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to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ウルトラミラクルラブストーリー

2009-06-13 00:40:30 | the cinema (ア行)
脳みそなくても心臓止まっても
ぼくの恋は死なない

上映時間 120分
監督・脚本 横浜聡子
出演 松山ケンイチ/麻生久美子/ノゾエ征爾/ARATA/キタキマユ/小野寺陸/藤田弓子/原田芳雄/渡辺美佐子
青森で農業を営みながら一人で暮らす水木陽人(松山ケンイチ)は、やることなすことすべてが常識外れな町の変わり者。ある日陽人は、訳あって東京からやって来た神泉町子(麻生久美子)に一目ぼれする。恋を知らない陽人にとっての生まれて初めての恋は、常識を超えた奇跡のような出来事を次々に呼び起こす。(シネマトゥデイ)

楽しみにしていた松山ケンイチくんの作品、観てきました~。
レディスデイの夕方の回だったからからか、前のブロックを除いてほぼ埋まっていた座席の99%は女性でした。
ウルトラ、ミラクルなハイテンションラブストーリーだと信じて疑わず、でしたが、
それはちょっと違っていて、
かなりシュールな内容でしたが、私は楽しめました
でも、この設定・ラストにはかなり評価が分かれそうな気がします。

まず、ストーリー紹介にある、陽人くんの「町の変わり者」というのは正確ではないです。
そして、この物語中の大半をなす津軽弁のセリフが解らない為、とっても損した気がします
特に子供の津軽弁は字幕がほしかったです全く解らずでした
ラストは人によっては気味が悪いかもしれませんね

それでも、松ケン演じる陽人の無邪気な真っ向勝負の言葉に、
そんな事言うか~羨ましいぞー。。。みたいな(笑)
町子先生、なんかすご~く羨ましいぞっみたいな(笑)

普通の恋をして、ありきたりな失恋をした町子先生に、
常識という言葉を知らない、イヤ、常識の圏外にいる陽人は、全くかみ合わないように見えるのですが・・・
かみ合う時がそれを進化だという陽人―。
いつも仏頂面の町子先生にも変化が、、それこそ進化?―

ナクシタモノに答えを求める町子先生に、カミサマ・藤田弓子がかける言葉、
町子先生の言葉に即答の陽人くんの返しがいいです。

楽しみにしていましたが、過度な期待がなかった所為か、
一緒にご覧の方々の、笑い声の所為か、
子供のように「両想い」を夢見る、願う陽人の物語。松ケンファンでも、好き嫌いが分れるかも知れません。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ま~ちこせ~んせ~ (KLY)
2009-06-13 02:39:19
といえば「ど根性ガエル」。陽人が呼ぶたびに頭の中で「ひろし~」って…。^^;イメージって怖いですね。

津軽弁は特に前半がかなりわからなかったです。陽人のテンションも異様に高かったんで、それもあったと思うんですよね。

私は陽人は一応変わり者なんだけど、青森の田舎の人たちは別にそんなことあんまり気にしないのかなーなんて思ってました。逆に東京から来た町子先生にしてみたら、完全にストーカーじゃないかなって。(笑)

ラストはちょっと気持ち悪かったかなぁ。何も出して投げなくても…^^;
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Unknown (abc)
2009-06-13 17:02:08
トラックバックをありがとうございます。

自分も楽しめましたー
最初から出てくる津軽弁は同じく聞き取れなかったんですけど、
それは、(言葉だとか)細かいことは気にしないで観てくれっていうことだったのかもしれませんね。

ラブストーリーというよりも、生きることと恋が結びついて、めっさ生きているぜ!ストーリーだった気がします。

GOEMONは僕も観ましたが面白かったですー
これからも、更新をがんばってくださいね☆
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字幕なし (メビウス)
2009-06-14 00:58:44
kiraさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

自分の地元の青森はともかく、他の地方ではやっぱり津軽弁は難しいところもあるから字幕付くんじゃないかな?とも思いましたが付いてないんですね(^^;)でも個人的には映画の中で使われてた津軽弁も少~しマイルドな津軽弁に聞こえましたw
それに横浜監督の作品はかなり独特な世界観があるので観る人全員が付いて行けるとは正直思えませんし、それに津軽弁が追加されてるもんですから、かなり観る人を選んでしまう映画だとも思いますね。
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KLYさん* (kira)
2009-06-16 02:00:24
あはは「ど根性ガエル」にいっちゃいましたか
松ケンのあの「ま~ちこせんせ~い」は確かにインパクト強かったです(笑)
私は仏頂面のまちこセンセイに成り代わって返事をしてました(笑)

ラストは私もマサカと思いましたよ!
あのシーンは気持ちが悪かったのに、全体としては
ちょっと羨ましいぐらいの二人って感じなんですよね~
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abcさん* (kira)
2009-06-20 00:22:27
不思議な楽しさのある作品だったと思います。

やっぱり津軽弁、聞き取れませんでしたか?
この春に観た沖縄舞台の作品で、一部字幕が入ったのがよかったので、
ついコチラにも期待しました!
そうですね、これは理解しようとして観るのではなく、
そのままの彼らを感じる作品なのでしょうね

ウルトラピュアな陽人くんが先生にかけるセリフが可愛くてスキでした
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こんにちは (はらやん)
2009-06-20 06:07:10
kiraさん、こんにちは!

なかなか悩ましい作品でした。
けど僕のブログにkiraさんからいただいたコメントでちょっとわかったような気もしました。
こういう人の世界観を解釈する映画はエネルギーがいりますが、けっこう好きだったりします。
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メビウスさん* (kira)
2009-06-20 22:31:26
お返事が大変遅くなってしまいました。ゴメンナサイ!

これは監督の思い入れで、青森県人による青森発の作品だということで、
津軽弁は外せないと思っていましたが、
何故かきっと解るハズと、おかしいくらい自信があったんですよね~私
で、松ケン始め、大人の会話にはついていけたんですが子供や老人のは難解でしたー
気負わずに観ていたつもりでしたので、ウルトラ・ミラクルな展開も、ラストもありのまま受け入れられました。
丁寧に陽人のキャラが描かれていたわりに彼の説明部分があまりなかったことも、
監督のこだわりの一つなのかしらと思いましたね~
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はらやんサマ* (kira)
2009-06-29 01:52:58
遅いレスでごめんなさいっ

>こういう人の世界観を解釈する映画はエネルギーがいりますが、けっこう好きだったりします。
そうなんですよね~
こちらは完全に好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、
こういう作品の場合、やはりキャラクターが受け入れられるか?なんですが、
津軽弁をヌキにしても、すごくセリフが良かったのでOKでした~
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