氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

御神籤

2006-05-31 10:36:14 | 懐かしい品物
昭和30年代の後半に喫茶店のテーブルの上に10円玉を入れると「御神籤」が出て来る機械が有りました。
灰皿兼用の御神籤自動販売機?

其の頃から自動販売機が店頭や街頭に進出して来たように思う・・・

喫茶店の「御神籤」はチャチな物でしたが懐かしい。
何時頃まで有ったのか?遠い昔の事で判りません。

ヤマガラの御神籤

2006-05-30 07:47:39 | 懐かしい商売
昭和30年代に街頭で「ヤマガラの御神籤(おみくじ)」を見かけました。
縁日や神社の参道で商売をしています。

「ヤマガラ(野鳥・小鳥)」がお客さんの10円玉を嘴で咥えて小さな神社の鳥居を潜り階段を登る。
10円玉を賽銭箱に入れて神社の鈴を鳴らし社殿の扉を開けて中の「御神籤」を一つ咥えて戻ってくるのです。

オジサンがその「御神籤」をお客に渡す・・・面白いパフォーマンスでした。
野鳥を飼いならし芸を仕込むのは大変だと子供心で思いました。

高度成長と共に消えてしまった懐かしい商売です。

ビタラーメン

2006-05-29 09:59:16 | 懐かしの食品
昭和30年代の初めに「日清チキンラーメン」から始まった即席麺は大流行しました。
今では消えてしまった即席麺が沢山あります。

中でも「ビタラーメン」は我が家でお気に入りの即席麺でした。
関西ローカルの即席麺だったのでしょうか?
今と成っては判りません。

「ビタラーメン」はお湯で茹でる方式でした。
白いナフタリンのような丸い錠剤(科学調味料か?)と濃い目の液体出汁とを別のお湯で溶かす・・・乾燥ネギと麩が入った具を入れて出来上がり。

濃厚なスプーと麺が即席麺とは思われないくらい美味しかった。
どこかの食品会社でリプロダクトしてくれないかなぁ・・・

馬糞紙

2006-05-28 10:24:41 | 懐かしい言葉
「馬糞紙」は藁(わら)などを原料とした黄色く硬いボール紙の事です。
工作や模型作りに「馬糞紙」は欠かせませんでした。
黄色い独特の色と名前から「馬糞」で作られたボール紙だと誤解してた事を思い出します。

「馬糞紙」も今では死語に成り黄色いボール紙も久しく見かけなくなりました。

「藁半紙」も「馬糞紙」も懐かしい言葉です。


謄写版印刷

2006-05-27 14:12:01 | 懐かしい言葉
「謄写版印刷」は孔版印刷の一です。
蝋(ろう)引きした原紙に文字などを鉄筆で刻字したものを型紙としこの型紙を絹スクリーンに密着させて上からインクのついたローラーで押圧して印刷する。
「ガリ版」とも言いましたが現在は死語です。

小学校の学級新聞を作り謄写版で印刷した思い出が懐かしい。
ヤスリの上に置いた原紙を鉄筆でガリガリガリと丁寧に文字や絵を描いて新聞を作るのが楽しかった・・・もう45年も昔の思い出です。

藁半紙

2006-05-26 15:09:51 | 懐かしい言葉
「藁半紙」は藁の繊維にミツマタまたはコウゾの繊維を混ぜて漉(す)いた粗末な半紙です。
小学校~高校までプリントやテストなどの用紙は「藁半紙」でした。
「ザラ紙」とも呼んでいたのです。

最近は紙質が良くなり「藁半紙」にはお目にかからなく成りました。
もう「藁半紙」は死語に成ったのでは?

「ガリ版(謄写版)」で刷られた「藁半紙」が懐かしい。

日清チキンラーメン

2006-05-25 09:53:43 | 懐かしの食品
昭和30年代の初めに日本初のインスタントラーメン「日清チキンラーメン」が30円で発売されました。
大衆食堂の「素うどん(かけうどん)」が一杯15円位の時代に即席麺の30円は高かったのです。

お湯をかけて3分間で出来上がる・・・日本中で大流行しました。
「日清チキンラーメン」は即席麺の一大ブームを起します。

漫画の「オバQ」の登場人物「小池」さんは何時も「ラーメン」を食べている。
円谷プロの「ブースカ」はラーメンが大好き。

「チキンラーメン」を食べて漫画を読むのが幸だったあの頃が懐かしい。

明治コーラーキャラメル

2006-05-24 07:50:30 | 懐かしい御菓子
昭和30年代中頃に「明治コーラーキャラメル」と言う変てこな御菓子が有りました。
「一粒でお口は風速3.5メートル」不思議なコピーです。

コカコーラーが日本でボトリングされた頃のキャラメルだと思う・・・
味は・・・不可解で奇怪な二度と食べたくない味です。

そう言えば駄菓子屋のお菓子でもOOコーラーと言うネーミングが多かった。
「明治コーラーキャラメル」は何時頃まで有ったのか?

何となく気になり懐かしい。

森永チューレット

2006-05-23 12:56:08 | 懐かしい御菓子
昭和30年代の初めにガムのようなキャラメル「森永チューレット」が発売された。
後の「森永ハイチュー」の元祖だろうか?

チューンガムでも無いキャラメルは初めてでした。
歯ごたえが有りキャラメルのように直ぐに融けなくて口中で長持ちします。

虫歯の詰め物が取れたりして難儀した思い出が有りました。

竹の物差

2006-05-22 10:05:15 | 懐かしい品物
私が小学校に入学した昭和30年代の初め文房具は「セルロイド」や「竹製」でプラスチック製品は皆無でした。

中でも思い出は30cmの「竹製の物差(定規)」です。
家庭の物差も50cmの竹製でした。

「竹の物差」をランドセルの横に指して通学した事を思い出します。
チャンバラの刀に代用するのでガタガタのデコボコでした。
ノートに線を引くときには真っ直ぐな線は描けない・・・

懐かしい品物です。