かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

松井選手引退!

2012-12-28 11:03:31 | 
松井、引退表明=「結果出なくなった」―日米20年、プロ生活に終止符(時事通信) - goo ニュース

今朝、「松井選手引退」のニュースが流れた。
「ワールドシリーズで勝つために」との目標を掲げて、2003年ヤンキースに入団した松井選手。
入団1年目で早くもその夢が実現かと思われた。
アメリカン・リーグ優勝決定戦でのレッドソックス戦。
3勝3敗で迎えた第7戦、2点差で迎えた9回裏。
苦手としているP・マルチネス投手から松井がヒットを打ってつなぎ、続くポサーダがライト線にヒットを放ち2者帰り同点。
この時ホームインした松井がみせたジャンプしてのガッツポーズは、印象深い。
よほど嬉しかったのだろう。
そして、延長に入りヤンキースがサヨナラ勝ちをおさめる。

しかし、Wシリーズでは相手マーリンズの若きエース・ベケットをヤンキース打線が打ち崩せず2勝4敗で夢は叶わなかった。
その後、毎年プレー・オフに進出するもWシリーズには届かなかった。
そして、2008年にはプレー・オフにすら進出できなかった。

この間、松井選手は手首、ひざの故障に泣かされる。
夢はかなえられないのだろうか・・・
そんな悔しい思いの中、翌2009年、ヤンキースは6年ぶりにア・リーグを制してWシリーズに勝ち上がった。
相手は2連覇を目指すナ・リーグ最強のフィリーズ。
この時のこのチームには、あのP・マルチネス投手が移籍していた。
が、松井は第2戦で、マルチネスの投じた内角低め(見逃せばボールか?)のカーブを見事にとらえて、勝ち越しのソロ・ホームランを放つ。
続く第3戦8回表、代打で出た松井は外寄りのストレートをレフトスタンドへ運んだ。
こうして、3勝2敗で迎えた第6戦。
2回裏、松井が2ランホームランをたたき込み、ヤンキースが先制する。
その後、松井は2点タイムリーを2本放ち、ヤンキースがあげた7得点のうち、6打点をたたき出した。
ヤンキー・スタジアムは松井選手に魅せられた。
そして、リベラが最後の打者をセカンドゴロに打ち取った瞬間、
松井選手の夢はかなえられた! 
しかも、日本人選手初のMVPという勲章もつけて。

このシリーズでは、松井選手は一度も守備の機会が与えられなかった。
ひざに爆弾を抱えながら、相手本拠地試合では代打に甘んじた。
そんな状況の中、松井選手は集中力を切らさず、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

幸い、2006年アスレチックスとの開幕3連戦で、松井選手の勇姿を目の前にすることができた。

2本のホームランを目の前で見ることができた。

思えば、高校野球甲子園での全打席敬遠。
あの強烈な印象から20年。
お疲れ様でした。
そして、夢をありがとう!


ご訪問ありがとうございます。

 「プチッ」と応援 感謝


最新の画像もっと見る