昭和30年代の初め頃に「フラフープ」という遊具が大流行した。
塩化ビニールのパイプを直径1,5mくらいの輪にした簡単な玩具です。
「フラフープ」を腰に当て、両手で持ち、腰を動かしながら「フラフープ」を廻し続ける。
見ている時は簡単に廻せると思うのだが自分でやるとなかなか上手くは出来ない。
「フラフープ」にはカラフルな色が沢山有り大人も子供も夢中で廻した。
私も親にネダッテ公設市場の玩具店で買って貰う。
ターコイズブルーの綺麗な色の「フラフープ」でした。
長時間、遊んでいると横腹が痛くなる。
そのうちに新聞やラジオでこんな報道があった。
「フラフープの遊びすぎで腸捻転を起こした子供が居る。」
噂に尾ひれが付いて「胃に穴が開いた子供が死んだ。」
「フラフープ」大流行の終焉です。
他所の家の玄関の壁に誰も遊ばなくなった「フラフープ」が立て掛けてある。
内の家でも下駄箱と壁の間に立て掛けてあった。
あの頃は不要な物でも捨てるのは罪悪感があったのだろう。
ゴミでもとても少なかった。
塩化ビニールのパイプを直径1,5mくらいの輪にした簡単な玩具です。
「フラフープ」を腰に当て、両手で持ち、腰を動かしながら「フラフープ」を廻し続ける。
見ている時は簡単に廻せると思うのだが自分でやるとなかなか上手くは出来ない。
「フラフープ」にはカラフルな色が沢山有り大人も子供も夢中で廻した。
私も親にネダッテ公設市場の玩具店で買って貰う。
ターコイズブルーの綺麗な色の「フラフープ」でした。
長時間、遊んでいると横腹が痛くなる。
そのうちに新聞やラジオでこんな報道があった。
「フラフープの遊びすぎで腸捻転を起こした子供が居る。」
噂に尾ひれが付いて「胃に穴が開いた子供が死んだ。」
「フラフープ」大流行の終焉です。
他所の家の玄関の壁に誰も遊ばなくなった「フラフープ」が立て掛けてある。
内の家でも下駄箱と壁の間に立て掛けてあった。
あの頃は不要な物でも捨てるのは罪悪感があったのだろう。
ゴミでもとても少なかった。