to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

2009-04-11 15:59:55 | the cinema (ラ・ワ行)
製作年度 2009年
原題 RED CLIFF: PART II/赤壁
上映時間 144分
製作国・地域 アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
監督 ジョン・ウー
音楽 岩代太郎
出演 トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ/フー・ジュン/中村獅童/リン・チーリン/ユウ・ヨン/ホウ・ヨン/トン・ダーウェイ/バーサンジャプ/ザン・ジンシェン

西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。孔明(金城武)の奇策で曹操軍を撤退させた孫権・劉備連合軍だったが、食料不足と疫病のために戦意も尽きようとしていた。そこに曹操軍の2000隻の戦艦と80万の兵士が逆襲。司令官の周瑜(トニー・レオン)と孔明が作戦を仕掛けようとする中、周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)がある行動に出る。(シネマトゥデイ)

冒頭の日本語の簡単なおさらいにも今度はドギマギすることも無かったです(笑)
今回は人物の相関図的な説明シーンなども必要ないため、
「赤壁の戦い」のみに2時間半を使っても良いのだから、最初はかなり双方の陣営での様子に時間がかけられて、
睡眠不足だったこともあり、睡魔に教われないか心配でしたが、大丈夫でした~。
わくわく感はパート1の方があり、画的にも面白かったですが、
たった一つの戦いを、2時間半飽きずに観ることが出来ました

「K-20」に続いての白い鳩との共演
もぅ、イメージ通りの孔明さま!
孔明の10万本の矢のエピは、10日も要らない時点で想像がついたのですが、
自らアノ中でただ酒を呑んでるって、そんな人を食ったところも金城君だと嫌味じゃない
魯粛(ホウヨン)のオチャメな存在もよかったし♪

疫病で亡くなった兵士を送り込まれたことで、曹操軍の腹を読み、敵を欺くには先ず味方から、というのも、
周瑜の株は上がるけど、劉備は損な役回りだったかな。
戦いが始まるまでの両軍の駆け引きもベタではあるけど面白かった!
80万VS5万というのが、あまりにも荒唐無稽であるため、
そこをどういう風にえがくのか?という楽しみもありましたが、
サイズ的なことも考えるとそこは一番難しいところだったように思います。

何と言っても戦いの中では存在感のある周瑜や趙雲などがいるため、
多勢に無勢という感じはあまりしなかったけど、今回はパート1よりも壮絶なものになっていました!

いや、どうみても可愛い女の子でしょ

この女間者には、ツッコミどころ満載ですが(イケパラを思い出しました~イケメンはいなかったけど
尚香(ヴィッキー・チャオ)の可愛いラブには泣かされましたし、
兄・孫権(チャン・チェン)とのシーンもグッときました

ちょっと突っ込みたくなる小喬の暴挙でしたが、このパート2ではやはりこの2人の女優が美味しい役回りでしたね♪

岩代太郎さんの音楽も、この作品を盛り上げていました

コメント (41)
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神様、もう少しだけ

2009-04-10 00:10:42 | TV dorama
1998年夏クールのフジテレビ
プロデューサー 小岩井宏悦
脚本 浅野妙子
演出 武内英樹、田島大輔、岩本仁志、西浦匡規
音楽 S.E.N.S
【主題歌】『I for you』 LUNA SEA
【挿入歌】『In the Sky』、『きらら』 工藤静香
出演 金城武/深田恭子/加藤晴彦/仲間由紀恵/宮沢りえ/矢沢心/東根作寿英/竹下宏太郎/益岡徹/平田満/田中好子

「下妻物語」が恭子ちゃんの映画の代表作なら
ドラマでの代表作は「神様、もう少しだけ」になるのではないかと今でも思う。

第18回ドラマアカデミー賞で、最優秀作品賞と監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、キャスティング賞、タイトル賞、主題歌賞などを総なめし、その年最高の話題作となった。

今でこそドラマレヴューアーの間で「深キョンは演技力云々よりそのキャラクターで許せちゃう」などとささやかれて、
温かい記事を目にすることが多いけれど、
デビュー間もない恭子ちゃんの熱演と、エキゾチックな金城さんの魅力があってこそ、
当時社会問題化していた「エイズ」「援助交際」という重いテーマのドラマでありながら
幅広い年代層の心を掴んだのは間違いないと思う

第1回「命を懸けた恋が今始まる…エイズウィルス感染の告知」
高校2年の叶野真生(深田恭子)は、憧れの音楽プロデューサー、啓吾(金城武)のコンサートチケットを無くし、その代金を稼ぐ為に初めて援交(ドラマ中では売り)をするが
その相手にHIVウィルスを感染させられてしまう。
そうとは知らない真生は、コンサートの帰りに偶然啓吾と出会い一晩を供に過ごし
お互いに惹かれあうが・・・


冒頭、暗いビルの屋上に立ち、地上に展開されている「生」を無表情に見下ろす
孤独な啓吾のナレーションで、この作品のテーマが語られる。
  人はみな生まれた時から死にかかっている
  生と死はビルとビルの間のほんの一跨ぎ
 遠い来世で俺を待っている恋人に聞いてみたい
  お前は今幸せか、、、
  それとも、生きたがっているのか、、、
 幸福でも不幸でもない―
  生きている振りをしているとき
  本当に生きていない人間は、いつかその報いを受ける日が来る

恋人を失った心の孔を埋められないまま、自分の人生の傍観者であった啓吾は
雨の中、「I LOVE KEIGO」という横断幕を掲げる真生を拾う。

「俺は2千人の中からキミを選んだ」という啓吾の中に、孤独を感じ取る真生もまた、
周りの女子高生について行けない、虚しさと、行き場の無い自分から抜け出したい想いを抱えていた。
一夜限りの、真生にとっては生涯の宝物で終わるはずの出来事だった。

啓吾との夜以来、真生は迷いを振り切り過ごしていたある日、
ワールドツアーを終えた啓吾から連絡があり、有頂天になるその時、事故はおき―

啓吾の傍観者的人生は終わりを告げ、
真生の人生の時計は音を立てて動き始める――。

           

この第1回で特筆すべきは、身体だけは売らずにチケット代を稼ぎたいという真生が、
最終的に身体を売ることになるその決め手が、テレクラのその男もまた自分と同じ、
日常の閉塞感から抜け出したい」という願望をもつ青年だったから、共感めいた心理が働く。
しかし、この事が原因で、彼女には今までの退廃的日常とは無縁の人生が展開されていくのだ。

よく、悲劇の出会いをした恋人たちを、「こんな出逢いでなければ」という目で見てしまうが、
出会いは突然であっても、その前に幾つものちいさな選択の場面があり、
素晴らしい出会いも、悲しい出会いも、その選択の延長線上に訪れる。
ここで真生は、あの日人生最大の決心を持ってウリをしたことで、「ウィルスに感染し」
「コンサートに行き」
生きてる振りをして虚無感を抱えた「啓吾と出逢う」。

そして、彼女がHIVに感染していたことで、その出会いは「運命」になった―のだと思う。。。
           

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このドラマを観るまで深田恭子ちゃんを全く知りませんでした。
(コレ以前の出演ドラマ「FiVE」はビデオで、「それが答えだ!」はその後某サイトで観ました)
私の中では特別な思い入れのある作品。
思い入れが強すぎてなかなか記事に出来ませんでしたが、
この春期待していた「淀殿」登場もかなり後になるようなので(ただの推測ですが)
少しづつストーリーをなぞるだけになるかも知れないですが、
人生をただ素通りしてきた女子高生真生と、
才能に恵まれながらも、恋人の死に責任を感じ、生きる意味を見失っていた啓吾の
真に生きるための戦いを綴っていこうと思います
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キレイが増える篇メイキング♪

2009-04-08 23:44:11 | Heart pink
MENARDフェイシャルサロンCMのメイキング
AIさんの軽快なTOU ARE MY STARもとってもいいですね!合ってます♪




恭子ちゃんとのスペシャルドラマ~friends~からもう7年。
5年という長いブランクを経て、ウォンビンくんの復帰作『マザー』の記事を見つけました。
人気のポン・ジュノ監督作品と言うことで、2008年の韓国映画の中で日本に最高価格で先行販売されたというもの。
最近はどちらかと言うと苦手な韓国作品ですが、
これは観にいきたいと思っています。

 もう共演の機会はないのかな、素敵なドラマだった
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恭子ちゃんのネイリストさん♪

2009-04-06 23:30:06 | Heart pink
恭子チャンネルのトップにリンクされているネイリスト若林さんのcomotto
ブログを下までスクロール)を久しぶりに覗いてみると、
嵐の宿題くん出演時の恭子ちゃんの画像がありました♪
ヤッターマン・ジャパンプレミヤの衣装に合わせたネイル
トーク時の衣装とネイルも公開されています♪

 これも可愛かった

若林さん、製作もされながら、恭子ちゃんの撮影には同行されているようですね♪
だからきっとやむなくメロンちゃんを連れて行けない時に、
信頼して預けることができるんでしょうね。

篠原ともえちゃんのブログにもおそろいのミニのワンピの恭子ちゃんが
ともえちゃんとはほんとに仲良し♪
今年も一杯いっぱい、恭子ちゃんの写真のっけてくれてますね

             
                      Imaga by La Moon:http://www.d3d.co.jp/~akop/index.html

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トワイライト~初恋~

2009-04-06 00:54:46 | the cinema (タ行)
上映時間 122分
原作 ステファニー・メイヤー 『トワイライト』(ソニーマガジンズ刊)
脚本 メリッサ・ローゼンバーグ
監督 キャサリン・ハードウィック
出演 クリステン・スチュワート/ロバート・パティンソン/ビリー・バーク/ピーター・ファシネリ/エリザベス・リーサー/ニッキー・リード/アシュリー・グリーン

人間とヴァンパイアが禁断の恋に落ちるファンタジー・ロマンス。
原作は10代の女の子を中心に世界的ベストセラーとなったステファニー・メイヤーによるヤングアダルト小説シリーズ。
母親の再婚を機に、父親とふたりで暮らすため引っ越してきたベラ。新しい土地の気候にも学校にも馴染めずにいるベラは、同じ高校に5人の不思議なセレブ兄弟姉妹が通っていることを知る。中でもひときわ美少年のエドワードに惹かれるベラだが、エドワードはベラを避けているように感じる。そんなある日、ベラに一台の車が突っ込んできた時、エドワードが人間離れした力で彼女を助けて急接近するふたりだが・・・。

なんだか見覚えある二人は、「ジャンパー」の彼女と、美しく成長したハリポタの魔法使いでした♪

コレは、観ると解りますが(笑)バンパイアはジャンパー?って感じです!
「ジャンパー」の修正版?と思えるほどに、
アノ作品に足りなかったものがこの作品にはありました♪

美しき特殊な種族のヴァンパイアのエドワードは、どことなくヘイデン君に似ていますし。
角度によってはLOTRのオーリーにも似てるかも

うん、人間離れ、してた

ヒロインのクリステン・スチュワートも、守ってあげたくなるような美少女ぶり♪
彼の正体を知っても揺れないの
自分の命より、彼を失う方が辛いだなんて・・・もう、こんなセリフのオンパレードよ
だって、彼は強くて、美しくて、一途で、おまけにセレブだし、無敵(最近ウチの子がつかう)よ!
相手はヴァンパイアだけど、ホラーではなく、シンプルに純愛物語♪

カレン一家が、揃ってちょっとムチムチ系だったのが気になりましたが
皆、あの白塗りが似合ってて、謎めいた雰囲気があり7人が揃うところはそれなりにカッコ良かったです!
イマドキのヴァンパイアです(笑)棺桶もニンニクも、マントもなし(笑)
トーフも知ってるし(食べないけど)、インターネットもやるみたいだし、野球もするのよ
チョット変わってるけど(笑)
ただ、高い所に移動するスタイルは、ジャンパーの方が好みかも(爆)

原作がヤングアダルト小説なので、それなりの舞台、設定ですが、
美しい人間と、永遠に生き続けるヴァンパイアの初恋は素敵です♪
アクションもあり、人間との距離感もあり、結構スリリングで楽しめますよ~

春休みということで、小学校低学年のお子さん連れの若いママさんが結構いらしたのには軽くびっくり。
まあ、、難しいことは何も無いけど
デートムービーとしてイイんじゃないでしょうかね
私は結構楽しみましたので、続編、いつ公開かわかりませんが、きっと観ると思います~
コメント (36)
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新堂本兄弟♪

2009-04-05 23:00:10 | Heart pink
今夜はいつもの23時15分~ フジテレビ
ゲストは、倖田來未×misono姉妹
DMBBとの曲は lt's all LOVE

いつも一人でも大変賑やかな倖田來未さんが、2倍ってことっすか?
・・・どおなるんでしょうか~(爆)
関西系トークでしょうね~、恭子ちゃん、参加できるでしょうか

そうそう、今日放送分から、ゲストのイスがソファーになるんだったよね?
一問一答も?気になるとこだわ~
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イエスマン \

2009-04-05 00:59:40 | the cinema (ア行)
それは、今まで
誰も気づかなかった
幸せになる方法


原題 YES MAN
製作年度 2008年
上映時間 104分
原作 ダニー・ウォレス
監督 ペイトン・リード
音楽 ライル・ワークマン マーク・オリヴァー・エヴァレット
出演 ジム・キャリー/ズーイー・デシャネル/ブラッドレイ・クーパー/ジョン・マイケル・ヒギンズ/テレンス・スタンプ/リス・ダービー/ダニー・マスターソン

原作は番組プロデューサーや司会者などマルチに活躍するイギリス人ダニー・ウォレスが実際に全てに“イエス”と答え続けた6ヵ月間に渡る実践を綴ったベストセラー体験記。
仕事でもプライベートでも「ノー」を連発し、親友の婚約パーティーまですっぽかしてしまう後ろ向き男カール(ジム・キャリー)。生き方を変えようと決心した彼は、いつどんなときも「イエス」と言うルールを自分に課す。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイー・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが……。(シネマトゥデイ)

コチラは先週ぽっかり暇になった時、丁度時間がぴったりで観ることが出来ました♪
久しぶりのジム・キャリー。
お相手は、お気に入りの『テラビシアにかける橋』にも出ていたズーイー・デシャネル。
何気にいつもジムキャリーのお相手は超~キュートな女優さんが多い!
怪しい自己啓発セミナーのテレンス・スタンプは、昨年製作のもので4本出演、コレがその4本目。
全部観たことになるな~(笑)強面でキョーレツで可笑しい♪
監督は「チアーズ!」「恋は邪魔者」のペイトン・リード♪

―もしも、全てに"YES"と答えたら。―
なんだかウソ発見器の逆ですよね?(笑)
でも、これは実行しなければならないとなると、私だったら胃潰瘍になるかも~(笑)

離婚以来、私生活では友人の誘いから逃げ続け、
仕事ではローンの申請書に来る日も来る日も『却下』のスタンプを押し続け、
全てに"NO"の後ろ向きな男・カール。
それでも持つべきものは友人で、引きこもりがちなカールに結構普通のトモダチが、
ちょっと普通じゃないトモダチも(笑)後ろ向き男を心配して、色んなところに引っ張り出します。

で、"NO"といい続けた男、"NO"しか言わなかった男が、ある日を境に"YES"を乱発!ってか
何かを判断をする時に"YES"しか言わないでいたら・・・!!!

確かに、普通に話をしていても、否定から入られるより、
うんうん、で聞いてもらった方が、人間関係もいいってもんだけど、
ちょっとふられて"YES"って言ったが為に辿る苦難の道
でも、いい続けるうちに劇的変化!
恋も仕事も順調か~~って時に、どうしてもあわわの事案===

覇気の無い男から、大変身、いつものジム・キャリーに戻って顔芸もみせてくれます。
コネタもあるし、いつものように下ネタも(笑)
大爆笑はないけど、普通に楽しめました~。

作りとしては「もしも昨日が選べたら」に似てるけど、ラストのインパクトはこちらが弱いかな。
個人的に、エンドロールの時のレースが一番冷汗ものだった~~
コメント (18)
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ヤッターマンメイキング(2)♪

2009-04-04 13:55:46 | Heart pink
街なかでも、Believeをきくと、もうムズムズしてしまうんですね~(笑)
また行ってしまいそうです「ヤッターマン」

恭子ちゃんドロンジョ メイキング映像2



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ダイアナの選択

2009-04-04 01:28:27 | the cinema (タ行)
原題 THE LIFE BEFORE HER EYES
製作年度 2008年
上映時間 90分 映倫 PG-12
原作 ローラ・カジシュキー 『春に葬られた光』(ソニーマガジンズ刊)
脚本 エミール・スターン
監督 ヴァディム・パールマン
音楽 ジェームズ・ホーナー  
出演 ユマ・サーマン/エヴァン・レイチェル・ウッド/エヴァ・アムリ/オスカー・アイザック/ガブリエル・ブレナン

ローラ・カジシュキー原作の小説「春に葬られた光」を『砂と霧の家』のヴァディム・パールマン監督が映画化した心理劇。
高校生のダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は登校後、いつものように親友のモーリーン(エヴァ・アムリ)とトイレでおしゃべりに興じていた。そんなとき、突如銃声と叫び声が聞こえ、しばらくすると銃を手にしたクラスメートが乱入して来る。いきなり彼女たちは目の前に銃口を突きつけられ、死ぬのは二人のうちどちらかだと言われ……。(シネマトゥデイ)

一度だけ予告を観た以外、そしてお付き合いのあるブロガーさんたちの"よかった"以外
ほとんど情報を持たないで見に行きました。
おかげで一時も集中を切らさずこの作品の中に引き込まれ、満足できる内容でした

地元の高校に通う17歳のダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は、コネチカット州郊外のスモール・タウン、ブライアー・ヒルの退屈な日々にうんざりしていた。
学校でももてあまし気味の不良少女だったが、彼女に心を許せる親友が出来る。
親友の名はモーリーン(エヴァ・アムーリ)。
毎週日曜日の礼拝を欠かさない品行方正な純粋な女の子。
性格も生き方も正反対の二人だったけど、
シングルマザーの家庭で育ったこと以外には共通点がなくてもなぜか気が合い、
ちいさなケンカをしても互いに歩み寄りいつも一緒だった。。。
かけがえのない存在として支え合っていた―事件の時も・・・。

授業前のトイレで、ダイアナはロクでもない男にあろうことか振られ、自虐的にその話をし、
モーリーンは片想いの男の子に誘われていたことを打ち明けていたその時、
17歳の二人は、この世で想像だにできない究極の、残酷な選択を強いられる。
ここで私は、日本のあるドラマのあるシーンが、頭に浮かぶ。そのことには後で触れようと思う。

なぜそのような事件が起きたのかには全く触れられない。
しかし、事件から15年後。
ダイアナ(ユマ・サーマン)は、その時のトラウマに悩まされつつも、幸せな家庭を持っていた。
誇れる夫に、昔の自分にそっくりな生意気盛りの娘エマ。そして、生徒に囲まれ美術を教え、
昔の自分の母のように、娘の学校に呼び出され・・・
そしてまた何度もフラッシュバックする、あの日、あの時。
なぜか反抗していた自分の高校時代、いつも一緒だったモーリーン・・・・・・


今でも記憶に鮮明なコロンバイン高校乱射事件や、その後いくつか続いた学校における銃撃事件。
全くテレビのニュース映像でみたシーンと同じような衝撃的シーンが冒頭にあるが、
その惨劇にもう一つの残酷な運命を決める出来事が二人の少女の身に起きていたこと、
その選択が何を与え、何を奪うのか―。それを知る物語。

深く、濃い内容のテーマを持った、見応えのある作品でした。



何時もと同じように始まったかに見えるある朝、突然生か死かの選択を強いられる、何事にもやる気のない17歳の女子高生―ということで、
「神様、もう少しだけ」で、真生が医師にHIVであることを告げられるシーンを思い出しました。
勿論、その後のヒロインの人生には共通点はない。あるのは、
輝ける青春の日を、目的もなく無為に過ごして、自分を粗末にして過ごしてきた過去
ドラマ、「神様~」の真生はその宣告の時から、無駄に過ごす「時」が無いのを知る。
神の手で刻まれていく時の音を聞き、そこから「生きる」をスタートし、前向きになっていくのだ
が、
この作品のダイアナの過ごし方にも、取り返せない青春時代、
まさにあの時、彼女は真に生きることに目覚め、神の巻く時計の音を聞いたのではないかと考える。

良心の痛み―、を見つめながら、
あのドラマで真生が全校生徒に言う「今なら間に合う」というセリフを思い出していました。
退屈で、全てが無駄に思える学校生活から逃げ出したくても、「今なら間に合う」。
多くの10代のダイアナや真生のような高校生に見て欲しい、作品でした
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ワルキューレ

2009-04-03 01:30:44 | the cinema (ラ・ワ行)
製作年度 2008年
原題 VALKYRIE
製作国・地域 アメリカ/ドイツ
上映時間 120分
脚本 クリストファー・マッカリー 、ネイサン・アレクサンダー
監督 ブライアン・シンガー
出演 トム・クルーズ/ケネス・ブラナー/ビル・ナイ/トム・ウィルキンソン/トーマス・クレッチマン/テレンス・スタンプ/ジェイミー・パーカー

第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材にした戦争サスペンス。
第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー(デヴィッド・バンバー)とその護衛たちを前に、大佐たちの計画は成功できるのか……。(シネマトゥデイ)

どうなんだろう?
この作品をチョイスする人たちって、ヒトラーの最後を知っているのだろうか?

冒頭のアフリカの戦場でシュタウフェンベルク大佐が負傷するシーンでは、私の中でまだ
なんとなくトムは連合軍みたいだったんだけど、
レジスタンスの会合でもまだなんとなく飛び交う英語に違和感があったんだけど、
作戦の実行に向かう時には、もう、緊張感で引き込まれていました。

戦地で片目と片手を失いながら、
多くの兵士を救おうと、何より純粋なドイツ国民の名誉の為に、
命を懸けた若き将校・シュタウフェンベルク大佐の姿を、忠実に追っていた印象。
軍人と著名な市民の寄せ集めのレジスタンスでの統制を保つ苦悩とか、
作戦を実行する為の人選の様子とかがもっと描かれていてもよかったかな
~というほど、
淡々と事実に沿って描かれていって、2時間はあっという間。

最初の話に戻るけど、史実はこの作戦で、暗殺計画は最後になるものの、
ドイツが平和を取り戻すまでのその後9ヶ月も、、
この作品の終盤にあった、残酷な見せしめ処刑は続くという事実。
あの日から更に数千人という多くの、
この作戦成功を願った人の命が奪われ続けたという事実が残っているんですよね、、、。

今ハリウッドが描くのなら、この作戦そのものよりも、
トム演じる主人公、その人物像をもっと掘り下げて、
作戦の司令部の
あの空白の長すぎる食事時間だけが問題だったわけではないはずで、
暗に描かれている詰めの甘さはどうして生じたのかを観てみたかった気がする。

「ワルキューレ」作戦とはこういうものでしたという教科書的作品でしたが、
キャストは皆良かったです
とてもドイツ人には見えなかったけど(笑)トムの若々しい将校ぶりは良かったし、
ラストの方の、彼をリスペクトするヘフテン中尉とのくだりは胸が詰まりました。
それだけに、もっと人間に迫るドラマが観たかったな~。
でも、これは映画館で観てよかったと思えるものでした!

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新CM~♪

2009-04-02 21:39:24 | Heart pink
もうバンバン流れていますね、恭子ちゃんの新しいCM
2種類の商品、2つのバージョンのCM♪
先日紹介した、赤ぶどう+レモン、やや甘口でアルコール度数は4%
そして、白ぶどう+レモンのシャルドネは呑みやすいけどちょっと高めの5%♪
これがとっても口当たりがいいの~
ちょうどお花見シーズンだし、凄く評判がいいみたいで嬉しいです♪



そんな今日、またまた週刊誌が根拠のない憶測記事で
恭子ちゃんの名前を使ってましたね、、、
昼過ぎに友人からのメールで知りましたが、テレビも各局が取り上げていたとか。

2月中旬の談話とあるらしいけど、100歩譲って、それを目撃した人が本当にいるとしたら
何のために一月以上も温めていたのか?
話題がない時用に取っていたのだろうか(笑)
来週開幕する大学リーグの話題作りのためのタイミングなのか(笑)
帰宅してから夕方の芸能ニュースでも先日のいぬ会社会見時の写真を使って流していたけど、
何がいいたいのか不明なただの垂れ流し。

恭子ちゃんもCM撮影のサイパンからはもう帰ってきていると思うし、
イベントがなくて恭子ちゃんの一番好きな4月にまたしてもいい加減記事で騒がれるなんて
だけど、今回事務所のコメントが素早かったのが嬉しいね
--------------------------------
そうそう、書き忘れていましたが、
私の掛かりつけの医院にも斉藤投手のサイン入り色紙と、ご家族と一緒の彼の写真が飾られています。
「患者さんなんですか?」と聞いた時に、
野球ファンの院長が、懇意にしている人を介して紹介してもらったものだとか
人気者は大変だな~と思ったことでした。
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今月の気になる作品

2009-04-01 00:28:17 | Weblog
お仕事の方も、お子さんをお持ちの方は学校行事なども多い3月が終わっても、
まだまだ沢山ある4月から5月。
歓迎会とかお花見(笑)はいいとしても、
新学期が始まるとまた父兄参観、役員決め、家庭訪問や親睦会などまた始まりますね~

そんな忙しい4月、これが、もう大変~観たい作品こんなにある~

4月4日(土)
「トワイライト~初恋~」 美しきヴァンパイアのラブストーリー
4月10日(金)
「レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―」

4月11日(土)
「ある公爵夫人の生涯」 キーラ・ナイトレイ/レイフ・ファインズ/シャーロット・ランプリング

4月18日(土)
「子供の情景」......とっても観たいのですが、公開劇場が問題かも~。

「スラムドッグ$ミリオネア」 作品賞を始め数々のアカデミー賞に輝いた作品。

「レイチェルの結婚」 アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット
4月24日(金)
「バーン・アフター・リーディング」 ビラピ、ジョージ、マルコビッチおバカ系コメディ♪

4月25日(土)
「グラン・トリノ」 クリント・イーストウッドが監督・主演の人間ドラマ。


ふぅ・・・、今月は外せない作品が目白押し。
先月は9回も劇場に行きながら、ヤッターマンは4回も観たんだけど作品は5作品かな
嬉しいことに中旬を除いては、毎週1本のペースでいけるかも、です♪
後は、地元で公開されるかどうか?というものありますが、
映画館で過ごす貴重な時間、巧く取れるといいな~

            Imaga by La Moon:http://www.d3d.co.jp/~akop/index.html
コメント (10)
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