かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(85:アメリカ西部編-第五章)

2009-11-21 12:03:57 | 旅行
-3日目のつづき-
飛行機がロサンゼルスの東側の山並みを過ぎると、もうそこは砂漠地帯です。
殺伐とした砂漠がずーっと続いて、そのうちいきなり高いビル群が見えてきました。



あれがラスベガスかあ! と思っているうちに飛行機はどんどん高度を下げ始めます。
17:15ラスベガス空港に到着です。
座席が前のほうだったので、早い時間に機外へ出られたのですが、手荷物受け取り場所がよくわかりません。

それにしても、空港ロビーに入り、いきなりスロットルマシーンが目に飛び込んできたもので驚きました。
それらを横目に、時々見える「Baggage Claim」の案内を頼りに、不安ながら進むとトラム乗り場に到着しました。
そのまま乗り込んだのですが、なんだか不安です。
トラムが到着した所で様子を伺ったのですが、どうも様子が違うなぁ~・・ということで、折り返し運転のトラムを降りずにそのまま引き返しました。
結局、最初に降りたターミナルへ引き返して、やっとこさ手荷物受け取り場へたどり着くことができました。
最初目指したところでよかったのです。
それにしてもわかりにくいなぁ~、と初めての土地でブツります。

荷物を受け取り、タクシーでホテルへ向かいます。予約したホテルはNewYork NewYork。
 驚いたのは、ホテルのドアが開くといきなりカジノ満開、別世界モードです。
こんな雑踏めいた所にフロントがあるのだろうかといぶかしく思い、奥さんに「フロントはここではないのではないか?」と言ったのですが、
奥さんは「ここでいいのだ」ときっぱり言います。
カジノの間をトコトコ歩いて行くと、本当にカジノと同じフロアーの端っこにフロントがありました。
なんてこった! 

チェックインです。
部屋の希望を聞かれたので「Upper」と答えると、31階が割り当てられました。
部屋に入ると、窓の正面にMGMグランドホテルや空港、そしてかなたに山並みが見えます。
下には下半身のない自由の女神やジェットコースターも見えます。


【ホテルの部屋の窓から】

そのため、しょっちゅうキャー キャーと歓声が聞こえます。
よくもまあこんな所にジェットコースターを造ったものだと、あきれました。
かつて話題になったドンキもこれを目指したのでしょうか?
頼まれても私は乗りたくありません。
とはいえ、部屋はなかなかグーです(少なくとも昨日までのホテルよりは良い)。しかもラスベガスのホテルは安いのです。
部屋のベッドでしばらく仮眠したのち、8時頃起きて行動開始となりました。
行き先は、ばっちり勉強してきた奥さん任せです。
部屋の窓の下のあのジェットコースターは、夕方まで動いていたようですが、もう止まったようです。

隣のモンテカルロホテルからトラム(無料)が運行されているというので、それに乗りベラッジオホテルへ向かいました。
両ホテルとも建物の規模がすごいです。 
とくにベラッジオホテルはでかい。いやでかすぎです。
イタリア資本でしょう。
奥さんは、ここのレストランで夕食を食べようと目論んでいたようですが、雰囲気からして高そうなので、すごすごと退散して再びトラムでモンテカルロホテルへ引き返し、ビュッフェを探してそこで食べることにしました。
代金をカードで払おうとしたのですが、IDカードを見せろと言われ、そんなもん持ってないので結局現金払いとなりました。
私はビーフ、焼きそば、ソーセージなどを取りましたが、残念ながらビールは置いていないとのことで、あきらめざるをえません。

肉が硬かったです。
 
食事を終え、再びトラムに乗ってベラッジオホテルへ向かいます。
その前に、モンテカルロホテルでスロットルマシーンを50セントだけやったのですが、
1回であっという間に終わりです。
やったことがないので、ルールがわからんのです。
ベラッジオホテルに到着して、フロントの前を通り過ぎ外へ出ると池があります。
奥さんの案内では、ここで噴水ショーがあるというのです。
既に池の周りには大勢が並んで待っています。
ちょうどいいタイミングだったようで、少しすると音楽とともライトアップされた噴水が踊り始めました。





その噴水のスケールの大きさに度肝を抜かれました。
「噴水がシンクロナイズドスイミングやっている。1000人ほどの小谷実可子が踊っている」と不規則な言葉を発しながら、ただ笑うしかなかったのです。
そして、その曲・噴水ダンスが終わると拍手が沸きました。
噴水に拍手なんて ここくらいかもしれません。
興奮しました! 

次は、ミラージュホテルの火山噴火ショーを見に行こうというので、どんどんベラッジオホテルの中を歩いて、そのホテルの方向を目指します。
ホテル内がショッピングストリートになっています。
とんでもない広さです。
ちょうどホテルの建物から出かけた頃に、再び噴水ショーが始まりました。

先ほどのものとは音楽も噴水のパターンも異なっていました。
その曲が終わったので、テクテク歩いてミラージュホテルに到着です。
ここでの火山噴火ショーは15分ごとに行われているとのことです。
赤いライトに照らされた噴水が火山噴火のように見え、途中から実際の火も飛び出しました。
大音響とともに。
いやー 楽しめた 楽しめた。 

帰りにもう一度、ベラッジオホテル前の噴水ショーを見ようということになりました。
11時を過ぎていたので、もう終了かと思いながらも待っていると・・・、きたきた。
今度もバージョンが異なりました。

ベラッジオホテルのトラム乗り場近くの店で、キリンビールを買ってホテルへ帰り、
部屋でビール飲みながらクールダウン。
  ≪つづく≫


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