テイカカズラ(定家葛)である。
キョウチクトウ科の常緑蔓性木本。
能の謡曲「定家」である、藤原定家と式子内親王の悲恋が名前の由来になっている。
藤原定家が死後、式子内親王の墓に蔓になって絡まっていたことによるとのこと。
雑木林や林縁、岩場などに生育する。
地面を這うように育つが、足がかりを見つけられれば、気根で付着し高い場所へと這い上がっていく。
とんでもない高さまで這い上る株もあり、地面に花が落ちていても、どこで咲いているのか分からないこともあったり。
鬱蒼と茂った木々の先端まで這い上ってるのかと、驚くことも多い。
花は扇風機の羽のように、少し捩じれて咲くのが特徴。
蔓や葉柄をちぎると白い液が出るが、有毒植物なのでかぶれることがあるから要注意。
花期は5〜6月。
午前中は晴れていたけれど、昼頃から雲が広がってきた。
昨日に比べると気温は30度と下がったけれど、湿度が高くて下がった感がない。
高温でも湿度が低くてカラッと晴れてる方が体が楽なんだよねえ。
洗濯物も乾き具合が今ひとつであった。
延期になっていた町内会の草刈り日。
右腕が痛むので、鎌での草刈りは無理だったので、当初は欠席予定であった。
冠婚葬祭や病気など、正当な理由がない場合に欠席する時は、出不足金を払わねばならない。
ここいらだと3千円が相場かなあ。
まあ、こういう制度がないと、やりたくないとの理由で欠席する人が出るから、公平性からは必要だろう。
真面目な人ほどバカを見るじゃないが、日程を決めても誰も来ないなんてことにつながるしね。
今回は旦那が来ていたので出てくれた。
草刈機が使えるから、周囲も助かるようだ。
住んでいる地区は広くて、南部の昔からの地区だと所有率は高い。
でも、私らが住んでいる北側の地区は、比較的新しい住宅地なので、所有者は少ないのだよね。
で、それに合わせてるのか、開始時間が7時。
以前は6時だったと記憶しているのだが、いつの間にやら遅くなった。
こういう暑い時期だと、早い時間に始めた方がいいのだけどね。
お隣の地区は農家が多いからか、5時開始なんてのも当り前。
宅地開発後に家を建てた、子供達の同級生の親は、起きるのが大変なのよーとよくぼやいていたっけ。
で、旦那は終了後、スカ山と呼ばれる防風林の草刈りまでしてくるので、帰りが遅い。
震災前は鬱蒼とした樹木が生い茂る所だったが、全て伐採されて松に植え替えられた。
住宅側から海側に抜ける道が1本あって、散歩などで使われてるが、草を刈る人はいない。
その道をなくさないように、こういう時についでに刈るみたいだ。
汗だくになって帰ってきて、シャワーを浴びてから遅い朝食。
替えがないからと、しっとり濡れたジーンズはそのまま履いて帰るとのたまう。
さすがにそれは気持ち悪かろうと、扇風機の風を当てて、ある程度、乾かした。
中通りから会津方面は昼から雷雨の予報が出ているので、早々に帰るのかと思ってたのに、昼になってもいる。
昼食を作って出し、食べ終えてから出る準備開始。
13時を過ぎて出発した。
いつもだと白河に抜けて国道289号線を使うのだが、雨雲をチェックしたら、北の方が降り出しが遅いのが分かった。
なので、高速を使って会津坂下まで行き、只見川沿いの国道252号線でになった。
こちらも雨の予報は出ているが、降り始めが夕方なので、当たったとしても短時間で済むだろう。
まだ到着連絡が来ていないが、久しぶりのバイク走行で、寄り道している可能性は高い。
今週は曇りの日が多いようだ。
台風の影響も週末には出るみたいだし。
水不足が心配されている四国では歓迎すべき状況かもしれないが、ダムを避けての降雨にならないといいね。
必要な場所には降らず、降らなくていい所には降るってのは、ある意味、お約束ではあるが。
こちらも長いこと雨らしい雨になっていないので、植物たちは雨を待ち望んでいるのではないかなあ。
暑さも和らぐことを期待している。