氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

グミ  其の2

2012-06-12 10:36:07 | 懐かしの食品
我が家の「グミ」を取り入れました。
木熟にした「グミ」ですが甘さの中に渋みが有り皮のザラザラした感覚が舌に残る・・・
昔に食べた「グミ」はもっと甘くて美味しかった記憶が有ります。
舌が肥えて昔の素朴な味覚を喪失したのかなぁ・・・?

我が家の「グミ」は娘が好物で私と二人で食べ尽くす。
家人と息子は「渋い」「不味い」と不好評で食べません。

女の子は父親に似て男の子は母親に似る・・・本当でした。

乾燥芋

2006-08-04 00:04:29 | 懐かしの食品
「杉浦茂」さんの漫画本を読んでいたら「乾燥芋」が出てきました。
「乾燥芋」は子供の頃に食べた思い出が有る「懐かしい食品」です。
薩摩芋を切て乾燥した食品です。

白い粉がふいていて生でも食べられたけれど焼いたら美味しかった。
戦後の物が無かった時代の貧乏臭い食べ物ですが懐かしい・・・

「杉浦茂」さんの漫画には懐かしい食べ物が頻繁に出て来ます。
「コッペパン」「支那蕎麦」「おこわ」「力餅」など色々有ります。
登場人物も「うどん粉プップ之助」「コロッケ5円之助」「風船ガム助」など
食べ物の名前が盛りだくさんでした。

ビタラーメン

2006-05-29 09:59:16 | 懐かしの食品
昭和30年代の初めに「日清チキンラーメン」から始まった即席麺は大流行しました。
今では消えてしまった即席麺が沢山あります。

中でも「ビタラーメン」は我が家でお気に入りの即席麺でした。
関西ローカルの即席麺だったのでしょうか?
今と成っては判りません。

「ビタラーメン」はお湯で茹でる方式でした。
白いナフタリンのような丸い錠剤(科学調味料か?)と濃い目の液体出汁とを別のお湯で溶かす・・・乾燥ネギと麩が入った具を入れて出来上がり。

濃厚なスプーと麺が即席麺とは思われないくらい美味しかった。
どこかの食品会社でリプロダクトしてくれないかなぁ・・・

日清チキンラーメン

2006-05-25 09:53:43 | 懐かしの食品
昭和30年代の初めに日本初のインスタントラーメン「日清チキンラーメン」が30円で発売されました。
大衆食堂の「素うどん(かけうどん)」が一杯15円位の時代に即席麺の30円は高かったのです。

お湯をかけて3分間で出来上がる・・・日本中で大流行しました。
「日清チキンラーメン」は即席麺の一大ブームを起します。

漫画の「オバQ」の登場人物「小池」さんは何時も「ラーメン」を食べている。
円谷プロの「ブースカ」はラーメンが大好き。

「チキンラーメン」を食べて漫画を読むのが幸だったあの頃が懐かしい。

SBカレー

2006-05-21 10:31:55 | 懐かしの食品
「SB即席カレー」のTVCMも懐かしい。
「芦屋雁之助」がターバンを巻いたインド人の扮装でカレーを食べて・・・
「インド人もビックリ!」と言うコピーが大流行しました。

ターバンが飛ぶバージョンも有ったように思う・・・?

我が家のカレーは「オリエンタル・マースカレー」でしたが「SB食品」は宣伝が上手でした。

「インド人もビックリ!」は名コピーで学校でも真似をした思い出が有ります。

SBホンコン焼ソバ

2006-05-20 10:14:57 | 懐かしの食品
昭和30年代の中頃にインスタント食品がブームに成った。
SB食品の「ホンコン焼ソバ」のTVCMが懐かしい。

落語立川流家元の「立川談志」がTVCMで「ホンコンに美味いよ!」の名コピーで大流行します。

食べてみた感じは「どこが?ホンコン?」と言うような味でしたが・・・

私は「日清焼ソバ」のほうが好きでした。
初期のインスタント焼ソバはお湯で茹でる乾麺ばかりだったのです。

インドリンゴ

2006-05-14 10:00:06 | 懐かしの食品
昭和30年代に「インドリンゴ」と言う果物が有りました。
其れまでのリンゴは「紅玉」や「国光」など小さくて酸っぱい種類しか有りません。
「コールデンデリシャス」や「スターキング」と言う大きくて甘いリンゴを食べて美味しくて驚いた。

今は「サンフジ」や「むつ」など美味しいリンゴが沢山あるが「インドリンゴ」は見かけない。
もう淘汰されて誰も栽培していないのだろうか?

それにしても「インド」のような暑い国で「リンゴ」が栽培出来るのか?
そもそも「インドリンゴ」は何処から来たのか謎です。

エルビー

2006-05-13 10:10:31 | 懐かしの食品
昭和30年代の初め頃に宅配の乳酸飲料で「エルビー」が有ったのを思い出した。
「ヤクルト」のようにガラス瓶に入っていたのです。
牛乳配達のように自転車に乗って毎朝配達してくれる。

当時は紙パックや使い捨て容器などは無く全てガラス瓶でした。
誰もがリサイクルなんて言葉は知らないが飲み終わった瓶は洗って返す・・・
資源をゆっくり使う事は当たり前の常識でした。

便利な生活では無かったけれど素敵なスローライフが懐かしい。

ミルトン

2006-05-12 09:46:48 | 懐かしの食品
大阪だけのローカル・ブランドかもしれないが乳酸飲料で「ミルトン」が有ったのを忘れていました。
「カルピス」などの一流ブランドに比べて少し安かったと思う。

「ミルトン」は透明で少し変わったガラス瓶に入っていました。
果樹酒が入っているようなお洒落な容器です。
瓶の首に指が入るような輪が有る。

「ミルトン」は乳酸飲料にフルーツを添加した新しい味でお気に入りでした。
「カルピス・オレンジ」や「カルピス・グレープ」が発売される前の思い出です。

森永コーラス

2006-05-11 10:00:14 | 懐かしの食品
昭和30年代後半に「森永コーラス」を飲んで不思議な「ヨーヨー」が懸賞で当たるキャンペーンをTVで流しまた。
乳酸飲料は「カルピス」「不二家ハイカップ」だったところに「森永コーラス」が攻勢をかける。
「森永コーラス」は戦前から有ったらしいが売れ行きはイマイチでした。

TVCMは「電信柱が~ひゃくいっぽん~森永コーラス飲~んだ。貰ったヨーヨーが~ひゃくいっこ・・・・」
何だか訳の判らない歌詞でしたが夢中で買ってマークを送りました。

不思議な「マジック・ヨーヨー」が大流行します。
従来の「ヨーヨー」は糸が固定して有りましたが「マジック・ヨーヨー」は輪に成って固定して無い。
「犬の散歩」や「世界一周」など色々な技が可能でした。

「コカコーラー」がキャンペーンした「ラッセル・ヨーヨー」の数年前の出来事です。
「カルピス」も「不二家ハイカップ」も止めて「森永コーラス」を買いました。
3本買ってマークを3枚一口で送ると抽選で「マジック・ヨーヨー」が当たります。

目出度く当選しましたが残った「森永コーラス」を飲むのが嫌に成り往生しまた。