氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

鉄腕アトム

2005-09-05 08:33:14 | 懐かしいTV番組
昭和34年にKTV関西テレビで土曜日の夜6:15~6:45まで「鉄腕アトム」を毎週、楽しみに見ていた。
「少年」に連載中の手塚治虫、原作の大人気漫画をTVドラマ実写版化で放送される。

主人公のアトムは瀬川雅人です。
頭の両側がとがったアトムのヘルメットは苦心の作でした。
主題歌は「僕は~無敵だ~鉄腕アトム~良い子の為に~戦うぞ~・・・ジェット推進十万馬力~
後のアニメのアトムは百万馬力にバージョンアップされますが実写版アトムは十万馬力です。

残念な事に実写版「鉄腕アトム」の人気はいまいちでした。
勿論、SF漫画をTVドラマ化するのに無理が有るからです。
日本映画の特撮は世界でも有数な技術を持っていました。
しかし撮影に莫大な費用と日数がかかる為にTVドラマでは不可能です。

のちのTVドラマ実写版「鉄人28号」も「鉄腕アトム」以上に酷いドラマでした。
「鉄人28号」は巨大ロボットなのに・・・大人より少し大きいだけの着ぐるみです。
スクリーンプロセスなどの特撮技術は有れども費用の制約が多いTVドラマでは到底無理な話だった。
本格的なTV特撮ドラマは昭和41年1月9日から放送された「ウルトラQ」まで待たなくては成らなかったのです。
「ウルトラQ」は円谷プロダクションが初めて制作したテレビシリーズである。

ウルトラマンシリーズの原点でもありました。
しかし私はウルトラマンシリーズが放映される頃には興味が車やフアッションに移りTVどころではなかったのです。(笑


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1 コメント

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Unknown (ノスタルジー)
2014-11-03 10:40:00
懐かしいですね。私も、よく見ました。
実写のアトムは、非常に製作が難しく、アトムも漫画とは、随分違ったものになっていました。
ヘルメットもそうですが、上半身まであるレオタードのようなつなぎを着て、マフラーまでしていたのですからね。
生足という訳にも行かず、タイツを履いているのも驚きでした。
しかし、大人はともかく、私の同級生には、男の子が演じる鉄腕アトムと言う事で、漫画とは離れて凄い人気でした。
タイツは、恥ずかしい気がしましたが。「少年がタイツか?!」と、言ったら、女の子が、「アトムとして似あっているし、かっこいい。」との事でした。
火星探検の巻で、アトム少佐として短い丈の飾諸のついて軍服を着た時など、友達は、「かっこいい」と、このコスチュームを着て、アトム少佐を演じれる瀬川少年に憧れていましたね。今で言う、お兄系とモード系をミックスしたような感じのコスチュームになっていたような気がします。当時としては、斬新でした。今でも?
大人には、何だ?と思われていたようですが、私の同級生の子供は虚構の世界と理解とつつ、大人気でした。
従って、全体として、人気はイマイチという意見もあるでしょうね。

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