かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(89:アメリカ西部編-第九章)

2009-12-16 11:11:15 | 旅行
-5日目(9月7日)-
グランドキャニオンの日の出を見ようと、目覚ましセットで5時半起床。
ビューポイントまでの道は簡単で、10分ほどで着くといわれていたBright Angel Lodge。ところが、その先のEl Tovar Hotelまで行ってしまい、日の出に少し遅れてしまった。



ちなみに、このホテルは金持ちが泊まっているようです。
というのは、年配の夫婦がほとんどだったからです。
ところで日の出ですが、雲に隠れてきちんとした日の出は見られなかったようです。
それでも朝の肌寒い空気に触れながら、まだくっきりしないグランドキャニオンを眺めます。



ゆったりとした気分です。 
ゆっくり散歩しながら自分たちのロッジへ引き返し、ロッジでセルフサービスの朝食を摂りました。
その後部屋でパッキングなどをすませ8:05の集合時間に間に合わせます。
バスは、このロッジの各棟付近に何箇所か停車するため時間がかかります。
おまけに予定のバスに乗ってこない日本人もいたり・・・と。
「トオヤマ~」

空港に着いてチェックインし、搭乗の順番を待ちます。
私たちの乗ったセスナは今回は総勢9名。
後方座席が空いていたので私は最後列へ移りました。
空からの写真がうまく撮れるようにとの思いです。 





それにしても、よくまあこれほどまでに同じ地層がよくつながるものだなぁ~・・・と。
断層など見られません。

帰路の楽しみはフーバーダムを上空から眺め、写真におさめることでした。
往路と同じルートなら、今度の席はばっちりのはずでした。

いよいよダム湖が見えてきました。


しか~し、不安的中で ダムより上流を飛んだため、ダムは見えずでした。
悔しい! 

浅はかでした。往路・復路で同じルートを飛ぶはずがありません。
がっかりモードで、
再びラスベガスに帰ってきました。



  ≪つづく≫

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新しいユニフォームは?

2009-12-15 12:04:58 | スポーツ
松井秀、エンゼルスと1年契約 基本合意と米メディア(共同通信) - goo ニュース

そうですか・・・
やはり、ヤンキースを諦めて他球団へ移籍という選択をとりましたね 松井君。
ヤンキースは、松井選手の外野守備復帰をどうしても認めませんからなあ。
一方、エンゼルスは「全試合は無理でもしっかりと守れる外野手」と松井選手を高く評価していたようなので、
松井選手の心は動かされるでしょう。

そして、エンゼルスを支えてきた主砲ゲレーロ選手がFAとなったのも要因なのでしょう。

ともかく、また松井選手の守備と打撃が見られるわけですから、いいと思います。
センターに名手ハンター、レフト松井という光景が見られるわけです。
西海岸の都市アナハイムですから、日本から応援に行きやすいなぁ~。
でも無理か、
1年契約だしなぁ・・・

それにしても心配なのは、松井選手があの赤い帽子、赤いシャツが似合うかどうかです。
(今はどうしてもイメージできないでおります。でも、某社の缶コーヒーのCMの赤ヘルメットは、今回の結果を予測していたかのようです。)

城島選手の縦じまユニフォームと松井選手の赤ユニフォーム、
どっちが より似合わんのだろうか? 


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チョウデコポン

2009-12-14 11:21:35 | 田舎の生活
ん? このデコポン少し様子が変だぞ。



割れているような・・くっついているような・・・
下側から見ると、こんな感じです。



チョウのような形をしています。
友人の果樹園に生っていたとのことです。
昨年も別の知人が分身デコポンを見せてくれましたが、
理由はわかりませんが、デコポンはこのような奇形が多いそうです。

でもこのデコポン 食べられそうな気がします。


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ロゼッタストーンの運命やいかに

2009-12-11 10:50:10 | その他
昨日の新聞に
エジプト側が大英博物館にロゼッタストーンの返還要求を強めている が、 大英博物館側は拒否している』とのニュースが掲載されていた。

ロゼッタストーンといえば・・・、古代エジプトのヒエログリフ解読の手がかりになった石碑だ。
もともと自分の国のものであったものを どさくさに持ち去られたものだからこの要求は当然だともいえます。

かつて 大英帝国は「太陽の沈まぬ国」といわれるほど海外に多数の植民地を有していた時代がある。
大英博物館には約700万点の収蔵品があるそうで、その多くは植民地などから持ち込まれたものだといわれている。
やりすぎだとは思うのですが、
大英博物館に納まって、破壊や散逸から逃れたとも言えそうだし、きちんと整理・管理しているところは大したもので、
本来の国におかれたままでは、ここまで大切に扱われていたかどうか?・・という不安もあります。
しかも大英博物館は無料で入館できるのです(一部ブースは有料)。

ところで、このロゼッタストーン、
ヒエログリフを解読したシャンポリオンもすごいが、
この石碑の価値を見抜いた発見者もすごい。
そして、異なる3つの言語で記されていたというのが、
なんとも 奇跡ではなかろうか?
何ゆえに3つの異なる言語で記されていたのだろうか? 


   【我が家のロゼッタストーン】(本物はこんなに小さくありません)

大英博物館側は、今回のエジプトの要求を承諾してしまうと、あちこちからその他の収蔵品の返却も迫られることを懸念しての拒否なのでしょう。

そういえば、大英博物館には源頼朝の肖像画もあったなあ・・・


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僕の心細道(88:アメリカ西部編-第八章)

2009-12-09 12:40:01 | 旅行
-4日目のつづきのつづき-
グランドキャニオンの絶景を楽しんで、バスで宿泊所Maswik Lodgeへ。
日帰りツアーの人たちは、バスを降りずにそのまま空港へ向かいました。
私たちはここで下車です。
部屋のキーはラスベガスを発つ時受け取っていたので、受付をしなくてもそのまま部屋へ直行できました。
私たちは3号棟。
室内は禁煙。 
とはいえ、部屋はきれいだし、洗面所もちゃんとしている。
どこからどうやってこの標高2,100mの場所まで運ぶのだろうか?
シャワーの水量も十分。
フーバーダムからの水だろうか? 

5時集合で今度は夕日ツアーに出るというので、部屋での休憩は30分足らず。
ロッジ前に集合してツアーに出かけます。

最初にストップした場所(Maricopa Point?)で、まず傾いた太陽に照らされた赤みを帯びたキャニオンを眺めます。







昼間よりうーんと陰影がはっきりしていて すばらしい。
見知らぬ日本人が、水平の頂部地形などをみて「不自然だよ~」だって。
ちがうんだよ、日本の地形が当たり前ではないのよ。
ここはこれが自然な地形なんだよ。

次に向かったのがHopi Point





ここもグー 
少しずつ異なる時間帯、見る方向で、同じ地形も違って見えてくる。

次はMohave Point







そしてこの後、いよいよ日没が見える(日没を見る)というポイントPima Pointへ移動。

横に延びる雲がずーといすわって、日没そのものはそれほどでもなかったが、それが雲に反射して いい景色だった。





没してもしばらくは茜色に雲が染まり、美しかった。

午後7時すぎバスに乗りこみロッジに引き返しました。

ロッジのレストランでセルフサービスの夕食となりました。
料理はたいして美味しくはなかったのですが、奥さんはここのカフェ・カプチーノがとても美味しかったと言っていました。
食後、部屋でワインを飲もうとレジに持っていったのですが、テイクアウトはダメとのこと。
徹底しています。
以前、大暴れした泥酔客でもいたのでしょうか。
悔しいけれど我慢せざるを得ません。
  
    ≪つづく≫

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本日快晴

2009-12-08 11:36:47 | 田舎の生活
穏やかないい天気です。
高い空から  ♪ピ~ ヒョロロ~♪ と聞こえます。
人の声はまったく聞こえてきません。
ひたすら鳥の声だけです。



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それぞれのGP

2009-12-06 10:27:40 | スポーツ
美姫、けが・逆境乗り越えバンクーバーへ(読売新聞) - goo ニュース

フィギュアスケートのGPファイナルは、高橋選手にとって(・・っていうか応援する私にとってか?)残念な結果に終わった。
SPではほぼ完璧なすばらしい演技で、感動させてくれたので、
完全復活か、フリー演技に期待・・と。
でも、昨日のフリーは最初の4回転ジャンプに失敗し、その後のジャンプもスケーティングも精彩を欠いて、表彰台に上がれず。
残念 
1年前の大怪我からの再出発で、4回転に挑んだということは評価できるかな。
まあ、次の全日本選手権で確実に五輪代表を手にし、五輪に照準を合わせてくれることを祈ります。
華麗な ダンス ダンスした あのステップが見たいのです。

織田選手はずいぶんと安定感が増しましたなあ。
前回悔しい思いをした五輪出場 おめでとう! 

そして女子
こちらもSPでいいすべりを見せ、「もしや・・」と期待した安藤選手。
連続3回転ならず、小さなミスも出てしまったクレオパトラ。
やはりキム・ヨナにはかなわなかった。
とはいえ、前回トリノ五輪でぼろぼろになってからの復活を大いに評価したい。
演技の完成度、粘り強さが増してきたと思います。
トキメキ感があります。

そして、鈴木選手  がんばりました。
女子は、今度の全日本選手権で五輪代表をかけた残り2枠の争いが熾烈です。


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僕の心細道(87:アメリカ西部編-第七章)

2009-12-05 10:15:25 | 旅行
-4日目のつづき-
Yavapaiポイントは、1540年、スペインの探検隊が初めてグランドキャニオンを発見した記念すべき場所とのことです。
(といっても先住民はとうに知っていたでしょう)

ともあれ、写真やテレビなどで見たことのある雄大な景色が眼前に広がり、
圧倒されました。
感動です。 







予備知識がまったくなかったとしたら、どんなに驚くだろうか?
スペインの探検隊が初めてこの景観を前にした時は、どんなだったのでしょうか。

水平に広がる地層群
それを浸食する谷
ピラミッドあるいは塔のように浸食からかろうじて残された岩山
まさに地形のテキストのような景観です。
はるかかなたに見える同じ地層の連続が延々と眼で追うことができます。
日本では見ることのできない圧倒的景観です。

バシバシ写真を撮り、与えられた1時間20分があっという間に過ぎました。
バスに乗り次なるポイントBright Angelへ移動します。

ここはロッジの前面がビューポイントなっております。
ということは、このロッジに宿泊すれば、部屋にいながらこの雄大な景色が眺められるというわけでしょう。









グランドキャニオンで見える地層のほとんどは、ほぼ水平なのですが、コロラド川が流れている谷底付近の急崖には、直立した地層がちょこっと見えます。


   【渓谷壁の黒っぽくみえる部分が直立した地層】

その上をほぼ水平な地層が覆っています。
不整合です。
ガイドブックなどを見ると、谷底付近の最も古い地層は今から約17億年前のもので、その上に12億年~9億年前に堆積した地層があるようです。
その後、これらの地層は地殻変動により陸上に顔を出し、浸食されたのでしょう。
そして、今から5.5億年前にこの地域は再び海になり、あらたな地層が堆積を始める。
私たちが見ている水平な地層は、約5.5億年前からのもののようです。
そして、私たちが立っている展望台のあるところが約2.5億年前の地層とのことです。

気の遠くなるような時間をかけて堆積した地層、地球の歴史を一望できることに、とにかく圧倒され感動です。
 
でももうどう写真を撮っていいかわかりません。
広角レンズがいいなあ・・。

ふとみると、このポイントから渓谷方向へ下りる道がついていて、馬であるいは気ままなトレッキングが出来るようになっています。
次回訪れるときは、そんな楽しみ方もしてみたいものです。
雄大な景色を存分に楽しんだ後再びバスに乗り、本日の宿泊ロッジへ向かいました。



  ≪つづく≫


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野路菊

2009-12-04 10:50:01 | 草花・樹木


ピークを少し過ぎた感がありますが、この時期の、この半島の代表的な花でしょう。
道沿いや畑などのあちこちで見かけます。

とても生命力の強い野草です。
外来種が圧倒的に多くなった近年、数少ない日本の固有種のようです。

この花は地区の石垣、段々畑によく似合っていると思います。
これからもよろしく! 野路菊   


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