氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

明治コーラーキャラメル

2006-05-24 07:50:30 | 懐かしい御菓子
昭和30年代中頃に「明治コーラーキャラメル」と言う変てこな御菓子が有りました。
「一粒でお口は風速3.5メートル」不思議なコピーです。

コカコーラーが日本でボトリングされた頃のキャラメルだと思う・・・
味は・・・不可解で奇怪な二度と食べたくない味です。

そう言えば駄菓子屋のお菓子でもOOコーラーと言うネーミングが多かった。
「明治コーラーキャラメル」は何時頃まで有ったのか?

何となく気になり懐かしい。

森永チューレット

2006-05-23 12:56:08 | 懐かしい御菓子
昭和30年代の初めにガムのようなキャラメル「森永チューレット」が発売された。
後の「森永ハイチュー」の元祖だろうか?

チューンガムでも無いキャラメルは初めてでした。
歯ごたえが有りキャラメルのように直ぐに融けなくて口中で長持ちします。

虫歯の詰め物が取れたりして難儀した思い出が有りました。

寒天ゼリー

2006-05-05 09:19:21 | 懐かしい御菓子
駄菓子屋で買った「寒天ゼリー」が懐かしい。
細いガラスの筒に入っていた「赤」「青」「黄」「緑」のカラフルな色の御菓子でした。
ガラスの筒が危険なのでプラステックの筒に変わる。

寒天には細菌が発生し易く危険な御菓子でした。
駄菓子屋には冷蔵庫は未だ無かったし食中毒も多かったのです。
アイスキャンデーを入れて有ったのは保冷庫で大きな魔法瓶のような物でした。

「買うな・食べるな」と注意されればされるほど食べたくなる・・・
ガラスの筒を咥えて「チュルッ~チュルッ」と食べた「寒天ゼリー」は禁断の味でした。

食べた後は唇や舌が「赤」や「青」「緑」に染まり直ぐに露見する
叱られても危険な御菓子を食べる難儀な子供・・・
しかし食中毒や病気には罹らない丈夫な私でした。

チャイナマーブル

2006-03-27 10:12:37 | 懐かしい御菓子
「チャイナマーブル」と言う飴玉が懐かしい。
関西ローカルでは「かわり玉」とよんでいた。

最初は何の変哲も無い不透明な白い飴玉です。
舐めているうちに・・・色が変わる。

硬い硬い飴玉で無理に噛むと歯が欠けるくらいです。

バーウムクーヘンのように何層にも飴の層が有り異なる色が出て来る。
不思議な飴玉でした。

人工着色料が豊富に入っていたと見えて色付きの舌に成る。
最近の「チャイナマーブル」は色があまり変わらないし舌も染まらない。
安全な御菓子になったようだが・・・趣に欠けるのでは?

動物ビスケット

2006-03-26 10:45:14 | 懐かしい御菓子
最近は余り見かけなくなったが「動物ビスケット」も好きでした。
色々な動物の形をしたビスケットの上に砂糖をのせて焼いてある。
「フローレット」のような色がついたビスケットも美味しかった。

お菓子屋にはブリキの仕切りがありガラスの蓋がついた陳列台が並んでいます。
其の中には様々な量り売りの御菓子がしまってある。
どれを買おうか?目移りして大変でした。

今のように袋菓子は余り見なかった時代の思い出です。

アルファベットビスケット

2006-03-25 10:05:27 | 懐かしい御菓子
やはり量り売りの御菓子で「アルファベットビスケット」が大好きでした。
アルファベットの型ちに焼き上げて表面に「フローレット」のような砂糖がのっている。
サクッとした食感と甘い砂糖がとても美味しかった。

幼稚園に行く前でしたがこの御菓子を食べて主なアルファベットを覚えたのです。

最後に袋の中にたまっている欠けたビスケットも好きでした。
砂糖の粉とビスケットの欠片をスプーンに入れて食べる・・・
行儀が悪いと叱られたけれど止められない。


コインチョコレート

2006-03-24 10:02:16 | 懐かしい御菓子
キラキラと光り輝く「コインチョコレート」を貰った時は驚愕しました。
500円玉位の金貨や銀貨がザックザク・・・

紅い網の袋に「金貨」や「銀貨」がドッサリ入っている。
海賊キッドの宝物のようでした。
宝島の謎の宝を手に入れたようで有頂天に成ります。

「フィンガーチョコレート」のような薄い箔ではなく金属のようでした。
爪で金貨を剥くと・・・金貨の模様が浮き出ているチョコレートが出て来る。
勿体無くてなかなか食べられない

大事に大事にポケットに仕舞い込んで・・・
食べようとしたら「コインチョコレート」は体温で溶けてドロドロ

懐かしい思い出の「コインチョコレート」です。



フィンガーチョコレート

2006-03-23 10:12:11 | 懐かしい御菓子
昭和30年代前半に初めて「フィンガーチョコレート」を食べた。
森永の袋に金色や銀色のキラキラ光る箔に包まれている。
親戚のお姉さんからのプレゼントでした。

宝物のような御菓子は本当に美味しかったのです。
大人の指くらいの金色の箔を剥くとチョコレートが出て来る。
噛んだら中はサクサクしたビスケットでした。
銀色の箔を剥いても中身は同じ「フィンガーチョコレート」です。

こんな美味しい御菓子は初めてで夢中で食べました。
チョコレートとビスケットが同時に味わえる・・・幸せな御菓子。

最近は何を食べても感動しない自分が悲しい。

フローレット

2006-03-22 09:59:01 | 懐かしい御菓子
淡い様々な色の付いた砂糖菓子・・・「フローレット」が懐かしい。
「ゼリービーンズ」のようだけど中身は「カルメ焼」のような御菓子です。

最近はとんと見かけなく成りました。
ガラス瓶やガラスの箱の中に入っていた量り売りの御菓子は何処へ行ったのでしょう?

カラフルな色の砂糖菓子は着色料や香料、甘味料の規制で作る事が出来なくなったのでしょう・・・
我々の子供時代は危険な御菓子を知らずに喜んで食べていました。
でもアトピーに悩んだり花粉症に苦しめられた事は無かったのです。

何か釈然としない思いが消えません。

ゼリ-ビーンズ

2006-03-21 11:12:10 | 懐かしい御菓子
赤青黄緑紫などカラフルな色が付いている「ゼリービーンズ」が好きでした。
バナナのように少し湾曲した御菓子です。
外側は硬い飴のようで中身は柔らかなゼリーでした。
バナナの香りや果物の香りがした・・・「ゼリービーンズ」

御菓子屋さんのガラス瓶や箱の中に入っていて量り売りで買えます。
50匁や100匁と好きなだけ量ってくれます。

匁(もんめ)斤(きん)が日常に使われていた。
gに成る前の尺貫法の時代が懐かしい。

「ゼリービーンズ」は戦後の進駐軍(アメリカやオーストラリアの占領軍)が持ち込んだ御菓子かもしれません?
「ハーシー」のチョコレートや「リグレー」のチューインガムと同じ様に外国の匂いと香りがしました。