世界イチ!決勝打「神が降りてきましてね」(スポーツニッポン) - goo ニュース
イム チャンヨンが投じた8球目、その軌道がまるでビデオで逆回転を見るかのように、イチローの打球がほぼ同じ軌道をたどってTVを見ていた私に迫る。
ほぼ勝利を確信できた瞬間だった。
延長2死2・3塁(1・3塁でも同じだが)、なぜ韓国ベンチはイチローを敬遠しなかったのだろうか?
実は、韓国指揮官の指示は、「際どいコースのボールを投げて、うまくいかなければ歩かせる」だったのだそうだ。
しかし、そのサインがきちんと選手に伝わっていなかったということのようだ。
こういう場面で、そういったある意味あいまい(中途半端)なサインというのは、えてしてこういう結果を生むものだ。
そして延長10回裏、2死1塁で最後の打者のカウントは2-1。
ダルビッシュの投じた低め外角へ逃げるスライダーにバットが空を切る。
日本WBC2連覇の瞬間だった。
いや~ なんという試合をしてくれるのだろう。
昨日は疲れました。WBC決勝戦
わたしゃもう胃が痛くなりそうでしたよ。潰瘍ができたかもしれんなあ。
正午を過ぎても全くご飯を食べたいと思わなかった。
でも、日本チームの効率は悪かったなあ。
9回終わった時点で、12安打3得点(最終的には15安打5得点)。
何度もチャンスを潰し、「なんでやねん!」 という場面が少なくなかったなあ。
1、3、5、7、9回の奇数イニングで、あと1本出ていれば、あるいはダブルプレーがなかったら、楽勝だったと思うのに・・・。
でも、野球に「たら、れば」はないですな。
優勝インタビューで原監督が、「他の監督さんだったら、もっとたくさん点を取っていたでしょう・・・」との言葉が象徴していました。
でも、今大会の原監督はどっしりしていたし、堂々としていた。
カッコ良かったですよ。
まさか2連覇するなんて思っていなかったですよ。
原監督の『本当にお前さんたちは、強いサムライになった』がジーンとくる。
感動をありがとう、29人のサムライたち。
MVPは2大会連続で松坂投手になったけれど、彼を上回る投球回数、防御率の岩隈投手を忘れてはならない。昨日の試合で岩隈投手が勝利投手になっていれば、彼がMVPだったかもね。
いやいや、私の中のMVPは城島選手だ。
今大会最も防御率が良かった日本投手陣を支えたのは、彼のリードであり、昨日の試合ヒットがなく、いいところはなかったけれど、これまでの試合ではいいところで打っていたもの。
とはいえ、全員野球で優勝したということを実感しました。
優勝おめでとう!
優勝記念に「ポチッ」
【以下は自己満足的観戦メモの抜粋です。】
1回表:
イチロー センター前ヒット。中島しっかり送りバント。青木投ゴロ。
城島粘って四球。小笠原二塁ゴロ。
2回表:
内川投ゴロ、栗原三振、岩村四球、片岡センター前ヒット。イチロー 一塁ゴロ。
3回表:
中島遊撃内野安打。青木二塁ライナーかと思われたが、二塁手がはじき、エラー。城島2球バント失敗のあと、結局3塁ゴロで2塁フォースアウト(微妙な判定)。小笠原1・2塁間を抜くライト前ヒットで待望の先取点。つづく内川も同じようなコースでライト前ヒット。しかし、急遽召集の栗原内野ゴロでダブルプレー。
・・・あっちゃー!
4回表:
岩村遊撃ゴロ、片岡レフトライナー、イチロー 二塁ゴロ。
4回裏:
打者11人を完璧に抑えていた岩隈が、2死後初ヒットを許すも、難なく後続を断つ。
5回表:
中島四球、青木ライト前ヒット(ランエンドヒットの形で1・3塁)。≪ここで韓国投手交代≫ 城島三振、小笠原三振の時青木が2塁盗塁するもアウト。
・・・無死1・3塁で得点が入らず、いやーな雰囲気になる。
5回裏:
これまでほぼ完璧の先発岩隈投手が、先頭の5番打者にホームランを浴びる【1-1同点】。それでも、1死後のレフト前ヒットを内川が思い切った判断・好プレーで2塁で刺す。
6回表:
内川遊撃ゴロ、代打稲葉二塁ゴロ、岩村三振。
7回表:
片岡三遊間ヒット、イチローの2球目に盗塁。イチロー芸術的なセーフティーバント決める。中島三遊間ヒットで勝ち越し点【2-1】。
青木ライト大飛球も好捕される。城島三塁ゴロでダブルプレー(一塁は同時セーフに見えたが・・・)。
・・・なんとも重苦しい試合だ。
8回表:
小笠原三振。内川ライト前ヒット。≪ここで韓国投手交代≫ 稲葉1塁線を破るエンタイトル2塁打。岩村レフトへ犠牲フライで貴重な追加点【3-1】(送球の間に稲葉3塁へ)。片岡遊撃ゴロ。
8回裏:
岩隈の球が高めに浮き始めたところを、先頭打者に右中間2塁打される。1死後代打イ デホにセンター犠牲フライ【3-2】。この後の打者に四球を与えたところで、岩隈から杉内に投手交代。
9回表:
≪韓国投手交代≫ イチロー ライトオーバーの2塁打。中島2球バント失敗の後、流し打つも2塁手に好捕される。青木敬遠で1死1・2塁。城島センターフライ、小笠原三振。
・・・結局無死2塁からのチャンスを生かせず、またもやいやーな雰囲気。
9回裏:
≪韓国が右の代打を送るのをみて、杉内からダルビッシュに投手交代≫ 1死後、連続四球で1死1・2塁となり、次の打者を三振に仕留めたものの、イ ボムホに三遊間を抜かれ、ついに同点となり延長へ【3-3】。
10回表:
内川ライト前ヒット、稲葉送りバント、岩村レフト前ヒットで1・3塁。代打川崎遊撃フライで、いやーな感じ。イチローの打席2球目で岩村2塁へ。
イチロー ファウル4球と粘り、カウント2-2からの8球目、矢のようなセンター前ヒットで2者生還【5-3】。
中島の打席初球にイチロー3塁へ。中島死球で出塁し、青木の打席2球目で2塁へ。その結果青木敬遠。城島三振で3者残塁。
・・・この時の城島は、最後の守りのことしか頭になかっただろう。
10回裏:
ダルビッシュ先頭打者を四球で歩かせるも、後続を三振、センターフライ、三振で、ゲームセット。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「プチッ」と応援よろしくお願いいたします。
イム チャンヨンが投じた8球目、その軌道がまるでビデオで逆回転を見るかのように、イチローの打球がほぼ同じ軌道をたどってTVを見ていた私に迫る。
ほぼ勝利を確信できた瞬間だった。
延長2死2・3塁(1・3塁でも同じだが)、なぜ韓国ベンチはイチローを敬遠しなかったのだろうか?
実は、韓国指揮官の指示は、「際どいコースのボールを投げて、うまくいかなければ歩かせる」だったのだそうだ。
しかし、そのサインがきちんと選手に伝わっていなかったということのようだ。
こういう場面で、そういったある意味あいまい(中途半端)なサインというのは、えてしてこういう結果を生むものだ。
そして延長10回裏、2死1塁で最後の打者のカウントは2-1。
ダルビッシュの投じた低め外角へ逃げるスライダーにバットが空を切る。
日本WBC2連覇の瞬間だった。
いや~ なんという試合をしてくれるのだろう。
昨日は疲れました。WBC決勝戦
わたしゃもう胃が痛くなりそうでしたよ。潰瘍ができたかもしれんなあ。
正午を過ぎても全くご飯を食べたいと思わなかった。
でも、日本チームの効率は悪かったなあ。
9回終わった時点で、12安打3得点(最終的には15安打5得点)。
何度もチャンスを潰し、「なんでやねん!」 という場面が少なくなかったなあ。
1、3、5、7、9回の奇数イニングで、あと1本出ていれば、あるいはダブルプレーがなかったら、楽勝だったと思うのに・・・。
でも、野球に「たら、れば」はないですな。
優勝インタビューで原監督が、「他の監督さんだったら、もっとたくさん点を取っていたでしょう・・・」との言葉が象徴していました。
でも、今大会の原監督はどっしりしていたし、堂々としていた。
カッコ良かったですよ。
まさか2連覇するなんて思っていなかったですよ。
原監督の『本当にお前さんたちは、強いサムライになった』がジーンとくる。
感動をありがとう、29人のサムライたち。
MVPは2大会連続で松坂投手になったけれど、彼を上回る投球回数、防御率の岩隈投手を忘れてはならない。昨日の試合で岩隈投手が勝利投手になっていれば、彼がMVPだったかもね。
いやいや、私の中のMVPは城島選手だ。
今大会最も防御率が良かった日本投手陣を支えたのは、彼のリードであり、昨日の試合ヒットがなく、いいところはなかったけれど、これまでの試合ではいいところで打っていたもの。
とはいえ、全員野球で優勝したということを実感しました。
優勝おめでとう!
優勝記念に「ポチッ」
【以下は自己満足的観戦メモの抜粋です。】
1回表:
イチロー センター前ヒット。中島しっかり送りバント。青木投ゴロ。
城島粘って四球。小笠原二塁ゴロ。
2回表:
内川投ゴロ、栗原三振、岩村四球、片岡センター前ヒット。イチロー 一塁ゴロ。
3回表:
中島遊撃内野安打。青木二塁ライナーかと思われたが、二塁手がはじき、エラー。城島2球バント失敗のあと、結局3塁ゴロで2塁フォースアウト(微妙な判定)。小笠原1・2塁間を抜くライト前ヒットで待望の先取点。つづく内川も同じようなコースでライト前ヒット。しかし、急遽召集の栗原内野ゴロでダブルプレー。
・・・あっちゃー!
4回表:
岩村遊撃ゴロ、片岡レフトライナー、イチロー 二塁ゴロ。
4回裏:
打者11人を完璧に抑えていた岩隈が、2死後初ヒットを許すも、難なく後続を断つ。
5回表:
中島四球、青木ライト前ヒット(ランエンドヒットの形で1・3塁)。≪ここで韓国投手交代≫ 城島三振、小笠原三振の時青木が2塁盗塁するもアウト。
・・・無死1・3塁で得点が入らず、いやーな雰囲気になる。
5回裏:
これまでほぼ完璧の先発岩隈投手が、先頭の5番打者にホームランを浴びる【1-1同点】。それでも、1死後のレフト前ヒットを内川が思い切った判断・好プレーで2塁で刺す。
6回表:
内川遊撃ゴロ、代打稲葉二塁ゴロ、岩村三振。
7回表:
片岡三遊間ヒット、イチローの2球目に盗塁。イチロー芸術的なセーフティーバント決める。中島三遊間ヒットで勝ち越し点【2-1】。
青木ライト大飛球も好捕される。城島三塁ゴロでダブルプレー(一塁は同時セーフに見えたが・・・)。
・・・なんとも重苦しい試合だ。
8回表:
小笠原三振。内川ライト前ヒット。≪ここで韓国投手交代≫ 稲葉1塁線を破るエンタイトル2塁打。岩村レフトへ犠牲フライで貴重な追加点【3-1】(送球の間に稲葉3塁へ)。片岡遊撃ゴロ。
8回裏:
岩隈の球が高めに浮き始めたところを、先頭打者に右中間2塁打される。1死後代打イ デホにセンター犠牲フライ【3-2】。この後の打者に四球を与えたところで、岩隈から杉内に投手交代。
9回表:
≪韓国投手交代≫ イチロー ライトオーバーの2塁打。中島2球バント失敗の後、流し打つも2塁手に好捕される。青木敬遠で1死1・2塁。城島センターフライ、小笠原三振。
・・・結局無死2塁からのチャンスを生かせず、またもやいやーな雰囲気。
9回裏:
≪韓国が右の代打を送るのをみて、杉内からダルビッシュに投手交代≫ 1死後、連続四球で1死1・2塁となり、次の打者を三振に仕留めたものの、イ ボムホに三遊間を抜かれ、ついに同点となり延長へ【3-3】。
10回表:
内川ライト前ヒット、稲葉送りバント、岩村レフト前ヒットで1・3塁。代打川崎遊撃フライで、いやーな感じ。イチローの打席2球目で岩村2塁へ。
イチロー ファウル4球と粘り、カウント2-2からの8球目、矢のようなセンター前ヒットで2者生還【5-3】。
中島の打席初球にイチロー3塁へ。中島死球で出塁し、青木の打席2球目で2塁へ。その結果青木敬遠。城島三振で3者残塁。
・・・この時の城島は、最後の守りのことしか頭になかっただろう。
10回裏:
ダルビッシュ先頭打者を四球で歩かせるも、後続を三振、センターフライ、三振で、ゲームセット。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「プチッ」と応援よろしくお願いいたします。