かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

「キクとイサム」

2010-05-07 11:17:42 | 
「日本一のおばあちゃん」北林谷栄さん静かに逝く(スポーツニッポン) - goo ニュース

田舎に住む一人のおばあさんが、2人の孫を育てている。
どういういきさつがあったかは忘れたけれど、孫たちに両親はいない。
その孫は、肌が黒い。
お姉さんの名前はキク、弟の名前はイサム。
その当時、ましてや日本の田舎では目立つだろう。
孫たちは学校でいじめ・差別を受ける。
そんな中、担任の女性教師は、肌の色の違いだけで差別してはいけないと 生徒たちを諭す。
ところがある日、薄暗がりに立っていた孫の1人(キクだったかイサムだったか?)の姿・黒い肌をふいに見た女性教師は、ビクッとする。
そして、その女性教師は、生徒たちに「肌の色の違いで差別してはいけない」と諭していたにも関わらず、自分自身も深層心理で差別していたのではないかと、愕然とする。

そんなエピソードを交えながら、おばあさんの力強い養育で、孫たちはたくましく育っていく・・・
というような内容の映画だったと思う(一部記憶違いがあるかも・・)。

幼い頃観た映画の中で、最も印象に残っている映画だ。
その時おばあさん役を演じていたのが、北林谷栄さんだった。
当時48歳、完全におばあさんになりきっていた。
今回はじめて知ったのだが、この役を演じるために前歯6本抜いたのだと。
すごすぎる。 
とても存在感のある女優さんでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。


 ご訪問ありがとうございます。

 「プチッ」と応援 感謝


最新の画像もっと見る

コメントを投稿