かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(55:ネパール再び編-第十四章)

2009-03-07 12:04:05 | 旅行
-ネパール9日目-
アンナプルナBC 6時頃起床 快晴
目覚めてテントの外を眺めると、晴れわたっています。
すごい、すごい!
360度の大パノラマです。
気持ちが高ぶり、テント場から少し離れたモレーンの上に三脚をセットして、バシバシ写真を撮りました。 


【朝日が射し始めた主峰 アンナプルナⅠ峰】


【その左に見えるのがアンナプルナ・サウス】

もう撮るところがないというほどシャッターを押しました。
すばらしい! なるほど内院です。 

興奮が少しおさまった頃、ゆっくり朝食をいただきました。
今日は、おかゆとゆで卵のみというややわびしいものでした。
そこで、相棒がザックからインスタント味噌汁を出します。

朝食の後、ガイドのランバートルさんと今日以降の予定について話し合います。
彼の話によると、自分たちはあまり防寒着を持っていないので、「できれば寒いベースキャンプを早く離れたい」というのです。
予定では、ここアンナプルナBCで2泊する予定なのだが・・・。 
前日見ることができなかった、夕陽に映えるヒマラヤの山々を期待していたのだけれど・・・。
結局、BCは今日離れて、最後に予定より1日早くポカラに着くので、ポカラでキャンプする、ということでやむなく合意です。 

「それならば」と、徐々に太陽が昇ってきて、くっきりと見える山々を再度写真に収めます。
周りの山々をぐるっと一回り連続で写します。

【BC周辺地図: 矢印の方向が次の1枚目、その後反時計回りに】


【右のでこぼこした山の左端がアンナプルナⅢ峰(7,555m)】




【アンナプルナⅠ峰(8,091m)】


【アンナプルナ・サウス(7,219m)】






【マチャプチャレ(6,993m)】


【太陽の真下、尖った山がガンダルバ・チュリ(6,248m)】
・・・これで一回り終了

空の青さの濃さが全然違います。非常に深みのある黒っぽい青です。
空気が薄いからでしょうか。
こうしてあっと言う間に時間が過ぎ、
9時にベースキャンプを後にすることになりました。


【別れを惜しみ、アンナプルナⅠ峰をバックに、サポートしてくださった皆さんと一緒に記念撮影】


【アンナプルナⅠ峰ズームアップ】

とてもとても、後ろ髪を引かれる思いでしたが、いつかは去らねばならんです。
・・・ ≪つづく≫


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