あーー
なかなか更新できぬ間に、ライブの日がぐんぐん近づいて参りました。
もういくつ寝ると~♪・・え!?あと3つ?
あわわわ
ここのところちょっと仕事が立て込んでしまって、心の準備もできぬまま当日を迎えてしまいそうで怖いー。
あぁでも下手にライブのこと考えちゃうと興奮してなんも手に着かなくなるので、むしろばたばた追われてるほうがよいのかも。?
今回はジュリ友様たちへのおみやげもないし。
当日は我が身ひとつで(チケットとスマホは忘れずに!)時間に遅れず会場に行ければそれでOK!ってことで。はい
とか言いながら・・ふと「セトリはなにかな~」なんて考え始めると心そわそわ。浮かれてしまう。
こういうとき、怪我とかしやすいから気をつけねば!ですわ。
・・といことで、今回は心鎮めるお出かけ日記♪
行ってからだいぶ日が経ってしまったんですが・・久々に神社さんにお参りにー。
こちら立川の阿豆佐味天神社。医薬・健康・知恵の神さま
白い鳥居が美しい天神様
立派な社殿
しっかりお参りいたしました。
こちらの敷地内には3つの神社が祭られてます。
ひとつは立川水天宮・・安産・子授けの神様ですね。
そしてもう一つが蚕影(こかげ)神社。私の今回の目的はこの神社でした。
なぜ?って・・こちら蚕影神社さん、もうひとつの呼び名が「猫返し神社」🐈
え~っ?どういうこと~?
じつはこの名がついたのはわりと最近なのだそう。
愛猫家で有名なジャズピアニストの山下洋輔さんがその名付け親なのですって。
なんでも、山下さんの猫ちゃんがある日いなくなってしまい、毎日毎日あちこち捜し回っていたときに偶然通りかかったこちらの神社さんの前で
「どうか帰ってきますように」と願ったところ、その翌日!なんと17日ぶりに猫さんが帰ってきたんですって。
その後、三度脱走した猫さん(おいおい)ですが、いなくなるたびこちらにお参りするとその都度ちゃんと帰ってきた
ということで山下さんが「あそこは猫返し神社だよ」とエッセイにお書きになったら・・すっかり噂が広まって多くの愛猫家が集まるようになったとか。
(エッセイ、アマゾンで売ってます)
私は、近くで御朱印のいただける神社を検索していてたまたまこの内容を見つけまして。
「猫がいなくなる」・・これはもう~猫飼いにとってはほんとおそろしくて悲しくてとんでもない事件なのです。
昔、実家で飼ってた猫たちはお外に出して自由にさせておりました。
いちばん最初に飼ったミーコはとっても賢い猫だったけど、出かけると3日とか4日とか帰ってこないことも何度かあり。
小学校低学年だった私、家の近くを泣きながら名前を呼んで探し回ったなぁ。
一度は夜中によろよろ帰って来て一声弱く鳴いたのを母が飛び起きて向かい入れ、そのまま夜中やってる獣医さんを探して手術してもらったとか。
このときは車にはねられたらしく、歯が何本か折れ、骨折もという重症。とても声を出せる状態じゃなかったそうなんですが、どうにか鳴いたそのひと声を聴き逃さなかった母、えらい!
それだけ帰ってこない猫を心配し、神経を研ぎ澄まして待っていたのですよね。
交通事故で亡くなった猫も2匹いたので、ミーコは運が強かったのだと思うけど。
そんなこともあって、あとから飼った猫たちは基本外に出さないようにしていたのだけど、目も開いてない赤ちゃんの時に拾って育てたオスのにーすけは、盛りが付いてきた時期にどうしても外に出たい!!と鳴いて、もの悲しく鳴く声に母が負けて出してやったら・・そのままもう二度と帰ってきませんでした。
あのときの家族みんなの落胆といったら・・。
私は毎日泣いていました。
ちょっとの物音で玄関に飛び出し「・・ちがった。にーすけじゃなかった・・」とシクシク。
特に母は自分が出してやったこともあって、すごーく辛かっただろうと思います。
事故で亡くなってしまった猫たちのことは泣いて泣いて大泣きして見送ったらあとは時間が癒してくれたけれど、どうなってしまったのかわからない猫を待つのは「いつまで」という終わりがなくて。
帰ってこなかったのはにーすけの意志だったのか、それとも帰りたくても帰れなくなってしまったのか。にーすけ~
あぁ。あのときこの神社にお参りしていたら!にーすけは帰って来てくれたのかな?
・・と、余談が長くなりましたが
いなくなった猫に帰ってきてほしい!
という全国の猫飼いさんの切実な願いを叶えるべく、神社さんはこんな絵馬を用意してくださってます。
かわいいぃ~~
絵馬・・というか、絵猫?
ふんわかゆるいフォルムと味わいのある表情。なんとも言えない
この絵馬をネットで見つけてしまって、これはもう~ぜひお参りしなくっちゃ!!と思ったわけです。
幸いピノちゃんはいなくなっていませんが(何度か脱走しようと試みてはいます。今も油断ならず)、こちらの絵馬、猫の健康長寿を願うことも良しとなっているのでぜひぜひこれをお願いしに行かねば!とお参りして参りました。
こちらが猫返し神社、こと蚕影神社。
でもなんで蚕の名の付く神社で猫が帰るの?と思うでしょ。
養蚕が盛んだった昔、蚕の天敵はネズミだったそうで、そのネズミをとらえる猫様を守り神としていたそうです。
この向かいには
願掛けの絵馬がずらり。
大事な愛しい猫の帰りを願ってかけらた絵馬。どの願いからも猫への愛情がひしひし伝わってきて、じ~ん・・
遠くは九州や四国の住所も書かれてました。
嬉しかったのは
「○○が帰ってきました♪ありがとうございます!」と、お礼の札もたくさんかかっていたこと!
やっぱり霊験あらたかなのねー
そしてこちらに鎮座するのは
「ただいま猫」と呼ばれるお猫様。
絵馬をかけ、この猫様をなでなでしながらお願いするとなおよろしいらしいです。
と言うことで、私も絵馬を購入しに社務所へ。
と、聴こえてくる素敵なピアノの調べ♪
じつはこれ三度四度の脱走猫さんを無事返していただいたお礼にと、山下洋輔さんが神社さんにご寄進したピアノ曲なんですね。
おしゃれ~
で、絵馬購入!
早速願いを書き込みます。
ピノさんの喘息がよくなりますように
そしてピノともども実家の猫たち・・バクガ、ウズラも元気に長生きしてくるよう心をこめてお願いを書き込んで掛けて参りました。
そして ただいま猫さまをなでなで
硝子のおめめがきらきら見つめてくるの。
かわいい~ありがたや~
どうぞ世界中の猫たちをお守りください。
で・・我が家の猫さま
今年秋には10歳になります。
人間で言ったら、たぶん私と同じくらい~(おばちゃんってことね💦)
できるだけなが~く、元気に幸せにいっしょにすごしてほしい
これからもよろしくお願いいたします。
・・だれがおばちゃんだって?
いえいえ~
いくつになってもずーっとずーっとかわいいです