観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「ごくせんスペシャル 『さよなら3年D組…ヤンクミ涙の卒業式』」

2008年06月15日 | 映画・ドラマ
 2002年4~7月の放映された「ごくせん」のスペシャル版。
 生瀬勝久、松本潤、小栗旬、成宮寛貴、脇知弘 、金子賢、中澤裕子、宇津井健など、オリジナルスタッフ&キャストが再結集。
 
卒業式を間近に控えた3年D組の面々は、温泉旅行を計画。そこでやんくみとバッティング。といったコメディタッチだが、後半はそれぞれの進路に大してのシビアな仲間割れ…そして、揺れる卒業式までストーリは進む。
 受験に失敗したってだけで、嫉妬とか仲間割れとか、自暴自棄とか、ここまで弱いか? と思わせるが、まあ、高校生のキャパなら仕方ないだろうと譲歩。
 私も受験に失敗して浪人したけど、こんなにゃーならなかったけどね。
 まあ、最後はハッピーエンド。なんだけど、泣いた。シリーズ最大に泣けた。単純なストーリだkが、なぜか泣けた。こりゃあ、良かったわい。
 しかし、まあ、早稲田・慶応が受かっといてキャンセルするってえのはないだろう! 不良で有名な生徒が、代表で答辞は読まねーだろ。とケチ付けても泣けるもんは泣ける。
 第一弾最終回やら、第二弾ではやんくみの見方になる、沢渡教頭がこの時は、意地悪だったのが意外。
 今をときめく「羞恥心」の上地雄輔が生徒役で出てたんだね。

「大奥 2003 スペシャル」大奥女中役女優って迫力満点

2008年06月15日 | 映画・ドラマ
 篤姫(菅野美穂)主演の連続ドラマ「大奥」のスペシャル版。瀧山(浅野ゆう子)、家定(北村一輝)、篤姫の思い人(原田龍二)や初島(木村多江)、家定生母(野際洋子)ら同役での顔ぶれに加え、雪江(星野真里)が出演。
 これは本編の池脇千鶴の代わりってところか? しかし、ベタッとした池脇との違いは歴然。凄いよ。ストーリも。
 本編では希薄だった、家定と篤姫の夫婦としての絆と、家定の人柄にスポットを当てている。そして浅野ゆう子の瀧山の生い立ち。見初めて大奥に入れた年寄り・姉小路(とよた真帆)が、これまた迫力有り。ところが、これが、本編を若干の違い。確か本編では、橋の上で大奥の老女に見初められた筈なんだけど…今回は墓地だった。
 とまあ、本編では触れられなかった人や部分がメインに。
 それから、家定がペリーと対面した時点、島津斉彬 はもう他界してたのでは? これって脚本家とか監督が違っちゃったのか?
 それにしても、大奥ってなぜか切なく、それでいて人の心を引き付けるのは、技があるからか?
 今回も豪華絢爛。そして味のある展開だった。