ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

息子、大学院合格

2022-07-14 | 黄色の花

トモエソウ(巴草)である。
オトギリソウ科の多年草。
花弁が捻れて巴(水の渦巻くような形や模様)のように見えることからこんな名が。

昨日のヒペリカムと同じ、オトギリソウ科の植物。
そちらに比べると、花は大ぶりで花弁は捻れて花の形としては整ってない感じ。
でも、蕾の頃の形態はそっくりである。

山地や林縁、丘陵の明るい草地などに生育する。
日本各地に分布するとあるが、野生のものはまだ見たことがない。
個体数は減少傾向にあり、絶滅が危惧されている地域も多い。
花期は6〜7月。


今日も朝から曇り空。
雨が降ったり止んだりで、昨日までのように午後に日差しが出ることもなかった。
気温は24度と低めだが、湿度が高いせいで、ちょっと蒸し暑く感じる。

文化祭が近づき、クラスでは段ボール箱を使って、トトロのネコバスを作っているらしい。
その段ボールが足りないとかで、家にあるのを持っていきたいと、昨夜、娘に言われた。
段ボール箱がたくさんあるが、大きめのものは少ない。
古紙回収用にまとめていたのが車庫にあったので、そこから娘に選ばせて持ってこさせた。
家の納戸にあったのも何枚か出してきて、紐で縛る。
で、これを明日、どうやって持っていくのかね?であった。

予報だと雨だし、1m四方以上ある、厚みのある段ボールの束を持って、バスに乗れるのか?
降りたあともそれを担いで、学校まで行くのに、雨だったら難しくない?
まあ、無理だわなあで、朝、送っていくこととなった。

時間が遅いと、通学する小中高校生で道がごった返すので、7時前に家を出発。
高校では送るのは構わないが、学校のある地域内まで来るなと言われている。
でも、事情が事情だし、雨だしで、娘が嫌がったけれど、校門前まで乗り付けて置いてきた。
戻り足、角材を担いで歩く生徒などいたが、明らかに文化祭準備のための材料だな。
皆さん、頑張っているようだ。

帰宅して洗濯物を干して一服。
9時半を過ぎて整骨院へ。
肘関節周辺が何もしなくても痛むことがあるが、植木鉢の植替えなんかしていたせいもあるだろう。

だったら、おとなしくしていればいいものを、終わって帰った際、キウイ棚に目がいった。
ニョキニョキ伸びた蔓が、他の木に絡みついている。
剪定鋏を持ち出して、左手で蔓を切っていったが、羽虫がやたらと飛び交っている。
最初は蚊かと思ったが、白いし小さいのでコナジラミらしい。
以前、ツツジの根元で大発生したので、風通しを良くするために下部を刈り込んだらいなくなったのを思い出す、
現在のキウイは、蔓が絡み合って鬱蒼となり、風が通りにくい状態だから、発生条件は同じだものねえ。

とはいえ、右手が効かないので、刈り込みもしっかりできない。
そして、蚊が大挙してやってきたので、途中で諦めた。
右手が何か所も食われていて、痒くて泣いたわ。

11時を過ぎて息子から電話。
6月に大学院の試験を受けていたのだが、今日、発表で合格したとの報告であった。
おお、やったね、おめでとー!と返した。

試験後、面接でうまく答えられず、しどろもどろになってしまい、駄目だったと電話口でしょげていた息子。
就職試験でもそうだったなあと思いつつ、もう終わったことだし、くよくよするなと励ましていた。
私も面接がダメダメなもので、息子の心境はよく理解できる。
何というかど真面目な部分があって、聞かれたことに適当に返すことができないのだ。
そのため、ついつい考えてしまい即答できないので、印象は悪かろう。
息子もこの点は私と同じで、ちゃんとした返答をしようとして口ごもっちゃうみたいだわ。

息子に色々とアドバイスをしてくれた、同じゼミの子も合格したそう。
まあ、この子は研究論文を読むのが趣味で、知識がずば抜けているので落ちる要素は何もないんだけどね。
高校の頃から、研究過程を発表することもやってたみたいで、息子に発表時の注意点など教えてくれてたらしい。
息子が合格できたのも、この子のおかげだわ。

合格が嬉しいが、更に2年、学費に生活費にでお金がかかるなあ。
でも、好きなことを続けて研究できる楽しさを知っているので、素直に喜んではいる。
一人暮らしも続くが、まあ、ぼちぼちやっていくことであろう。

さて、明日は一日、雨の予報である。
気温は今日くらいのようだけど、湿気が重てく体調が今ひとつ。
本屋に行かねばならないが、それ以外は用事もないから、家でのんびりすることにしよう。
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