久々に雨が降ったり止んだりの一日。ムシムシでした~。
ジュリーは週末の静岡まで休養されているのでしょうか。でもタイガースの会合もあるのかな?刈谷には京都からのバスでお目見えになったとどこぞに書いてありましたが、ご実家にも寄られたりしたのかしら。京都巡りでお訪ねしたあのお宅。・・・う・ふ・ふ。・・・って、ことで、まだ続いております。行ってきました、京都・奈良! 最終版? 奈良編・続きです~。
興福寺・国宝館にて天平の少年神たちを堪能して参りまして、奈良駅まで戻る途中で早めの昼ごはん。うどん屋さんで腹ごしらえ。今度は薬師寺に向かいます。
奈良駅にはこんな方が
近鉄西ノ京駅到着・・びっくり!駅のホームにこの石碑。薬師寺って書いてあります。ここもお寺の一部ってことでしょうか??
確かに降りてすぐがお寺の入り口です。ここは白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍に分かれてまして、私たちが見たいのはやはり薬師三尊。白鳳伽藍に参ります。入ってすぐの建物でお坊さんのお話を聞く修学旅行生たちがいました。時間を決めて行われてるのかな?一般の人も聴いていいみたいだけど時間がなかったのでパス。高校時代来たときに聞いた様な気がします。
この建物出るとすぐに大講堂の裏側・・ですが順路がちゃんとあって、ぐるりと表の南門まで回って入場です。確かに以前来た筈なんだけど、この辺まったく記憶にない。まずこんなにカラフルだったかな??近年塗り替えたのでしょうかね。さらに中門。
南門 けっこう鮮やか!
ここを出ると左右に美しい三重塔!・・なんですけど今まさに東塔が工事中!てっぺんからすべて幕で覆われてました。解体して修理・・2018年までかかるそうです。西塔は見れましたよ。ここの三重塔は裳階(もこし)つきで六重に見える・・という説明は以前に聞いたな、と覚えておりました。でもあのころは西塔はまだ再建されてなくて東塔しかなかったんだわ。こちらは色鮮やかです。できたら二塔が並び立つ様子を見たかったけど、2018年に来るしかないですね。
西塔は新たに復元されたんですね 色鮮やかだわ
そしていよいよ金堂!持っていた国宝ガイド本に「金堂はここから跪いて見ると三仏がいっぺんに見える」と書かれていたのでその場所で跪いて・・。
おお~、見えました。黒く艶やかな菩薩様。中は撮影できないので外から。
中心は薬師如来
向かって右が日光菩薩 ↑
左が月光菩薩 ↑
金堂も以前来たときはこんなに綺麗ではなかったような。中央に薬師如来が座り、左右に立つのはお約束の日光菩薩・月光菩薩。日光・月光菩薩のこの立ち姿の美しさと言ったら。すばらしいポージングです。薄物をまとった魅惑の腰つき、滑らかな黒い艶肌。世界でも最高の仏像と言われるのも確かです。仏様になまめかしい・・なんて思っちゃいけないのでしょうけど、この美しさ。きっと古代の女子も萌え~♥となっておりましたよね。
大講堂の弥勒三尊も拝観。こちらも麗しい仏様。脇待の菩薩様はどうしてこう美形が多いのでしょう?こちらには仏足石と釈迦十大弟子も。なかなかリアリティがあってちょっと怖いかな・・?
弥勒三尊 薬師寺HPから
さらに東院堂へ。こちらの聖観世音菩薩も、「若さのなかに気品漂う端麗さ」と紹介される美しい仏様として有名です。ポーズは直立ですけど薄い衣服から透けて見える足腰のラインや繊細な指の動きが綺麗。観音様は貴族青年のスタイルなんですね。だからお召し物もアクセサリーも豪華でハイセンス。しかしこのときこちらの本物の聖観世音菩薩様は遠く北陸の展示会に出張中~。置かれていたのはそっくりのレプリカ様でした。もちろんこちらでも美しいのですけどね。
薬師寺リーフレットから
このあと玄奘三蔵院伽藍も回りました。夢殿みたいな建物に三蔵法師の像がおわしました。そして新しく出来たらしい建物に平山郁夫画伯の大作展示。このへんは萌がないのでスッと流してしまったけど(いいのかしら?)とりあえず、今回目的としていたところはしっかり回れました。はぁー。
二日にわたり、さんざん仏様・お寺さん見て参りました。学生時代修学旅行のときは寺ばっかり・・とちょっとうんざりだったと思うのですが、う~ん、やっぱり年齢のせいだろうか。昔よりずっとずっとよかった!まだまだ見たいところがたくさんあります。仏様もあんなに美しく様々なお顔があるとは嬉しい発見でしたし。紅葉の時期はまたさぞや美しかろうという場所も多くて。できたら秋にもう一度行って見たい!と思っております。行かれるかしら??
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