モチノキ(黐木)の果実である。
モチノキ科の常緑高木で雌雄異株。
樹皮から鳥黐が取れるためこんな名が。
東北地方南部以西に分布し、山地や海辺の林内などに成育する。
庭木の三大名木のひとつだそうだ(ほかはモッコク、モクセイ)。
画像は我が家のジャングル地帯のもの。
数本あったのだけど、西側にあったのは数年前に伐採した。
毎年10月下旬くらいから赤い実をつけるが、鳥には不人気なのが、今も実はついたままだ。
柿やミカンなどの果実がなくなり、食べる物がなくなってくると啄ばまれる果実の一つだろう。
色味がなくなったこの季節には、この赤色はありがたい。
一日くもりの予報だったけれど、日が出る時間帯もちらほら。
気温は8度までしか上がらず、陽射しがなくて肌寒かったが、風がなかったのでまだマシだったか。
朝の家事を済ませ、8時半を過ぎてから金柑の収穫と剪定を始めた。
手で届く高さのは前回、終わらせたので、今日は脚立が必要な高さのもの。
小枝が密集してるし枯れ枝もたくさんあるしで、それらを切ったり間引きながら、果実も収穫。
接触している椿の枝も、剪定鋏で切れるものを一部、落とした。
椿も枝が密集し始めているので、少し間引いてやらないといけない。
が、数が半端ない上に、脚立に乗っても届かない高さになってるので、どうしたものかと頭を痛めている。
半分くらい剪定を済ませ、実を持って台所に入ったら10時を過ぎてきた。
そこから果実を洗って、今回は1.5kgほどを煮た。
前回は1kgだったが、それで使った鍋だと目一杯になるので、一回り大きい鍋を利用。
いつものことだが、砂糖の量には目が回る。
果実の半分量なので、分量通りだと750gなのだが、600gと少なめにしても袋のほぼ3分の2。
市販されているジャムやコンポート、果実煮など、以前は気にせずぱくついていた。
が、自分で作るようになって、市販品に関しては食べる量が減ったのはいうまでもない(笑)
同じことは焼き菓子にも言えるなあ...。
ちなみに金柑は、まだまだ木に残っている。
只見の家のお向かいのHさん、料理が得意なようなので、次に旦那が帰ってきた時に持たせてもいいかも。
料理好きなら、お好みの甘さで自分が作った方がいいだろう。
娘は授業は午前のみで、午後は全校集会と大掃除?
明日からは、昼には終わるけど課外が始まるので、冬休みに入ったという感覚はなかろう。
明日は晴れて13度まで上がる予報なので、ちょっと一息つけるかな。
午後から頭重でぐったりしてたから剪定作業を進めるかどうかは体調次第か。
おこたにもたれて熟睡中