観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「徳川家康と三人の女」。

2011年08月16日 | 映画・ドラマ
 織田信長(中村敦夫)の命により、正室・築山御前(高島礼子)と嫡男・信康(柏原収史)を死に至らしめた徳川家康(松平健)。
 次は天下人・豊臣秀吉(片岡鶴太郎)の命で、その妹の朝日姫(若村麻由美)を正室に迎える。
 そして秀吉亡き後、淀(星野真理)との戦い。
 んーっ。折角良い俳優を揃えているのに、お話が…どうにも。
 実は築山を深く愛しており、何とか命を救おうとするが、築山が自刃。
 朝日とも円満な愛を築くって…。家康、良い人アピールの徳川出版の刊行した家康ちゃん自伝書みたいです。
 もったいない。もっと深い内容に出来たものを。
 しかし、徳川家康の前半生って悲壮だよね。今川の人質に向かう途中で、織田に誘拐されて織田の人質になり、そして今川。
 二十歳でようやく独立するも、先に記した様に、正室と嫡男を殺すはめに陥り、42歳の正室を迎える羽目に成り。
 まあ、この人自身も実の母親と、再婚相手との間に出来た父親違いの弟は平気で人質に出してるんだけどね。この弟、雪の中を逃げ帰り凍傷で足を切断。
 にも関わらず、その下の弟まで人質に出そうとして実母の猛反対にあったって。
 信長も秀吉も肉親に対して冷たいところがあるものね。唯一、秀吉は秀長は仲が良かったみたいだけれど。




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