氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

嗽薬

2006-02-07 10:04:09 | 懐かしい思い出
今年も「インフルエンザ」が流行しています。
あの頃(昭和30年代半ば)にも「インフルエンザ」が大流行しました。
「A型香港風邪」が猛威を振るい小学校も学級閉鎖に成ります。

小学校の「手洗い場」には「嗽薬(うがいくすり)」が大きな金属製の缶に入れられて常備されていました。
その「嗽薬」は「水色」で少し塩辛くて薬臭かった。

家では薬局で買って来た「イソジン」を使っていました。
「イソジン」は色も匂いも「ヨーチン(ヨードチンキ)」によく似ています。

風邪をひいて医者に行くと喉に「ルゴール」を塗られて閉口します。
「注射」を打たれて「水薬」を貰って帰る。
「水薬」はガラス小瓶に入っていたが目盛りまで飲むのが辛かった。
薄苦くて胸が悪く成るような味です・・・

今でも小学校では「嗽薬」を常備しているのかな?