氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

ディンキー

2006-09-12 00:49:49 | 懐かしい玩具
昭和30年代の後半に「ディンキー」のミニカーを買いました。
車種は「オースチン・カントリーマン」です。
「デインキー」はイギリスのミニカーでお気に入りでした。

「オースチン・カントリーマン」はワゴンタイプで後部に木製の桟が独特です。
あの頃は何故かイギリスの車に憧れていました。

未だスパーカー・ブームのかなり前の懐かしい思い出です。

コーギー

2006-09-11 00:14:25 | 懐かしい玩具
昭和30年代の後半に「コーギー」のミニカーを買いました。
「コーギー」もやはりイギリスの会社です。
初めて買った車種は「アストンマーチンDB5」・・・
007のボンド・カーでした。

ショーン・コネリー演ずるジェームス・ボンドは憧れの的です。
映画で見た「アストンマーチンDB5」は色々な仕掛けが有る夢の車でした。
機関銃やミサイルが有り危機を脱する時には屋根が開き座席ごと脱出・・・

そんな車が欲しくて「コーギー」のミニカーを買ったのです。
映画もミニカーも懐かしい思い出でに成りました。

マッチボックス

2006-09-10 00:14:47 | 懐かしい玩具
昭和30年代の後半にミニカーを始めて買いました。
イギリスの「マッチボックス」と言う会社のミニカーです。
車種は「モーリス・ミニクーパー」でした。

ブリテイッシュグリーンの綺麗な車で今でも覚えています。
タイヤはゴム製で左右に曲げる事が出来ました。
タイヤとハンドルが連動して動くのが素敵です。

名前の通りマッチ箱のようなパッケージに入っていました。
その当時は物に対する執着心が無く箱は直ぐに捨ててしまいます・・・
玩具をコレクションする意味も意思も持っていなかった頃の思い出です。

連発花火

2006-08-20 16:02:34 | 懐かしい玩具
昭和30年代の中頃に「連発花火」が流行した。
15連発~30連発と段々に花火の筒が太くて大きく成っている。
地面に据え置いて打ち上げる花火です。

しかし花火の筒を手に持って火を付ける事が流行した。
いわば肝試しのような感覚で度胸を決めて打ち上げる・・・

シューッと導火線に火が付いてシュ~ポ~ンと火の玉が撃ち上がる。
30連発にもなるとかなりの迫力でした。

困るのが途中で不発に成り中途半端に終わる事です。
もう出ないのかと思い花火を下に向けるといきなりシュ~ポ~ンと発火する。
驚いて又上に向けると不発・・・昔の連発花火は不発が多かった。

花火

2006-08-19 10:24:30 | 懐かしい玩具
夏の宵には「花火」を楽しんだ。
近所の駄菓子屋でも売っていたし夏祭りの露天や夜店の店頭で買う。
色々な「花火」が沢山の仕切りの中に並んでいる・・・

好きな「花火」を予算に合わせて選ぶのが楽しくて胸が踊るのでした。
「線香花火」「鼠花火」「ロケット花火」「打ち上げ花火」・・・
未だ中国産の「花火」は有りませんでした。

幼い時には「花火」の音が恐ろしくて「しだれ花火」など音のしない物を選びます。
その中で「蛇花火」が好きでした。
音や光は有りません嫌な生臭い(アセチレンの様な)匂いがして黒い燃えカスが
ムクムク~モクモクと地べたを這いずり回る。
なんとも盛り上がりに欠ける「蛇花火」でしたが女の子達が「キャーキャー」
騒ぎ逃げ回るのが楽しかったのかな?

女の子達も「気持ち悪い・・」と言いながら遠巻きに見ていました。
本当に嫌なら家に帰ります・・・しかし誰も帰らない。
複雑な女性心理に疑問を持つた初体験でした。

水鉄砲

2006-08-18 10:34:11 | 懐かしい玩具
夏休みに成れば駄菓子屋の店頭には様々な「水鉄砲」が並ぶ。
昭和30年代の初めには「ブリキの水鉄砲」だった。
チャチな作りの「水鉄砲」で直ぐに壊れる。
水を内蔵するタンクも小さくて何回か撃つと直ぐに水が無くなった。
それでも楽しくて「水鉄砲」をかまえて路地を走り回る・・・

昭和30年代の中頃からかプラスチックの「水鉄砲」が新発売された。
精巧なピストルでタンクも大きく水も遠くまで発射出来る。

陣地にバケツを準備し二手に分かれて撃ち合う・・・
ランニングシャツと半ズボンはびしょ濡れに成るが気持ち好い。
頭まで濡れても夏の日差しは強烈で直ぐに乾いてしまう。

あんな楽しい夏の日はもう経験出来ないのだろうか?

バンカース~2

2006-04-01 09:49:06 | 懐かしい玩具
「バンカース」へのマドレーヌさんからのコメントを引用します。

>バンカース~よく覚えています。大好きでよく遊びましたもの。
>ゲーム板の角のところにくると「電車に乗り遅れて1回休み」と書いてあって、その絵が本当に電車を追いかけている、
>こうもり傘を持ったサラリーマンの絵でしたよね、

そうです良く覚えていますね。

>妙にあの絵が印象的で…何故だろ。

妙に印象に残る絵や事柄って不思議ですね。

ところでマドさんとは年代が少し異なるのでバージョンが違うのかな?
私の記憶にあるのは「列車に乗り遅れ」(1回休んでバスまで進み指示に従う)です。
バスは懐かしい「ボンネットバス」で紅い車体に白いラインで料金は$5でした。

サラリーマン風の人物でこうもり傘とトランクを持ちソフト帽を飛ばしながらホームを駆けている。
ホームの先には煙を棚引かせ出発した列車の最後尾が有ります。
田舎の駅のプラットホームで列車は蒸気機関車(煙が有るので)でした。

サラリーマンの「ソフト帽」「列車の煙}「ボンネットバス」が古い時代を表していて何とも懐かしい・・・

他のコーナーは「銀行」「モーターボート」「祭礼」です。
「銀行」は通過する度に$50貰えた。
「モーターボート」は$10の料金で築港まで進める。
「祭礼」は競技者全員から$5づつ貰えました。

マドさんのコメントで忘れていた記憶がフラッシュのように甦る・・・ありがとうございました。


バンカース

2006-03-31 10:05:38 | 懐かしい玩具
昭和30年代の前半にボードゲームが流行しました。
なかでも私は「バンカース」が大好きです。
今のモノポリーのようなゲームでした。

4~5人で遊ぶゲームでサイコロで駒を進める。
最初に銀行から資本金を貰い土地や家屋を買いながら財産を増やすゲームです。
他人の土地や家屋が有る場所に停まれば家賃や地代を持ち主に支払う。

カードと書いてある場所に駒が停まるとボードの真ん中にカードが伏せて有るカードをめくれた。

「保険金満期」のカードをめくると銀行からお金を貰える。
「株式配当金」や「利子」など子供には理解不能なカードも有ります。
貰える物は判らなくても嬉しい。
しかし貰えるカードばかりでは無く「交通違反罰金支払」など不愉快なカードも有った。
どんなカードが来るかドキドキします。

ボードには「祭礼の寄付」だの社会生活の機微が有り面白かった。

15ゲーム

2006-03-30 10:32:13 | 懐かしい玩具
昭和30年代の前半に「15ゲーム」が流行した。
プラスチックの薄い正方形の箱に1~15の数字が書いてある15個のコマが入っている。
その数字が書いてあるコマをばらばらに並べて1~15の正しい順番に並べ替えるゲームです。
単純なゲームですが流行した。

TVドラマで人気があった「ポンポン船長」の出演者「桂小金治」がドラマの中で「15ゲーム」をする場面がよく出て来ます。
そのTVの影響か大流行しました。

駄菓子屋や玩具店で50円~100円位で売られていたと覚えている。
ポケットに入るコンパクトなゲームが珍しく飛びつきました。

しかし「15ゲーム」を持って表に出ても遊ぶチャンスは有りません。
一人でするゲームなので家の中か乗り物の中での暇つぶしのゲームでした。

バイ

2006-03-29 09:45:56 | 懐かしい玩具
関西ローカルでは独楽(こま)の事を「バイ」と言っていました。
木製の独楽も「バイ」と言いましたが鋳鉄の「ベーゴマ」の事を言います。

鋳鉄製の「バイ」をコンクリートや石畳の上で一生懸命に磨きました。
鋳鉄の「バイ」は鋳物なので角が丸かったのです。

角を鋭角に磨く事で相手の「バイ」を弾き飛ばし易くする。
床から相手の「バイ」を押し出したり回転を止めたら勝ちです。
勝てば相手の「バイ」が自分の物に成る。
いわばギャンブルでした。

学校では勿論「バイ」は禁止ですが止められません。
我々の子供時代は「バイ」に明け暮れました。
懐かしい思い出です。