かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

武士は面倒だなぁ

2011-01-15 12:47:39 | その他
車の定期点検のため町へ行き、そして映画館に入った。
こういう機会はめったにないので、今回も映画2本ハシゴした。
まずは『相棒』。
なかなか面白かった。
けど、官房室長が刺殺されたのは想定外だったなぁ。

そして『最後の忠臣蔵』。
ストーリー云々というより、役所広司と佐藤浩市が観たい。
TVのCMで時々見ていたから、きっと泣けるだろうとの予測のもと。
最初にジワーッときたのは、孫左衛門が吹雪く中、赤子を連れて見知らぬ家を訪ね、
「この子にお乳を恵んでくだされ!」(少々セリフが違っているかも)
映像の撮り方が丁寧で、美しかった。
そして、印象に残るシーンがいくつも。
役所、佐藤のお二人はもちろん、可音を演じた桜庭ななみという女優も凛とした役作りでよかったし、安田成美も味があった。
最後の輿入れ行列のシーンは、意味合いは全然違うけれど、『ラストサムライ』の最後・突撃シーンが重なった。
そして、映画の最後はどうなるのだろうか?
と思っていたが、要所要所にはさまれる人形浄瑠璃のストーリーで、予想はできた。
孫左衛門は、「まだなすべきことが残っている」と言っていたので、
使命を果たし終え、忠臣として切腹したのだろうけれど、
仮想心中のようにも思える。


これから映画を観ようとしていた方 少しごめんなさい。

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