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かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

「家紋」その3:橘

2012-11-03 14:19:17 | その他
当地区の家紋を調べてみたところ、「抱き茗荷」が圧倒的に多く、次に多いのが「橘」であった。
全体の2割近くが「橘」の家紋である。



えらそうに言っているけれど、この家紋を見た時は植物だろうということはわかったが、それ以上わからず、「日本十大家紋」でネット検索してみてやっと「橘」だとわかったというしだい。



デザイン的にはほとんど差がないが、ひとつだけ周囲に丸のないものがあった。


上記以外はいずれも「丸に橘」である。







とはいえ、細部で微妙に異なっているものが多く、
一部はなんだか微笑ましく見えるものもある。


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「家紋」その2:茗荷

2012-10-28 16:06:18 | その他
これが我が家の家紋。


なんだか、鳥が羽を広げているように見えるが・・・、
でも頭はどれだろう・・?
というレベルの知識しかなかった。

どうやら、「抱き茗荷」という家紋らしい。
言われてみれば 聞いたことがあるような気がする。
もうひとつの墓石の文様はこれ。


なるほど 茗荷に見えてくる。
でも、最初のデザインとは幾分異なっている。
石工さんのセンスのちがいであろうか?

当地区では“抱き茗荷”の家紋が最も多い。
調べたところ、全体の4割以上に及ぶ。
全国的にも多く、日本十大紋のひとつだそうだ。

ミョウガは邪気を払う草花として有名だとか。
そして、神仏の加護を受けられ、縁起がいいという。
色々バリエーションがあるようだが、当地区のものはすべて円(丸)で囲まれている。
とはいえ、我が家の文様が少し違っていたように、細部では微妙な違いがある。









家紋は、登録されているものではなく、代々受け継がれていくもので、法律による規制はないので、変更しても法的には問題ないようだ。


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「家紋」その1:ことのはじめに

2012-10-27 14:55:00 | その他
先日ある方から、「我が家の家紋は○○だが、この地区で他に同じ家紋があるかいな? 調べてないかね?」と問われた。
確かに、共同墓地の調査をしていた際、時々「あっ これがこの家の家紋なんだ・・」
と思ったことはあったのだが、家紋の名前なんて全く知らないし、ほとんどチェックしなかった。
恥ずかしながら、我が家の家紋さえも知らない。
墓参りに行った際、なんだか鳥のようで鳥でない・・・というレベルの無知さであった。
かつては各家に、紋付羽織があっただろうに、
和服と言えば、私は子供の頃に浴衣を着て以来もう何十年も着ていない。

家紋は、苗字が発生した平安中期頃にできたそうだ。
当地区にあっては、平安から(この時代当地区に人が住んでいたかどうか不明だが)江戸時代において苗字を持っていた人は、ゼロあるいはごくごく少数だったことだろう。
そんな一般ピープルが家紋を持ち出したのはいつからだろうか? 
苗字同様、明治以降であろうか?

苗字だって、庄屋さんや学のある人などに頼んで、結構適当に決めたケースも少なくないのではないか・・・
であるなら、家紋とてしかりではなかろうか。
武家の場合は、家系や家柄・地位などによってれっきとした家紋があっただろうけれど、一般ピープルは、そんな武家の家紋を真似して作ったのではなかろうか?

いつから当地区で家紋が作られ出したかはとりあえず置いといて、
改めて当地区の家紋を調べてみることにした。
菊の御紋や葵の御紋くらいしか知らない、何の知識もないゼロからのスタートである。

≪・・・小出しにしながら 次回へ続く・・・≫

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無題1

2012-10-20 16:43:23 | その他
最近、自分のブログを開こうとするも、画像表示されるまでに1分近くかかる。
他の方もそうだろうか?
原因がわからないので、改善のしようがない。
困ったなあ・・・ 

そんなこととは関係ないが、
手抜きで過去に撮った梶谷鼻の写真をアップ。



かつてはオベリスクのように突き立った岩に松の木が生えていた。
今は手前の通称“窓”の上に松だか杉だかが生えてきた。


【クリックで拡大】


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ニホンカワウソ 絶滅指定

2012-08-29 11:43:58 | その他
ニホンカワウソ、絶滅指定…環境省レッドリスト(読売新聞) - goo ニュース

環境省は28日、「絶滅危惧種」に指定されていたニホンカワウソを「絶滅種」に指定した。
30年以上生息が確認されていないということで今回の判断になったようだ。
私はニホンカワウソに特別関心を持っているわけではないのだけれど、
今回の発表に  「えっ!?」 と思った。
素人ながら、唐突・時期尚早な印象を受けたからだ。
「絶滅」と聞かされると、とても残念だ。

とはいえ環境省としては、レッドリストの改訂にあたり、熟慮しての判断だったのだろう。
生存していることを信じて、調査してきた方々がおられる。
その方々の中には、これからも調査を継続していく方が少なくないであろう。
「いる」というのは1匹でも確認されればよいが、「いない」ということを証明するのは難しい。いや、不可能に近いと思う。
今後、愛媛県で改めて生存が確認されることをひそかに願っている。

きわめて不謹慎ながら、終戦後29年目にして投降・帰国された小野田さんのことを思い出した。


我が家のすぐ近くには、今も屋根の上にニホンカワウソがいる。

余談だが、今回の発表で、ハマグリが新たに「絶滅危惧Ⅱ類」に指定された というのにも不勉強ながら驚いた。
これも乱獲、環境汚染が原因だろうか。


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34万分の1

2012-08-26 12:34:14 | その他
昨日、新聞を何気なく見ていると、「食洗機 発火の恐れ」という記事が目に留まった。
「リンナイは、家庭用の組み込み式食器洗い乾燥機の一部機種で発火する恐れがあるとして、計34万3376台を対象に無償で修理や点検を実施すると発表した。」
とある。
我が家にも食洗機がある。
見てみると、リンナイだ。
で、改めて新聞に記載された機種などを見てみると、
「04年12月から07年10月までに生産したRKW-V45A-SV・・・など」とある。
我が家は06年に設置したから可能性はあるな。
製品番号は・・・・


おっ! RKW-V45A

が、最後のSVはついていない。
奥さんに聞くと、これまで特に不具合はないという。
じゃあ該当しないのかな、と思ったものの、試しにリンナイのHPを覗いてみた。
すると、対象機種がすべて載っている。
そして、最初に「RKW-V45A」もある。
最後に我が家の製品の製造年月を確認したところ、06年2月。
ビンゴ! である。
34万余台の内の1台が我が家にある。

ということで、リンナイの相談窓口に電話することにした。
しかし、♪ツーン ツーン♪と通話中で繋がらない。
その後も何度も電話するのだが状況は同じ。
きっと、全国34万の人が電話をかけているのだろう。


で、本日も電話してみた。
するとやっと繋がった。
様々な確認のやり取りを済ませると、
1週間から10日以内に、改めて点検・修理にくる日の連絡が入るとのことであった。


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ミノウスバ繁殖

2012-04-19 16:18:03 | その他
今年もまた、あの虫たちのお祭り騒ぎが始まった。 
マサキ(当地区ではハモメギという)という木の新芽が青々と育つ頃、
その木に近づくと、バリ バリ と音がする。
虫がこの木の若葉をバクバクかじっている音だ。

ということで、昨年この虫はガの一種ミノウスバの幼虫だということがわかった。
この木の下を通る時、この幼虫が糸をのばしてぶら下がるので、昨年枝払いをしたのだが、
今年も少し伸びてきたので、少し切ろうと思い高枝切りばさみを枝に当てると、
振動で気配を感じたのか、そこいらじゅうからぶら下がる。
その光景はすごい。
気持ち悪い の一言であろう。

※気持ち悪いものに敏感な方は、以下の写真を見ない方がよいと思います。




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二宮金次郎

2012-02-14 12:01:58 | その他
町内に10箇所、二宮金次郎の像が残されているらしい。
廃校になったけれど、わが母校の校庭跡の隅にもある。



ところが、この像が備前焼でできているとは知らなかった。
小学生のころは身近にあって、毎日見ていたと思うのだが、子供の頃はそんなこと気にもしていなかった。
どこの小学校でも同じなんだろうなあ・・・という程度の意識だろうか。

確かに像の後ろに製作者が記されており、

「岡山縣和氣郡伊部窯元 本家興樂園 友敬作」とある。
(ネットでみると、「興樂園」は創業340年で現在も備前焼の製造・販売を行っている)
コンクリート製の台座には、この像を寄贈された地元の方の名前があり、
昭和14年10月と記されている。
何でも二宮金次郎の像としては、これが町内で最も古いものらしい。
戦時中ゆえ、金属で作ることができなくて備前焼となったのだろうか。

ところで余談ではあるのだが、寄贈されたとされるお名前の方はこの年の4月に戦死されているのだが・・・
これはどういうことだろうか? 
戦死される前にその意思を示されたということだろうか?
それとも、遺族の方の配慮によるものだろうか?
そうではなく、同名の別の方なのだろうか?

備前焼の金次郎少年の顔は凛々しく、優しさも感じられる。




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建国記念の日 に

2012-02-11 13:43:55 | その他
今日は建国記念の日。
制定されてからもう40年以上も経つ。
明治に廃止された“紀元節”の復活であった。
なぜ2月11日かというと、『日本書紀』にある神武天皇が即位したとされる日に由来している。
で、今年は『皇紀2672年』ともいう。
まあ、こんな話を信じる人はあまりいないと思うが・・・、
何しろ、初代天皇の神武は137才で亡くなったとされているわけだし・・・。

ところで、神武天皇の父上は誰であろうか?
このお方はほとんど有名でない。
ちなみに、神武天皇のこの父上は、神様とワニのハーフなのだ(古事記にはそう書いてある。もっとも、ハーフという表現はしていないが)。

そして、神武天皇の祖父は『海幸彦・山幸彦』の神話で有名な山幸彦である。
このお方は580歳もの長生きをしたとされている。
(まあ、信じろという方が無理だけど)

そして、山幸彦の父上が『天孫降臨』神話のニニギノミコトであり、かのアマテラスの孫になるわけです。

とまあ、年金改革にちっとも役に立たないことを思い出した今日であります。


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どうしゃのう

2012-01-29 14:57:06 | その他
先日地区のAさんが「これ プレゼントです」と、私になにやら包みを下さった。
怪訝に思ったが、
開けてみると、文庫本と単行本の2冊。


Aさんの話によると、
この著者の母上がAさんに送って下さったのだと。私の分も。
で、Aさんの言うには、小説の著者の母上は名取出身の方だそうで、
私が編集している『名取通信』をひょんなことで読む機会があって、名取を懐かしく思い出されたとのことである。
嬉しいハプニングである。
こんな時名取では、「どうしゃのう」と言うのでは・・。

この母上の旧姓を聞いて、すぐに思い出した。
一番下の妹さんは小学校の同級生だったなあ。と
(ということは、この著者は同級生の姪になるわけだ。)
ペンネームは著者の祖母の名にちなんだとか。
さっそくデビュー作だという「花競べ」(改題)を読み始めた。
設定がほのぼのしていて、読みやすい文章で情景描写も上手い。
そして、登場人物一人一人の人となりが生き生きと描かれている。 

元来私は一気に読むということができず、かつ読むスピードが遅い。
それが、2日で読み終えた。
私は普段からあまり小説の類を読まない。
これ以前に読んだ小説は『ダ・ヴィンチ・コード』である ということからしてそれがわかっていただけると思う。

もう一冊の「すかたん」は今年の1月10日発行とある。
ありがとうございます。 


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