氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

カレーシチュウー

2006-02-04 10:15:50 | 懐かしの食品
昭和30年代半ばの小学校の給食は最悪でした。
ミルクは不評の「脱脂粉乳」で冷めると分厚い膜が張る・・・
暖かいうちは何とも言えない独特の臭さで飲めないのです。

その給食の中でも「カレーシチュウー」はまだましでした。(「鯨肉」さえ無ければ)
今では貴重な珍味に立身出世した「鯨肉」ですが・・・其の頃は最下等の蛋白源です。
堅くて噛み切れないゴムのような「鯨肉」がこれでもか!と言わんばかりに入っていました。
「鯨肉」は噛むと生臭く鉄錆びのような味がして大嫌いです。

スプーンはアルミ製で未だ「先割れスプーン」では有りません。
パンもかさかさの「コッペ」か半斤の「食パン」で何時も残しました。
私が未だに「パン」が嫌いなのは「給食」が原因かも?

「鯨肉入りカレーシチュウー」が懐かしいけれども食べたいとは思わない。