きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

朝ドラ「オードリー」137話

2024-09-08 16:03:03 | ジュリー ドラマ

長く暑すぎる8月を乗り越えて・・本日9月8日、ジュリーライブ再スタートの日!

追加公演初日おめでとうございます~

ドキドキワクワクソワソワライブご参加の皆様、無事集えますように。

あぁ早く私もジュリーに逢いたいなぁ

 

さて、朝ドラ「オードリー」137話。

久々にして最後の麻生先生ご登場

 

滝乃が部屋にいない間に電話した美月。倒れたことは内緒と言われてたけど・・

「麻生先生にはお知らせしたほうが良い気がして」と美月。

これに「僕が行っても滝さんは逢うてくれへんでしょう」と憂い顔の麻生先生。

 

あぁその声その表情!やっぱり素敵~

「そうかもしれないけど、母の人生で一番素敵だったのは私と暮らした時間ではなく、椿屋でもなく、麻生先生との5年間です。あの5年は50年にも匹敵すると言ってましたから。」

という美月の言葉に黙って聴き入り。

・・と、その後部屋の戻ってきた滝乃はほとんど間を置かずふたたび胸の痛みを押さえて倒れます。

だけど病院に運ばれることを頑なに拒否。椿屋で最期を迎えることを「最後のお願い」と言うのだから、もう仕方ないよね。

その日の夕刻、夕日の差し込む椿屋の和室。

「麻生先生、顔見いひんでもお話したいと言わはるんだけど、それもあかん?おかあちゃまが会いとうない言うことちゃーんと見抜いてはった。ふすま越しでもいいから話だけでもしたいって。」

美月に言われ無言でまばたきする滝乃。

結局、隣室との間に御簾を下ろしての対面となりました。

これがなんとも風雅でもあり

 

御簾の向こうに浮かび上がる祐さんの人影。

「滝さん、久しぶりやな。」

あぁそのやさしくも色気あふれるお声御簾越しというのがまこと貴人の風情も醸し出し。

声のほうにそっと顔を向ける滝乃。

「今更遅いけど、僕が未熟やったと思うてる。滝さんを追い詰めてしまったこと、許してください。

1年前の大みそかの夜、あんたはいつの間にか姿を消してた。言いたいことも言わんと。

僕はあんたに僕の想いを押し付けていたことをあの晩初めて気づいた。港の汽笛と除夜の鐘の間にそんな距離があることも気がついてへんかったんや。」

「あれからずっと思ってたんや。いっぺんちゃんと逢って謝りたいって。せやのに今日になってしまった。

逢いとないって椿屋の玄関で言われたら悲しいやろ。なかなか勇気が出ぇへんかったんや。あれからもうすぐ1年や。今年中に滝さんに逢いたいと思ってた。」

「滝さん、僕は生まれてきてあんたに出会えたこと、再会できたこと、感謝してる。あの5年間は僕にとっても50年の重さや。

ありがとう、滝さん。おおきに。 あんたの笑った顔、怒った顔、泣いた顔、僕は一生忘れへんで。」

想いを込めた言葉、それを語る声音、表情に震えてしまう。

黙って聞いていた滝乃の「祐さん」と言う声を聴き、たまらず「そっちへいってもいいか?」と聞くも「あかん。」

「元気になったらまた逢おう。神戸で一緒に汽笛聴こう。」

簾越しに見つめあうふたり。

「滝さん・・。」

絞り出すように名前を呼ぶ祐さん。

 

この夜から、滝乃は意識がなくなって、しばし後に亡くなります。

人間だれしもいつどんな亡くなり方をするかはわからないし、選ぶことも難しいですよね。

人生の最期に、とても愛した人からこんなやさしい言葉を聞き、愛に包まれて見送られたなんて、滝乃はなんと幸せな人なのだろう!と思ってしまう。

・・死を前にした場面ゆえ、突っ込み入れるのは憚られるかしらとも思うけど・・決して祐さんだけが想いを押し付けていたわけではないよね。

言いたいことも言わんで、というのも、彼女は充分言ってたし、態度にもばっちり出していたのでは。

滝乃さんという人は自分の生き方、考え方を譲れず、愛する相手であっても歩み寄れない人だった。けど、祐さんはそんなところもすべてわかって愛していたわけで。

だからこそ、もっと広く深い心で包もうと努め、滝乃の不満さえも自分の未熟さと省みて、最後まで優しく愛を注いでいたのでしょうけど。

プロポーズの時もそうだったけれど、この最期の逢瀬の言葉も、滝乃とふたりきりではなく美月も(今回はママも)同席してるなかで堂々と熱く想いを告げてますよね。

祐さんの真っすぐな愛がまぶしい 

登場回数、登場時間数こそ全体の割合から言えば多くはなかったと思いますが、麻生祐二という人物はとても運命的で印象に残る役柄。

やわらかな関西弁、語るお声の深い響き、品よく包み込むようなやさしさ、人間的な厚み・・50代ジュリーの魅力が遺憾なく発揮されたすばらしいキャラクターでした

ジュリーの演じたキャラクター史上、松浪先生に次ぐ素晴らしき人格のお方だったかも。

登場少なくとも、ここぞ!という長台詞もばっちりでしたしね。やはり大石さんはジュリー大好きなんだなぁ。

(突っ込みどころ満載の滝乃と言うキャラクターも祐さんの素晴らしさを際立たせてくれたのわけで。滝乃さん、ご冥福を祈ります)

 

ということで・・ジュリ~お疲れ様でしたー。(23年前のことだけど)

これにて朝ドラ「オードリー」のジュリー鑑賞終了です。

 

で!

本日は麻生先生の愛する街、神戸にてライブ開演時間が近づいております。

76歳にしてますます魅力爆発のジュリーさま

ご参加の皆様、存分に楽しんで盛り上がってください。

ご報告お待ちしております~♪

 

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2 コメント

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楽しみました (kako)
2024-09-08 17:26:57
自分の気持ちを痛快に代弁して頂き、毎回すっきりして観ることができました。
最後まで深い愛を貫いた麻生先生、本当にお疲れさまでした。という私的感想です。
そしてkinpiraさん有難うございました。

またジュリー情報等楽しみにしています。
ピノちゃんもお大事に
返信する
kakoさん~ (kinpira)
2024-09-08 21:37:17
オードリーでのジュリー鑑賞♡
楽しんでいただけたらよかったです。
終わってみれば50代ジュリーの素敵さが光るドラマでした。

で!
本日神戸で発表されたバンドメンバー一新の報に愕然!
カズさんが~
新年からは新ジュリーとなるようです。
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