月29日 | 旅 紀行
☆ 2019.8.25(日)
 一夜が明けました。
ホテル仕様の暮らしやすい室内で、Jは奥の間、私はソファーで休みましたが良く寝たようです。
午前八時に家を出て、今日はお寺参りをします。

地下鉄を利用して七条のステーションに出ました。
夜の繁華街とまた違う、行き交う人の賑わいです。






Jと結婚して、田舎暮らしを送っていますが、本来は都会派なのです私(笑)。わくわくして来ます。
昨日と違って今日は日射しもきついですが頑張って行きましょう!


・下京区烏丸七条、真宗大谷派本山「東本願寺」



昨年は「西本願寺」を上がらせて頂きましたが、こちらも立派な佇まいですね。
適当に水分を補給しながら、もうひとつお参りをしましょうね。

千体の千手観音立像に挟まれるように、国宝「千手観音座像」のおわします「三十三間堂」です。
千手観音はわたくしの守り本尊です。
美しいお姿に思わず前に進み出て、深く感謝とお祈りを捧げました。
相変わらずお賽銭のわずかを恥ずかしく思いましたが、あとに若人がたくさん進み出られて手を合わせておられます。
この方たちに、御仏のお守りが届きますようにと、後方からまた一礼を済ませました。



「君は元気だね」Jさんがそう言いました。
これはJさん、疲れています。
夜にもうひとつ訪れる神社があるので「一度家に帰って昼寝をしましょう」と言いました。

三時間ほど休んで、また市バスに乗って「下鴨神社」向かいます。





ぎゃあ~!こんな行列見た事ない!
人並みと反対にゆっくり歩くと、それがどういう祭典なのか垣間見る事は可能です。
「まぁ、こういう物だと分かったから、もう帰ろうか?」Jの声掛けで出町柳を引き返す事にしました。

それにしても今日も良く歩きました。
折々に京都人の親切にも合いました。
いけずなんでとんでも無いですよ(笑)


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2019・夫婦の夏休み <③ 歩きましょう!>

2019年08月28日 | 旅 紀行






☆ 2019.8.24(土)
 娘宅に到着すると間を置かずに外に出ました。
お寺巡りの出来ない夜は、灯り明かりの夜の街に出ましょうと言い合っていました。
地下鉄四条駅を下りて、高瀬川沿いに歩きました。
木屋町通りは足元を照らすぼんぼりでロマンがこぼれています(笑)
川のせせらぎ、飲食街の人のざわめき、夜の深まりが近づき始めています。

「どうやら道を間違えた見たい・・・」Jさん、私を何処へ連れて行きたいのでしょう?
王道を歩かない人はいつも行き止まり。

「間違ったら元に戻りましょう・・・」私達はぼんぼり道から、煌々と明かりの点る超繁華街、河原町に向きを変えました。



ここからはもっと人混みの中を行く事にします。
先斗町、祇園。


・先斗町

・祇園界隈

京都も眠らない街のようですね。
「もう帰ろうか?」
河原町で中ジョッキーを四杯空けていたJさんが先に声を出しました。
「OK」もう充分歩きました。


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2919・夫婦の夏休み <② なにを食べましょう!>

2019年08月27日 | 旅 紀行
 京都にはゲストハウスがたくさんありますが、娘の留守宅泊りは何ともラッキーですね。
テーブルには私達に送ろうとした梱包物があり、「ハワイのお土産です。お持ち帰り下さい」と、今回も異国への搭乗前の彼女からメールが入りました。



持ち帰る前に開けて見ましたが、これは嬉しいですね。ライオンコーヒーが入っています。

京都ではどこで何を食べましょうと、車の中で色々話していましたが、いざとなると意見が合いません。
「ここにしましょうよ」と言っても「もう少し歩いて見よう」と言われ、なかなか大変でした。

日曜日に入ったおばんざい屋さんの昼食は、安価で丁寧な設えで美味しかったです。
京都御苑を朝散歩して、苑内で買ったお弁当も、静かな環境の中でとても涼やかでした。



木屋町筋の夜の店で、本日「床」に空きがありますと張り紙を見つけ、「Jさん、入ってみましょうよ」と誘いましたが、ここでも「まだもう少し歩いて見よう」と言われ楽しみが外れました。

河原町に出て、全国展開の何でもない店に入り、Jがたらふく飲んで、結局高いお代になりました。
二日目の夜も、色々歩かされて、行きつく先は大衆的中華の店になりました。
支払いのレジスターの前で大将が、「綺麗な髪ですね。お二人はどんな関係?」と、私に聞かれたので、「元カノです」と言いました。
京都はちょっと訳アリのほうがよろしいようです(笑)

最後は貴船に上がりましたが、川床は団体のお客様の大変な行列で、食事どころの雰囲気ではありません。
折角でしたが、車窓見学で下って来ました。

Jさんは私にはお金を使いませんが、さすが申訳けなく思うのですね。
「○ちゃん、今日は上等のお刺身を買ってあげようね。ビールも僕が買うからね」と言って、帰宅の夜は家で杯を上げました。

貧乏旅行には丁度良い仕上がり具合です。
私の最後の晩餐は「四万十川のうなぎ」ですから、これぐらいではめげません(笑)


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