to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

夜行観覧車 第6話

2013-03-07 22:05:19 | TV dorama

高級住宅街のエリート一家で起きた殺人事件を3世帯の家族を中心に描いたサスペンス

毎週金曜 22:00~22:54 TBS系
原作 湊かなえ 「夜行観覧車」(双葉社刊)
脚本 奥寺佐渡子 清水友佳子
演出 塚原あゆ子 山本剛義
出演 鈴木京香/石田ゆり子/宮迫博之/杉咲花/安田章大/宮崎香蓮/中川大志/田中哲司/夏木マリ/高橋克典

第6話 「悲しい罪の告白…ついに、犯人逮捕!?」
事件4日後。真弓は淳子に呼び出され、早朝の公園へ。淳子は慎司(中川大志)を捜してほしいと懇願する一方、事件の真相は語らぬまま走り去る。
同日、比奈子(宮崎香蓮)と戻った良幸(安田章大)は、父の遺体と対面。そんな2人に、真弓は淳子に会ったことを告げる。一方、結城(高橋克典)は淳子が必ず真弓に接触してくると確信。そして、真弓に淳子からショッピングタウンに来てほしいとのメールが届く…


今週は長男・良幸の独白で始まる。
これまでの人生かなり恵まれてた方だと思います。開業医の親に何不自由なく育てて貰って
いい大学の医学部にも ストレートで合格することができました。
・・・でも、本当はずっと怖かったんです.......

面倒なことは見ないふりして生きてきたツケが、いつか回ってくるんじゃないかって・・・
どうにもならない現実に突き当たった時、
僕は正面から向き合うことができるのかって......



早朝の公園で真弓と会った淳子は、慎司の捜索を頼んで去ろうとするが、
真弓は事件の翌日夫と会っていた事を確認する。
これだけは信じてほしいの。
真弓さんを裏切るようなことはしてない!絶対にしてない!


一方、喚く恋人と別れ京都を後にした良幸と比奈子は、横浜に帰って来て真弓と会う。
淳子と会ったといい二人のことを心配していたと告げる真弓に、比奈子は
「慎司がパパを殺したんでしょうか?」と訪ねるが
「私達が信じてあげなくてどうするの?」と励まされ、ひばりが丘へ――

中傷ビラで覆われた我が家の前で立ちつくす兄妹を、さと子が待ち受け
「ここにはね、もうあなた達のいるところはナイの」2人に家に帰るなと言いたい放題。
良幸は警察で父の遺体と対面を果たし、比奈子とビジネスホテルに滞在するしかない。

やはり、さと子の夫は別居?大きな邸宅に実は一人で暮らしてる?
さと子を取り巻く奥様方の意味あり気な目配せ、、

先妻の子である良幸は、慎司が悩んでいるのを知っていながら、、
優しくて包容力のある父からの見て見ぬふりして逃げ出すなんて一番卑怯なことだという教えを守れず逃げ出した…―
自分が残っていれば、、、良幸は自分を責める。。。

淳子からのメールでショッピングセンターで待ち合わせる真弓の後を刑事が尾行。
二人が会っている姿を、真弓からのメールで慎司が少し離れてみていて、慎司の姿を見つける淳子。
しかし、既に取り囲まれていた淳子は、真弓さん。やったのは私なの・・。
信じられない真弓に、「ホントよ。私がやったの。

大人しく、観念したかのように逮捕された淳子でしたが・・
彼女の心の声とも言えるその後のナレーションが謎を呼ぶ・・・・

―4年前、お向かいに越してきた一家は、とても素敵な人達だ。
気取りがなくて誠実で、信頼できる人達。
だから、、きっと大丈夫。あの人だったら、必ず救ってくれる。

遠藤さん、どうか忘れないで。私達の運命が、あなたの手に委ねられていることを。――


女は結婚、妊娠、子育てで…夫の転勤とかそれぞれの家庭の事情などがあり、
独身時代に築いた友人関係を継続できなくなる事も多く、淳子や真弓の気持ちも解らなくはない。
真弓はひばりが丘の自分の理想を淳子に重ね、彼女が幸せの象徴だったはず。
だけど、
淳子の本音は、ちょっと違うと思う。。。
デキの悪い級友に手を差し伸べるという、そんなチョット上から姿勢ではなかったか?
勿論、2人ともやっとみつけた友人には違いないだろうケド。

だから、自分の家庭が崩壊していても、淳子を助けたいことが優先事項。
家ではたった一人しかいない子供に、いつもスーパーのお惣菜を食べさせる真弓、、、
それでいて、善き隣人のポジションは確保していたいという外面のよさが、私はダメだわ・・・
一方の淳子は、どうも結城の言うように、真弓に頼りたくてというより、
遠藤家の真弓も啓介も、必ず自分の言う事を聴いてくれると確信しているような気がする。
淳子が、本当は何を守ろうとしているのか?
案外単純な犯罪のような気がします・・・・


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