to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

シャーロック・ホームズ

2010-03-21 23:52:47 | the cinema (サ行)
原題 SHERLOCK HOLMES
製作年度 2009年
上映時間 129分
脚本 マイケル・ロバート・ジョンソン/アンソニー・ペッカム/サイモン・キンバーグ
監督 ガイ・リッチー
音楽 ハンス・ジマー
出演 ロバート・ダウニー・Jr/ジュード・ロウ/レイチェル・マクアダムス/マーク・ストロング/ケリー・ライリー/エディ・マーサン/ウィリアム・ホープ

世界一有名な私立探偵シャーロック・ホームズの活躍を、天才的な観察眼と推理力はそのままに、ワイルドな武闘派として描いたミステリー・アドベンチャー。
19世紀末のロンドン。若い女性が次々と不気味な儀式を思わせる手口で殺される連続殺人事件が発生。ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)も捜査に手こずる中、名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)がこの難事件解決に立ち上がる。はたして、持ち前の超人的な観察力や記憶力、推理力でたちまち犯人の居所を突き止めるのだった。だがその犯人、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿(マーク・ストロング)は、巨大な闇の力とのつながりをほのめかし、すぐ復活すると言い残して処刑される。―

日本の名探偵・明智小五郎には小林少年がいて、
英国の名探偵・シャーロック・ホームズにはワトソンがいる♪
はい、子供のころには嵌ってしまって、部屋の電気を消して布団にスタンドを持ち込んで読みました~。
でも、これは当時のシャーロック・ホームズのイメージを破る、破天荒なキャラクターとなって度肝を抜く作品になってます!

毒舌で武闘派ながら、観察眼とバツグンの推理力はそのまま、やんちゃなホームズがロバート・ダウニー・Jrにまさにはまり役!
相棒・ワトソンは、そんなホームズに手を焼きながらも阿吽の呼吸で助太刀。
紳士的で包容力も垣間見せるワトソン役のジュード・ロウも素敵♪
とっても楽しめました~

やんちゃなホームズには女怪盗

常識派のワトソンには堅実な女性

先ずなんといっても二人の会話が面白い
ワトソンの結婚話にシットし、瞬時に彼女の正体を暴いてみせる観察力と推理能力を披露してしまうトホホなホームズ
そんなホームズに怒りながらも固い絆で結ばれている二人ならではの会話がテンポよく展開されていて口元が緩んでしまう~。

そして舞台となる19世紀末のロンドンのレトロな街並みも、怪しげで不気味さ加減もいい雰囲気♪
ハンス・ジマーの音楽も、ずっとセピアな映像も凄く好み~
ロバートはともかく、ジュードのアクションが観れてわくわくでした
武闘派ホームズのロバートは引きこもりの衣装からあられもない姿まで披露してくれて、とにかくチャーミング♪

謎解き部分で一番気になったワトソンの誤診のナゼ?!には、ふと「Dr.パルナサスの鏡」で、
ヒースがやった裏技がよぎりました~(笑)
いつか口からあの金属様のモノが出てくるんじゃないかと・・期待しました

これはジョニー贔屓の友人と観にいきましたが、続編あるんじゃない?と意見は一致!(あるかしら?)
久しぶりにどちらも満足な作品でした