サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

307日目「日本最古の樹齢二千年・神代桜(実相寺)」北杜市

2012年04月14日 | 姪っ子メグとお出かけ

姪っ子メグ もう、東京のほうは葉桜になってきたね。
キミオン叔父 ああ、大岡山の自宅の桜の木も、今年も見事な花を咲かせてくれたけど、今の季節は毎日、掃き掃除が大変なのよ。
今年もいろいろ行ったの?
特別の桜見物はしてないけどね。近くの東工大とか、目黒川沿いとかね。
小学校とか中学校とか、この季節になると結構散歩道にあって、楽しいの。でも、昔と違って、一般市民は気軽に入り込めないのよね。外から眺めるだけだけど。
でも子供たちにしたらいい思い出だろうね。逆に統合されたり、廃校になったりしたところは、寂しさが増すね。
東北の震災地区のほうは、これからが見ごろよね。今度の連休は、たくさんの観光客が被災地でお花見でもして、少しでも現地にお金を落としていって欲しいな。あたしも友達とちょっとした計画があるんだけどね。
仙台なんてさ、復興需要で、ホテルも飲み屋も景気いいらしいけどさ、まあやっぱり観光客が押し寄せて、地元の人たちもちょっとづづ馴染みの店に通う回数が増えるのがいいね。まあ、そんなこともいっておられない地域もたくさんあるんだけど。

今日は、北杜市も曇りがち。アルプスは見えないな。日照時間が日本一のところなのに。
北杜市からもう長野に近いところにあるのが、ここ実相寺の神代桜。日本三大桜とか最古の桜とか言われているけど、はじめて来たね。
言い伝えによると、ヤマトタケルノミコトが東夷制定で立ち寄った時に、祈願したとか。樹齢二千年らしいわよ。その後は日蓮宗のお寺になったから、「妙法桜」とも言われている。
今日はちょっと雨模様だから、なんとか車も止められたけど、晴れたら観光客がすごいらしいよ。エドヒガシという種類なのかな、根元の直径が13.5mもあるよ。高さは13m、東西に27m、南北に31mも枝が張っている。
見物客で根元が踏み固められて、かなり弱っていたらしいね。樹木医さんとかがチームを組んで、ここ数年いろんなトライアルをしたらしくて、樹勢も少し回復しているらしい。
大正八年には国の記念物にも指定されて、もちろん桜では第1号らしい。
ご高齢の方が、何組も車椅子で家族に連れられて見ておられたわよね。 やっぱ、元気をもらうんでしょうね。数珠でありがたやといってなんか唱えておられる方もいて。
それにしても、桜ってすごいよ。自宅の桜も十数年前に家を建てたとき、道路との間のちょっとした土面に育つかなあ、と思いながら小さな苗木を植えただけなのに。まったく栄養剤も入れてないのに、数年後には、もう立派な大木になったもの。
ここ実相寺は今日が満開みたい。でもこれから散ってしまって、でもその散った後の風情を日本人は好きなのね。歌も多く詠まれてきた。侘び、寂び文化よね。それはやっぱり、日本独自の文化であり、感性かもしれないな。
よし、じゃあまた中央道を走って、今日もクーポンがあるから温泉に行くか。上野原ICから秋山温泉に向かって走りましょう。
ラジャー! 

 

 

 

 


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