記念すべき洋画第一作目は、とんだ迷惑バイオリンの話し。
1681年のイタリアで、バイオリン工房の親方ニコロが愛する妻の命を永遠のものにしようなんてとんでもないことを考えて、血と月の神秘的な力を得て、不滅の魂を得た「レッド・バイオリン」を作ってしまう。
そしてそんなに大切な妻の命と思っているなら家宝にでもして保管しておけばいいものを、なぜか手放してしまったものだから、このバイオリン、あちこちに不幸を振りまきながら人の手から人の手へと渡り歩く、とんでもない不幸のバイオリンの話し。
1792年、今度はウィーンの孤児院で、バイオリンを手にしたカスパーはバイオリンの神童と称され、皇帝の御前で演奏をするという大出世。しかし、皇帝の御前ということで心臓バクバクの心臓マヒでさようなら。気の小さいやつだったという話し。
1893年はオックスフォード。手にしたのはバイオリニストであるポープ。こちらはバイオリンへの偏愛と恋人の怒りと嫉妬から破滅。
1965年には上海で、今度は悪名高き文化大革命中、またもや人には守られるが、その恩人を不幸にしちゃって、1999年、モントリオールでオークションに出される。
忽然と現われては、忽然と消えていく「レッド・バイオリン」。ロマンを感じさせる物語だと受け止めるのは勝手だけど、それでいいの? ある意味これって武器だよね。どこかの国のトップに送りつけてやれ。
とは言うものの、作品としては凄く面白くかつ興味深く拝見できた。映像も叙情的でかなりいけている。
1681年のイタリアで、バイオリン工房の親方ニコロが愛する妻の命を永遠のものにしようなんてとんでもないことを考えて、血と月の神秘的な力を得て、不滅の魂を得た「レッド・バイオリン」を作ってしまう。
そしてそんなに大切な妻の命と思っているなら家宝にでもして保管しておけばいいものを、なぜか手放してしまったものだから、このバイオリン、あちこちに不幸を振りまきながら人の手から人の手へと渡り歩く、とんでもない不幸のバイオリンの話し。
1792年、今度はウィーンの孤児院で、バイオリンを手にしたカスパーはバイオリンの神童と称され、皇帝の御前で演奏をするという大出世。しかし、皇帝の御前ということで心臓バクバクの心臓マヒでさようなら。気の小さいやつだったという話し。
1893年はオックスフォード。手にしたのはバイオリニストであるポープ。こちらはバイオリンへの偏愛と恋人の怒りと嫉妬から破滅。
1965年には上海で、今度は悪名高き文化大革命中、またもや人には守られるが、その恩人を不幸にしちゃって、1999年、モントリオールでオークションに出される。
忽然と現われては、忽然と消えていく「レッド・バイオリン」。ロマンを感じさせる物語だと受け止めるのは勝手だけど、それでいいの? ある意味これって武器だよね。どこかの国のトップに送りつけてやれ。
とは言うものの、作品としては凄く面白くかつ興味深く拝見できた。映像も叙情的でかなりいけている。