観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「 親指さがし」松山ケンイチの親指に釘付け

2008年02月25日 | 映画・ドラマ
 山田悠介氏原作で30万部発行しなお増刷を重ねるホラー小説「親指さがし」を題材としたリアルサスペンスムービー。
 興味本位で「親指さがし」を行った小学生たちの仲間の一人が居なくなった。
 それから8年。再会した5人が失踪した仲間を探すために再び「親指さがし」を行ったことがきっかけで…。
 まず、小学生の子供が居なくなって、「家出」と片付けた警察っていったい…。そして、最終的にその子の死体は見つかるが、こんな簡単に見つかるのに、失踪時警察の捜査っていったい…。と、警察のあり方を考えさせる、警察に対する警告の作品。なんてわけは無く、「やらなきゃ良かった」「行かなきゃよかった」と、しんければ良かったを常に感じさせるサスペンス。
 しかし、結果的には、その子には全く関係ない事件でのあつ少女が犯人だった訳でしょ? なぜ、三宅健に祟るのか? 意味不明。
 私は霊に乗り移られた三宅健が斧で、松山ケンイチの親指を切り落としたシーンの後m「松山、急げ。そんだけすっぱり切れてれば、急げばくっつく」とか、「塩水に指浸けて病院に走れ」とか、「早く指拾え」とか、松山の親指さがしが気になって、三宅がその後どうになったか分からず仕舞い。
 松山ケンイチっていけてるの? 有名なの? 今旬なの? いったい誰なの?


「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」なんじゃこりゃー

2008年02月25日 | 映画・ドラマ
 「なんじゃこりゃー」と私の身体に松田優作が乗り移った。
 とにかく、伊藤英明、安藤政信、香川照之、松重豊 、堺正人、伊勢谷友介、クエンティン・タランティーノ、桃井かおり、 佐藤浩市、石橋貴明、木村佳乃、小栗旬…と然う然うたるメンツ(演技派とか俊の俳優とか)集めておいて、よくもこんなおたんこ(なす)映画が撮れたもんだ。
 今世紀最大のおたんこ映画決定!
 清盛(佐藤)率いる平家と義経(伊勢谷)率いる源氏が争っている寒村“湯田”(ユタ)に一人のガンマン(伊藤)が流れつくのだった。
ガンマンはどちらにつくか悩むが、雑貨屋の女主人ルリ子(桃井)のもとに身を寄せるのだった。
 ってこれだけで、もうおたんこぶりを表してるのに、
 「日本が誇る異色派監督、三池崇史の和製ウェスタンです。
すごく笑えるし、アクションもしっかりしていて非常に良い作品です。
全編英語なのもポイントで非常に良いです。

伊藤はクールなガンマンを、佐藤は突如シェイクスピアを読み自分をヘンリーと呼ばせるキレ演技を、伊勢谷は“もののふ”の精神を語るクール演技を、香川は完全な道化回しを演じ、木村は体当たり演技を、桃井は桃井かおりそのままを演じています。
」
 という高評価もあり!
 いったいどこのどいつだ! と声を大にして言いたい。
 佐藤、香川、堺、松重あたりを配置したらもっとおもろい映画撮れただろうに。伊藤、小栗だったらもっといけてる場面撮れただろうに。桃井はもういいよ。自分でも「ババアだよ」と台詞回しで、頑張ったけど、もういいよって感じが否めない。