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木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

books168「米原万里の『愛の法則』」(集英社新書)

2010年04月28日 02時42分11秒 | books
米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
米原 万里
集英社

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手話通訳者統一試験を目指した勉強会のメンバーから勧められて読みました。
第一章が「愛の法則」です。元は石川県の高校での講演会だったようですが、こんなタイトルの講演会を高校生に向かってやるって米原さんはやっぱ凄い人かも・・・。
第二章は「国際化とグローバリゼーションのあいだ」ということで、通常「グローバリゼーション」とはアメリカなどが自分たちのやり方を世界に広げることを意味するのに、日本の「国際化」というのは世界のスタンダードに近づける(迎合する)ことでしかなく正反対の意味だとばっさり。そして日本は島国故に能天気でいつも最強国一辺倒の「国際化」しかしてこなかったと。
米原さんは、英語を通じての国際化ではなく様々な国と直接の関係を築いてこその「国際化」だと説かれています。そのためには二つの外国語を身につけると良いと勧めておられます。私も英語がさっぱりできなくて嘆いてきましたが、これからはフランス語も併せて勉強して行くぞ!などと考えています。
さて第三章「理解と誤解のあいだ-通訳の限界と可能性」は、1998年に愛知県で開かれた文化講演会の記録です。一種の通訳論になっていてこの本を薦めてくださったOさんも「手話通訳者にも参考になります」とおっしゃってました。章タイトルの「理解と誤解のあいだ」が示すように言葉が違うということはすなわち文化が違うと言うことであって「同じ言葉でも思い浮かべるものは人それぞれ」であるということが中心テーマになっています。そして「ズレを最小限にするため」通訳が生まれたのだけれども、通訳の難しさは次のようなことであると図入りで説明されています。すなわち通常のコミュニケーションでは、(1)話し手の思い描く概念が(2)コード化され(3)表現され、その(4)メッセージが相手に認知され、(5)解読されて、ようやく(6)概念として伝わるのに「通訳を介したコミュニケーション」は(4)メッセージが通訳者に認知され、(5)解読された後に、(6)通訳者の思い描いた概念が、(7)別の言語にコード化され、(8)表現されて、やっと(9)相手にメッセージが認知され、(10)解読され、(11)相手の概念となるという経過をたどるため、(1)話者の概念と(11)相手が思い描いてくれた概念が等しくなることがよりいっそう難しくなるとのこと。従って通訳者の役割とは(1)と(11)が少しでも近づけるよう努力する必要があるのであって「話者の言葉を表面的に相手の言葉に言い換える(置き換える)」ことではないのだと説かれているのです。まさに通訳という行為の本質、一番大切なところをお話しされているのですね。
次には通訳者に求められる資質として「瞬時に言葉を選ぶ能力と努力」についてお話しされています。この「瞬時に」というのが同時通訳者のもっとも大切なところで「通訳でいちばん大変なのは時間の問題なんです。いい訳を選ぶために考えたり調べたりしている時間がない。ではいったいどうするのかというと、事前にできるだけ自分の頭の中の辞書を豊かにしておくしかないんです。」と「努力」の大切さを強調されています。
その上で現場の通訳テクニックとしては「字句どおり全部そのままに(通訳を)やっても、情報が多すぎて逆に伝わらないのだったら、省略できるところは省略して、ちゃんと伝わるようにしたほうがよいわけです。最終的に双方のイメージが一致することが大事ですから、途中の部分でいくら一生懸命になっても、肝心なところがだめになってしまったらなんにもなりません。通訳というのは、ある意味ではそういうふうに腹をくくって、初めて成り立つわけです。」と教えてくださっているのです。
もう一つのテクニックは、言葉の意味は文脈で決まるということです。そのため「その文脈とは何かということを考えていくと、それは文章の中の文脈だけではなく、その言葉を取り巻いている環境だったり、外の世界の歴史的文脈だったり、さまざまな要素が入ってきます。ですから、言葉を取り巻く状況そのものの理解を深めるように、できるだけ努めているわけです。」とここでも通訳者が通訳するに当たって準備(勉強)すべきことがらとは「環境や歴史」にまで深く立ち入って理解することであると教えてくれているのです。
第三章の終わりに米原さんが書かれた次の文章はこの本の中で私が一番気に入った一文であり、私が手話通訳者として座右の銘としたいくらいです。
「みんなが同時に笑えて、一緒に感動できる。いつもそれを目指しています。不完全だけれども、とにかくいつもそれを目指しつづけるというのが、通訳という職業ではないか思っています。」
最後の第四章は「通訳と翻訳の違い」というテーマで神奈川県の要約筆記協会での講演会です。
ここではいくつかトレーニング方法について参考になりました。
ひとつは「輪読会」。声を出して読み合わせるヤツですね。私も今度通研の勉強会で研究誌の読み合わせを試してみたいなと思いました。
二つ目は「立体的な読書」です。読んだ本や文章の内容を読み終わってすぐに要約して話すという方法です。「その本を読んだことがない人に、どんな内容か分かるように伝える」のだそうです。なるほど、これなど通訳者養成講座の基礎トレーニングに是非取り入れるべき方法ですね。
三つ目は「読書こそ最良の学習法」です。「通訳になるにはどれくらいの語学力が必要かと聞かれるたびに、読書を楽しめるくらいの語学力で、それは外国語だけではなく日本語もですよ、と強調するわけです。」と書かれています。
手話のDVDもいまはたくさん出ていますから、それらを何度も繰り返し見ることが大切ですね。そしてもう一つ「日本語」の読書も大切なわけです。
米原さんは「通訳には、分析的に物を聞き取って正確に把握する力と、それをもう一度統合してまとめて表現する能力、この両方が必要なんです。」として第四章の最後にこんなことを書かれています。私もこうしたスタンスを忘れず精進して行けたらいいなと感じました。
生きた言葉にするためのプロセス
通訳するときに、そのもやもやの結果として、つまり概念の結果として出てきた、コード化されて文字になったものや音になったものだけを拾って訳していたから、私は同時通訳できなかったのです。(中略)ですから通訳するときには、このもやもやをまた作り出さなければならない。つまり、先に言葉が生まれてきたプロセスを、もう一度たどらなくてはいけない。言葉が生まれてそれを聞き取って、あるいは読み取って、解読して何が言いたいかという概念を得て、その概念をもう一度言葉にしていく。つまりコード化して、音や文字にしていくプロセスを経ないと、生きた言葉にならないんですね。その結果だけをやるほうが早いと思われるかもしれませんが、実は今のプロセスを経た方が早いのです。
なぜかと言うと、言葉というのはその部品ではなくて一つのテキストだからです。小説だけではなくて、例えば、物理の好きな人は物理学でもいい、サッカーが好きな人はサッカーの記事でもいいけれども、言葉とはそういうテキストなのです。このテキストになったものを受け取って、そしてまたテキストにしていくプロセスです。だから単語ごとに拾って暗記したり、あるいは文法という骸骨の部分だけを頭に入れるということを、生きた言葉と無関係にいくらしても、ほとんど意味はないですね。魅力もありません。おそらく概念を捉えて訳すということをして、同時通訳は成り立つと思います。手話の場合はどうでしょうか、おそらく一語一句の訳は不可能ではないかと思うのですが、それができるという信仰を捨てない限り、通訳としての飛躍は不可能だと思います。

books167「障害者福祉の世界」佐藤久夫・小澤温著(有斐閣アルマBasic)

2010年04月22日 21時17分19秒 | books
障害者福祉の世界 第4版 (有斐閣アルマ)
佐藤 久夫,小澤 温
有斐閣

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「障害者福の世界」第4版が出ました。
試験勉強のテキストとして最適な一冊ではないかと思っています。
特に今回は障害者自立支援法が網羅され、さらに昨年の民主党政権誕生を受けて、その「自立支援法のつぎ(「障がい者総合福祉法(仮称))」を見通した記述がなされており、今後の障害者福祉の動向を考える上での基礎知識を得るにも良い参考書となっています。
著者は、日本社会事業大学教授の佐藤久夫先生と東洋大学教授の小澤 温先生です。
そういえば全通研の機関誌「手話通訳問題研究(略称?「研究誌」)」の最新号(111号)の特集は『動きだした福祉制度改革-みんなで動けばかなえられる!』ですね。
このテキストを読んでから研究誌を読めば歴史的な背景もわかりやすいと思います。

「障害者自立支援法」施行後の最新の制度状況や評価,新たに生まれた課題などを盛り込み,障害者福祉を体系的に解説。

〈もくじ〉
第1章 「障害」と「障害者」をどう理解するか■障害者観とICF(国際生活機能分類)
 1 「障害」の意味
 2 障害の3つの次元(国際障害分類)
 3 国際生活機能分類(ICF)
 4 生活機能と障害の構造的理解-ICFの活用
 5 障害者の法的定義
 6 日本の障害者統計
第2章 障害者福祉に影響を与えた思想 ■5つの代表的な思想
 1 思想を学ぶ意義
 2 基本的人権とそれに対立する思想
 3 ノーマライゼーション
 4 リハビリテーションの変遷と自立生活運動
 5 エンパワーメント-新しい障害者支援の考え方
第3章 障害者福祉制度の流れを理解する■歴史とその展開
 1 戦前(第2次世界大戦以前)の障害者福祉
 2 戦後の障害者福祉制度の始まり
 3 高度経済成長期と障害者福祉制度の展開
 4 転換期の障害者福祉制度
 5 制度の見直しと今後の障害者福祉
第4章 生活支援と自立支援      ■障害者福祉の方法
 1 生活ニーズと生活支援
 2 生活支援としてのソーシャルワーク
 3 地域作りとしてのコミュニティワークの方法
 4 社会資源の開発としてのボランティア活動
 5 ソーシャル・プランニング-障害者計画作り
 6 自立と自立支援
 7 ケアマネジメントの考え方と方法
第5章 地域生活を支える       ■障害者福祉の制度と体系
 1 障害者基本法と障害者施策の体系
 2 障害者自立支援法の制定
 3 障害者福祉の「一元化」「統合化」
 4 新たなサービス体系と雇用促進
 5 サービス支給決定の「公平化」「明確化」
 6 国の財政責任と強化と利用者負担
 7 関連施策の現状
第6章 障害者と社会         ■障害者差別の温床とその克服
 1 障害者施設設置への反対運動の実相
 2 障害者に対する偏見・スティグマ
 3 共感的な障害者観の形成
 4 共生社会への道
第7章 障害者福祉の国際的動向    ■「みんなのための1つの社会」をめざして
 1 世界のノーマライゼーション達成度
 2 世界の障害者統計
 3 「保護される権利」から「参加する権利」へ
 4 アジア太平洋障害者の10年
 5 世界のトピックス

四六判並製カバー付, 284ページ
定価 2,100円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-12397-7
2010 年03月25日発売

books166「日本語を『外』から見る」佐々木瑞枝著(小学館101新書)

2010年03月19日 23時57分56秒 | books
日本語を「外」から見る 留学生たちと解く日本語の謎 (小学館101新書)
佐々木 瑞枝
小学館

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私が手話通訳者を目指して勉強されている方に「日本語の勉強」のためとしてお奨めする著書の一つに「外国語としての日本語」(講談社現代新書)があります。
ところがこのブログには登場してなかったんですね、佐々木瑞枝先生。自分でも驚きました。とっくに書いたつもりになっていました。
とりあえず今回の「日本語を『外』から見る-留学生たちと解く日本語の謎」を皆さん、読みましょう。とっても勉強になります。佐々木先生がプロローグでお書きになっていますが、「外国語としての日本語」などはちょっと「エッセイに流れすぎ」ている感じというか「新書」というスタイルを意識して「堅くなりすぎないように書かれた」印象がありました。でも、今回は先生曰く「日本語を指導してきた中から得た『日本語の真髄』」が詰まってます。
とても勉強になります。自分の日本語を振り返る際に新しい眼を持つことできる。

【追記】
手話のロールシフトの勉強に使えるのではという方法が書かれていました。
人形劇をやるのです。まずAさんが両手に指人形を持って4行くらいの会話を考えます。Aさんはできるだけ役になりきって会話をしゃべります。
これだけでも、日本語での「ロールシフト」を体験できると思います。
そしてBさんはAさんの語りを聞きながら手話通訳の練習をするのです。つまり指人形劇を演じているAさんの語りをBさんが聞き取り手話通訳練習するというものです。
これはなかなか面白そうです。私もお裁縫を習って指人形を作れるようになろうなどと考えています。

【追記2】2010.4.2.金
118頁「日本語教育とは場面あってのものだと思う
197頁「大切なのは、例文とともに解説すること、そしてその表現がプラスかマイナスかをきちんと指導しておくこと
223頁「留学生に必要な書く能力を伸ばすために
9月 単文から段落作成まで
 ■アンケートに簡潔に回答する-比較、理由、意見
 ■クラスでハイキング-計画を立て情報を文章にする
 ■ハイキングで感じたこと-状況を説明し、意見を述べる
 ■段落を作る-中心文と支持文で段落を作る練習
10月~11月 数段落からなる文章の作成
 ■体験したことを報告する文章を書く(見学の報告)
 ■テーマに沿った意見文を書く(環境を考えた生活)
 ■自分をアピールする文章を書く(日本企業に就職のための自己紹介)

手話通訳者養成においても、こうした基礎的な「日本語力」(その中でも論理的な文章を構成する力や表現する力)を高めるトレーニングを平行して受講生に課すようなカリキュラムが必要ではないだろうか。

books165「『手話通訳学』入門」林智樹著(クリエイツかもがわ)

2010年03月16日 23時49分24秒 | books
手話通訳者を学ぶ人の「手話通訳学」入門
林 智樹,日本手話通訳士協会
クリエイツかもがわ

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日本手話通訳士協会の理事さんの林先生(名古屋にある金城学院大学現代文化学部コミュニティ福祉学科 教授)が「手話通訳学」を標榜した書籍を出されました。
その一般社団法人 日本手話通訳士協会が監修となっています。ああ、こういうところに「一般社団法人」って付くとやっぱなんか嬉しいですね。
帯が付いていて「手話通訳の歴史から理論、教育・養成、業務内容と実際が学べる!」と記されています。
全日本ろうあ連盟の「手話通訳の理論と実践」以来の本格的手話通訳学習書といえるのではないでしょうか。
「本格的」といっても見開き1ページで1つのテーマを学べるようになっていて手話通訳に関わる問題を広く学べるまさに「入門」書といえます。
地域でこれをテキストにして勉強会(とりあえず輪読会かなぁ~みんなで声を出して読む。)をやったら良いのではないでしょうか。
そうだ通研に提案してみよう!
<もくじ>
第1章 思想・基本理念・概念
第2章 手話通訳論
第3章 手話通訳者の業務
第4章 手話通訳者の教育・養成
第5章 手話通訳制度と手話通訳の実際
第6章 手話通訳運動

books164「中村彝(つね)」 (新潮日本美術文庫37)

2010年02月14日 22時15分57秒 | books
中村彝 (新潮日本美術文庫)

新潮社

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私は、絵のことなどまったくわからないのですが、たまたま横須賀美術館でこの本の表紙にもなっている「少女」という絵を見て、惹きつけられました。
館内でもらった解説カードにはこんな風に紹介されています。
どんな絵?
今はカレーで有名な「新宿中村屋」に下宿していたが画家が、その家のお嬢さんを描きました。お嬢さんは中学生で、名前は相馬俊子といいます。
どんな人?
中村屋に下宿し、そこに出入りする芸術家たちと交流しました。画家として高く評価され、かつやくが期待された矢先に結核のために亡くなりました。
【解説】
長い黒髪に大きな瞳、紅いほおにあどけなさが残るが、若々しく健康的な姿が印象的な少女は下宿先の娘・俊子である。中村彝は1911年から3年間、荻原守衛をはじめとする芸術家や亡命中のインド独立運動指導者などが出入りする新宿中村屋に下宿し、1913年から翌年にかけて俊子を数多く描いた。俊子やその母・相馬黒光との恋愛や芸術家との交流に彩られた時期に描かれたこの作品は、画家とモデルの信頼関係を映し出している。

茨城県水戸市生まれなんですねぇ~。中村彝(つね)氏。37歳で結核のために亡くなっています。
この新潮日本美術文庫は、(ほかの作者の場合はどうかはわかりませんが)制作年代順に絵が並べられていて、かつ1枚の絵が掲載されたもう片方のページに解説が書かれているので、中村彝の個人史を読むように絵を理解することができ、私のような素人にも1枚1枚の絵を味わいながら読み進めることができます。
解説などの執筆は原田光さんでこの本が出た当時(平成9年)には神奈川県立近代美術館の学芸員をされていた方で、どうやら現在はこの横須賀美術館の副館長をなさっている方のようです。原田氏の解説文も、何というか淡々としていて、客観的で、わかりやすくて良いです。絵の解説とはそもそもそういうもんなのかもしれませんが・・。
調子に乗って絵はがきまで買ってしまった。

books163「新しい手話2004」(全日本ろうあ連盟出版局)

2010年02月11日 21時55分56秒 | books
わたしたちの手話・新しい手話〈2004〉

全日本ろうあ連盟出版局

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やったぁ~!ついに「新しい手話」シリーズの索引を掲載完了。
これで「新しい手話2004」から最新の「新しい手話2010」まで7冊を網羅できました。
このデータを元にアイウエオ順の索引も作りたいと思っています。
この「2004」版が発行されたのが2004年2月10日でしたからちょうど6年経ったわけですねぇ~。
この「新しい手話○○○○年」シリーズの前には以下のシリーズがあって、これらに収録された単語は、「わたしたちの手話 総さくいん2002年版」(2002年5月20日改訂版発行)で調べることができます。
1.「わたしたちの手話1」
2.「わたしたちの手話2」
3.「わたしたちの手話3」
4.「わたしたちの手話4」
5.「わたしたちの手話5」
6.「わたしたちの手話6」
7.「わたしたちの手話7」
8.「わたしたちの手話8」
9.「わたしたちの手話9」
10.「わたしたちの手話10」
11.「わたしたちの手話スポーツ語」
12.「わたしたちの手話 続Ⅰ」
13.「わたしたちの手話 新しい手話Ⅰ」
14.「わたしたちの手話 新しい手話Ⅱ」
15.「わたしたちの手話 新しい手話Ⅲ」
16.「わたしたちの手話 新しい手話Ⅳ」
※「わたしたちの手話1」から「わたしたちの手話4」まではさらに薄手の「旧版」というのが存在します。昭和58年から63年にかけて「わたしたちの手話1」から順次「改訂版」が発行されたのです。
余談ですが、「新しい手話2004」と「2005」はイラストが同じなんですねぇ~。下側の色が「2004」は青、「2005」は緑という違いがありますけど・・・。
【索引】
■第1章「党」
党A
党B
公明党
社会民主党
自由民主党
自由連合
日本共産党
民主党
無所属の会

■第2章「省庁」
国会
内閣府
総理府
経済企画庁(現「内閣府」)
沖縄開発庁(現「内閣府」)
総務省
総務庁(現「総務省」)
自治省(現「総務省」)
郵政省(現「総務省」)
法務省
外務省
財務省
大蔵省(現「財務省」)
文部科学省
文部省(現「文部科学省」)
科学技術庁(現「文部科学省」)
厚生労働省
厚生省(現「厚生労働省」)
労働省(現「厚生労働省」)
経済産業省
通産省(現「経済産業省」)
国土交通省
北海道開発庁(現「国土交通省」)
国土庁(現「国土交通省」)
建設省(現「国土交通省」)
運輸省(現「国土交通省」)
環境省
農林水産省
消防庁
警察庁
防衛庁(現「防衛省」)
金融庁
資源エネルギー庁
特許庁
中小企業庁
気象庁
海上保安庁
宮内庁
文化庁
人事院
国家公安委員会

■第3章「顔」


眉毛
まつげ
一重まぶた
二重まぶた


頬(ほお)



舌A
舌B

顎(あご)
喉(のど)


■第4章「体」

上半身

背中

肘(ひじ)

下半身

へそ

膝(ひざ)

関節

■第5章「医療・介護」
心筋梗塞
脳梗塞
近視
遠視
心臓マッサージ
人工呼吸
薬用アルコール
座薬
嚥下(えんげ)
褥瘡(じょくそう)
経管栄養(けいかんえいよう)
ホルモン
理学療法士
作業療法士

■第6章「CS障害者放送」
CS衛星放送
BS衛星放送
キャスター
コメント
ロケーション
NPO

■第7章「カタカナ語」
インクルージョン
キックボード
キャンセル
コスト
スキャンダル
スキンシップ
ストレッチ
ダンベル体操
トランポリン
ニコチン
パラグライダー
フラッシュ
マイペース
リズム
リコール

■第8章「食べ物」
グレープフルーツ
みかん
りんご
すいか
バナナ
ベーコン
ソーセージ
ハム
ウィンナ・ソーセージ
ココア
コーヒー
ウーロン茶
ジュース
紅茶A
紅茶B
玄米


煎餅(せんべい)
おにぎり
おかゆ
ミネラル
栄養
ビタミン
カルシウム
もやし
キュウリ
トマト
にんじん
じゃがいも
ピーマン
玉ねぎ
ほうれんそう
ねぎ
レタス
キャベツ
アルコール

生ビール
ワイン
ウイスキー
ブランデー
カクテル
わかめ
昆布

■第9章「その他」
運送
街頭
緊張
減価償却
源泉徴収
興信所
根拠
号外
財閥
消化器
第三セクター

痴漢
綱渡り
陶芸
番台
丸坊主
蒸し返す
模擬
流氷
露天風呂
若い

book04「新しい手話2005」

2010年02月11日 21時27分02秒 | books
またまた新しい手話の本が出ました。でも全然覚えられませんって!
〔2005-01-31 21:40:54記〕
「新しい手話」シリーズの整理に合わせて、掲載日を修正し、索引を加えました。
【索引】
■第1章「パソコン」
IT
マウス(パソコン用語)
インターネット
発信
受信
チャット
光ファイバー
データ
デジカメ
DVD

■第2章「介護」
ホームヘルパーA
ホームヘルパーB
ガイドヘルパーA
ガイドヘルパーB
ショートステイ
デイサービス
着替え
コルセット
倒れるA
倒れるB
倒れるC
松葉杖
白杖(はくじょう)
独居(どっきょ)
徘徊(はいかい)

■第3章「社会問題」
テロ
テロリズム
テロリスト
拉致(らち)
狂牛病
サーズ(SARS)
炭疽菌(たんそきん)
虐待(ぎゃくたい)
拷問(ごうもん)
ストーカー
ひきこもり

紙幣
貸し渋り
貸し剥がし
年金一元化
就任
留任
更迭(こうてつ)
漏洩(ろうえい)
住基ネット
国庫金
公的資金

■第4章「政治」
緊縮財政
機密費
三位一体
聖域
構造改革
政権B
政権A
政局
マニフェスト
規制緩和
比例代表制

■第5章「食べ物」
シャンパン
発泡酒
ポップコーン
マーガリン
いちじく
びわ
キウイフルーツ
やしの実
高野豆腐
ひじき
ちまき
キムチ
青紫蘇(あおじそ)
海苔(のり)
カイワレ
春菊(しゅんぎく)
酢橘(すだち)
かぼす
柚(ゆず)
レモン
セロリ
蕗(ふき)B
重箱
バイキング

■第6章「動物」
トキ
ふくろう
鸚鵡(おうむ)
蝙蝠(こうもり)


パンダ
サイ
カバ
キリン
らくだ

ワニ
孔雀(くじゃく)
ふかB
たこ
ふかA
いか
くじら
ふぐ
鰹(かつお)
鰯(いわし)
鯛(たい)
毛虫
蛹(さなぎ)
蛾(が)
トンボ
チョウチョ
はえ
蚊(か)
くも
ゴキブリ
ねずみ
むかで
おたまじゃくし
蛙(かえる)

■第7章「植物」
紫陽花(あじさい)
チューリップ
蘭(らん)
水芭蕉
薄(すすき)
萩(はぎ)
ハーブ
パセリ
花壇
椿(つばき)
百合(ゆり)
サボテン
すずらん

■第8章「カタカナ語」
クレジットカード
キャッシュカード
ポイント
オークション
コインランドリー
セミナー
ダンボール
デビュー
トラウマ
ドキュメンタリー
プレッシャー/重荷
レトロ
マジック

■第9章「その他」
こつ
寿命(じゅみょう)
長命(長寿)
短命
紫外線
赤外線
地下水
深海水
過半数
疑惑
民営
公営
ドタキャン(直前解約)
魔法

books50「新しい手話2006」

2010年02月11日 21時04分04秒 | books
去年の1月28日にこのブログをスタートして昨日で1年が経過しました。
そして同じ1月の末に「新しい手話2005」を紹介してから通算50冊目が「新しい手話2006」となりました。
新しい手話はさっぱり覚えられないけど、頑張って少しずつでも覚えたいです。
めったに使わない言葉もありますが、確かに持っていて損はないよね。皆さんも是非お買い求め下さい。
〔2006-01-30 00:20:56記〕
「新しい手話」シリーズを再整理したので、探しやすいように掲載日2010年2月に修正します。
<掲載単語>
■あ■
アイ・ドラゴン
遺跡
イラスト
インターナショナル
エアバッグ
ATM
えのきだけ
エルニーニョ
宴会
応益負担
応能負担
オートバイ
オーロラ
伯父
叔父
オゾン
オゾン層
伯母
叔母
おみやげ
オンブズマン

■か■
海流
家系
下降気流
カタログ
カッパ巻き
家庭内暴力(DV)
カフェオレ
過労死
観光
看護婦
給付
救命胴衣
気流
空港
苦情
グリーンベルト
グループ
グループホーム
クロスワードパズル
研究A
研究B
研修
コインロッカー
神戸
コミュニティ

■さ■
細菌
札幌
さつま揚げ
山菜
ジェット機
ジェット気流
支援費
時差
市町村
車検A
車検B
ジューサー
集中

上昇気流
消耗品
震源
人道主義(ヒューマニズム)
水流
星座
制裁
静電気
政令指定都市
セキュリティ
世帯主
センター
仙台

■た■
大気圏
体制
タイミング
立ちくらみ
脱水
タブー
断層A
断層B
ダンプカー
チーズ
地球
血筋
地層
チャイルドシート
ちゃんこ鍋
長男
ツアー
津波
ティーオレ(ミルクティ)
定款
添乗員
天然
東北楽天ゴールデンイーグルス
都道府県
ドナー(臓器提供者)
トラック

■な■
名古屋
生放送
なめこ
ニアミス

■は■
バーゲンセール
パイナップル
バスガイド
バッテリー
春巻き
飛行船
ピッキング
被保険者
フェーン現象
福岡ソフトバンクホークス
不登校
フリー
フリーター
振り替え
ペイオフ
ヘリコプター
保育士
法事
ホテタ

■ま■
まいたけ

まさかA
まさかB
身内
ミキサー
水菜
三つ葉
民宿
民俗
むかつく
名所
メジャーリーグ
目で聴くテレビ
モノレール

■や■
ユニバーサル/ユニバーサルデザイン
横浜
余震

■ら■
ライフラインA
ライフラインB
乱気流
陸橋(歩道橋)
リニューアル
理念
リフォーム
旅館
レイアウト
ロープウェイ
ロケット

■わ■
ワールドカップ
ワゴン車


わたしたちの手話 新しい手話〈2006〉

全日本ろうあ連盟出版局

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books162「新しい手話2007」(全日本ろうあ連盟出版局)

2010年02月11日 20時53分02秒 | books
わたしたちの手話 新しい手話〈2007〉

全日本ろうあ連盟出版局

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「新しい手話2007」です。
第6章「IT」関連用語は、押さえておきたいですね。
【索引】
第1章「健康」
ヨガ
ツボ
ダイエット
中性脂肪
血糖値
メタボリックシンドローム
休養
カウンセリング
散歩A
マッサージ
花粉症
カロリー
美容
漢方薬
サプリメント
夏ばて
だるい
肩こり
むくみ
ぎっくり腰
胃もたれ
インフルエンザ
おたふくかぜ
統合失調症

第2章「環境」
エコロジー(生態学・環境保護)
ハイブリッド
ソーラーカー
アイドリングストップ
クールビズ
ウォームビズ
分煙
ストレスB
ストレスA

第3章「社会」
ニート
ハローワーク
キャリアアップ
フォローアップ
エンパワーメント
アスベスト
コンセプト
クライアント
クーリングオフ
デフレ

第4章「防災」
免震
耐震
救急
レスキュー
サポート/支援
懐中電灯
電池
ラジオ
ナイフ
ろうそく

手袋
缶詰
ヘルメット
非常食
絆創膏(ばんそうこう)

第5章「エンターテイメント」
ミュージカル
時代劇
バレエ
落語B
落語A
歌舞伎B
歌舞伎A
映画
芸術
劇場
演劇
パフォーマンス
音楽
展覧会
博覧会
サーカス
博物館
ダンス
パレード

第6章「IT」
メール
メーリングリスト
コンピュータウィルス
ホームページ
ブックマーク
アクセス
検索
ブロードバンド
ダウンロード
インストール
インターネットバンキング
パスワード
グローバル

第7章「食べ物」
デザート
シャーベット
ブルーベリー
ドレッシング
唐辛子B
唐辛子A
燻製(くんせい)
グルメ
賞味期限
レシピ

第8章「カタカナ語」
アウトドア
インドア
インフォームドコンセント
アウトソーシング
エピソード
ガイダンス
コラボレーション
ガイドライン/指針
コレクション
シミュレーション
スクープ
マネージャー
マネーロンダリング
パイオニア
パニック
ピアカウンセリング
プロポーズ
ウェディングドレス
ポイントカード
モチベーション
ライブラリー
リアルタイム
リゾート
リピーター(常連)
リフレッシュ
レジャー

第9章「その他」
縁結び
本命
確率
軌跡
器用
大器晩成
天職
働き盛り
自腹
能天気
配慮B
配慮A

books161「新しい手話2008」(全日本ろうあ連盟出版局)

2010年02月11日 20時08分49秒 | books
わたしたちの手話新しい手話 2008

全日本聾唖連盟

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一気に「新しい手話」をいきたいと思います。
「新しい手話2008」です。
「政治」の章の語彙選択基準はなんだかなぁ~という気がしますが・・・。
 Amazonなら中古1500円で手に入ります。
【索引】

第1章「社会」
公益
公職
公費
公務
公務員
公開
公告
公示
公民
公衆
公認
公募
公印
公定歩合
社会保険庁
税理士
医療法人
学校法人
国立大学法人
社団法人
宗教法人
独立行政法人
需要
供給
当事者
第三者
言語
立法

長官
次官
集権
同盟
法定
主権
社交
地方分権
贈与税
地方交付税
救済
占拠

第2章「演劇用語」
上手(かみて)
下手(しもて)
照明
所作台
一文字
袖幕
中割幕
ホリゾント幕
ピンスポット
開場
吊り物
緞帳(どんちょう)
太鼓
コーラス
仮面
人形
美術
陶芸
彫刻
建築
油絵
染物
生け花
書道
写真
舞台
回り舞台
パンチカーペット
非常口
奥行き
間口(まぐち)

第3章「カタカナ語」
アーカイブ
アクセスビリティ
アセスメント
アナリスト
イニシアチブ
インパクト
オープン
オンデマンド
シンクタンク
スクリーニング
スクーリング
スタンス
デリバリー
パブリックコメント
フリーランス
フロンティア
ボーダーレス
マーケティング
マネージメント
ミッション
メンテナンス
モニター
ローカル

第4章「冠婚葬祭」
供花
香典
供物(くもつ)
お供え
訃報
悲報
吉報
宗教
無宗教
信者
説法
回忌
1回忌
7回忌
33回忌
年忌
大往生

霊柩車
出棺
六輝・六曜
赤口
先勝
先負
大安
友引
仏滅
水引
寸志
結婚
プロポーズ
キス
結納
主賓
引出物
パーティー
ウエディングドレス
乾杯
芳名帳
幸せ
神事
謝礼

第5章「政治」
加憲
官官接待
官製談合
激変緩和
公共事業
合祀
分祀
地ならし
需給バランス
政官癒着
単独政権
連立政権
TOB
道州制
負担減免
抱負
靖国参拝
利ざや
治山治水
論戦
ワーキングプア
ワンセグ放送

第6章「その他」
アイスクリーム
プリン
チョコレート
饅頭(まんじゅう)
ケーキ
アップルパイ
ホットケーキ
カステラ
お天気や
海藻
かげろう

公園
球根

熟す
慎重
相殺
冷たい
当日
評価
日和見
物件
物理
まとめる
惨め
目に余る
もや
模様
湯気(ゆげ)
要約/サマリー