氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

雨水

2005-02-18 15:12:57 | 日記
今日は雨水です。
二十四節気の一つで氷や雪が解け始める意味が有ります。
雪が雨に変わり雪解けを呼ぶのでしょうか・・・
奈良の冬も最近はずいぶん温かくなりました。
過ごし易くて良いのですが、温暖化と関係が有るのかな?


砂かけ祭り

2005-02-12 10:38:49 | 懐かしい思い出
奈良県河合町の広瀬神社で昨日(2月11日)「砂かけ祭り」が有りました。
出不精な氣楽亭は勿論、行きませんでしたが紹介します。

古代からの大和の奇祭として有名で正式名は五穀豊穣を願う「御田植祭」である。
砂を雨にたとえ太鼓の合図で田人と牛が参拝者に砂をかける。
参拝者も田人と牛に砂をかけ返す。
砂が舞えば舞うほど其の年は豊作だと言われている。

水木茂氏の有名な漫画「ゲゲゲノ鬼太郎」に出てくる「砂かけ婆」は奈良県の妖怪らしい?
広瀬神社は砂かけ婆の本拠地かもかも知れません。

私の祖父は夜釣が好きで近所の池や沼へよく出かけていました。
ある晩に音楽と共に火の玉が出た「くも火」を見た!
とよく言っていました。
叔父は子供の頃に夜、手洗いに行き(屋外に便所が有った)「高坊主」を見た。
子供の叔父は「でぇらいやっちゃ!高坊主や!」と怯えて後ろ向きで家に転がり込んだ。
今から70年位昔の事である。

「日本の妖怪」で調べたら祖父の見た「くも火」は「ジャンジャン火」、叔父の見た「高坊主」は
「見越し坊」かもしれない?
大和には不思議な奇祭や稗史が多く面白い地方です。

建国記念日

2005-02-11 11:04:21 | 政治
国民の祝祭日で建国記念日として昭和42年(1967年)から実施されています。
戦後新憲法には合わないと廃止された旧紀元節の日です。

紀元節は神武天皇即位を紀元前660年を元年として 明治5年に制定されました。
ちなみに今年は皇紀2665年です。


恭喜發財 新年快楽! (旧正月)

2005-02-09 00:07:13 | 台湾
祝台湾的朋友 大家過年快楽!

今頃は新年を祝う爆竹の音と紅包(お年玉)が乱れ飛んでいる事でしょう。
台湾は今でも旧暦(農暦)で春節(正月)を祝います。
ご飲酒三昧、麻雀三昧、ご馳走三昧、「飲む、打つ、食べる、」の三位一体が台湾の新年です。

お世話に成った台湾の皆様、今年も宜しくお願い申し上げます。

立春

2005-02-04 10:42:40 | 氣功
今日は立春です暦の上では春ですが旧暦を基にしている為、実感はありません。
立春は二十四節気の一つで 正月節気とも言います。

余談ですが「寒の水は美味しい!」朝の起きがけの一杯の水は甘露です。
我が町の水道水は昔の井戸水のようで本当に旨い。
昔に熱帯魚飼育に嵌っていた時にペーハーチェッカーで水道水を検査しました。
なんと市販のミネラルウオーターとほぼ同じ結果でカルキ抜きなどの薬剤は不要です。
娘は「大阪の水は飲めん!」と言って家からペットボトルを持参して勤務しています。
大和の美味しい水には驚きます。

自慢では無いのですが美味しさにもう一つ秘密が有るのです・・・
私の職業(氣功師)がら家内で飲んだり調理するのは普通の水道水では有りません。
かと言って浄水器などは使っていません。
水道から汲み置いた水に氣功(外氣を照射)をしています。
俗に言う「手かざし」です。(一分も掛かりません簡単です)
手前味噌かも知れませんが娘のお気に入りは氣功水なんです。

馬鹿な事をと思われるでしょうが本当なんですよ。

節分

2005-02-03 10:41:29 | 懐かしい思い出
今日は節分です。
節分と言うのは太陰暦(旧暦)で季節を二十四に分け区別しやすくした物なのです。
二十四節気で各々名前が有ります。
節分は季節を分ける為の雑節で春夏秋冬の年間四回節分が有ります。
鬼やらいの為に豆まきをするのが節分では有りません。
恵方を向いての「巻き寿司の丸かぶり」なんて言う行儀の悪い習慣は何処かの誰かさんの陰謀です。
今夜も女房は鰯を焼いて柊の葉を取り巻き寿司を用意するでしょう。
我が家では子供達も成人し豆まきは卒業しました。
村の神主も居ない産土の氏神さまに歳の数だけ豆を半紙に包みお参りします。
夫婦で夜にお参りするのですが・・・豆の数が増えて・・・
最近は豆の数は年齢の端数だけに省略し足りない分は心で報告しています。

亡母は節分も「年越し」と言っていました。
昔は大晦日的な意味合いが有ったのでしょうか?

それと「節分の晩に道で帯や櫛、ベルトを拾うな!」
「誰かの厄落としやから厄まで拾う!」こんな事を言っていた事を思い出します。
最近はこんな習慣も無くなったのか道には空き缶やゴミしか落ちていません。

余談ですが私は幼い時から鬼が好きな変わった子供でした。
祖母からは「あまんじゃく」(天邪鬼)と呼ばれ・・・
仁王様や御不動様に踏みつけられる天邪鬼や、縁の行者に使役される前鬼、後鬼が可哀そうでした。
桃太郎の鬼退治も嫌いでした、好きな童話は「泣いた赤鬼」です。
青鬼の家に訪ねてきた赤鬼が手紙を見て泣く場面は本当に悲しくて泣きました。
子供の頃に節分の豆をまいて「鬼も内!福も内!」と叫んで両親を呆れさせた難儀な気楽亭です。

雪の朝

2005-02-01 10:12:10 | ハスキー犬
朝起きると一面の雪景色!
我が家の愛犬ハスキーのユウ嬢は早朝から歓び回り散歩の催促でかしましい事です。
生まれつきの性質なのか雪が大好きなんです。
道や堤防はアイスバーンでガチガチに氷結しています。
去年の真珠婚旅行で小樽の靴屋さんで買った厳寒地仕様の冬靴が早速役に立ちます。
犬が歓び駆け回っても足元は万全です。
アイスバーンでもグリップは抜群で今日の散歩は少し遠回りしました。